ブッククラブ入会受付中!

2021年 7月 5日

水声社のブッククラブ、《コメット・ブッククラブ》の入会を受け付けております。さまざまな特典もあります。
*2023年1月1日より有料化しました(無料会員の枠組みもございます)。
詳細は、こちらのページをごらん下さい。

ブッククラブの機関紙「コメット通信」のバックナンバーを公開中です。



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弊社刊行物について、「絶版」などの誤った情報が見受けられることがあります。在庫状況につきましては、弊社営業部までお気軽にお問い合わせください。

 

10月の新刊:墓の此方からの回想――芳水昭和年代記

2024年 10月 7日

墓の此方からの回想_書影墓の此方からの回想
芳水昭和年代記
沖田吉穗(著)

判型:四六判上製
頁数:205頁
定価:2500円+税
ISBN:978-4-8010-0823-6 C0093
装幀:齋藤久美子
10月下旬発売!

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百年の解読
四国のハイデルベルクからシャトーブリアンの「死活」を考える、フランス文学者の仮構のふるさと探求。
戦後のオートバイ屋は、飛行機乗りの成れの果て? ラバウル小唄からトンコ節へ、大衆歌謡とエンジン音が響く、昭和百年の家族史、産業叙事詩!
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10月の新刊:超越への回路——戦間期日本における科学と文芸

2024年 10月 7日

超越への回路_書影超越への回路
戦間期日本における科学と文芸
加藤夢三(著)

判型:四六判上製
頁数:313頁
定価:3200円+税
ISBN:978-4-8010-0828-1 C0095
装幀:宗利淳一
10月中旬発売!

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科学の君臨、文学の葛藤
戦間期の時代思潮が熱狂した科学/技術は、いかなるロジックを文学に与えたのか。相対性理論がこだまする新感覚派の世界認識、衛生理念に拘泥した中河與一、科学と論理の錯綜に突き当たる探偵小説、発明の政治学と結託する海野十三、科学ジャーナリズムに警鐘を鳴らす戸坂潤、そして「日本科学」と横光利一――知識人たちが科学/技術と切り結んだ言説編成を解きほぐし、合理的な思索が非合理な観念へと転化する理路を導出する。

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10月の新刊:調査的感性術——真実の政治における紛争とコモンズ

2024年 10月 3日

調査的感性術_書影調査的感性術
真実の政治における紛争とコモンズ
マシュー・フラー+エヤル・ヴァイツマン(著)
中井悠(訳)

判型:四六判上製
頁数:281頁
定価:3000円+税
ISBN:978-4-8010-0765-9 C0036
装幀:宗利淳一
10月上旬発売!

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《エステティクス》の拡張へ
壁に残る爆弾の破片、葉叢に残る戦車の跡、iPhoneで撮影された無数の動画、衛星写真……あらゆる存在物の《感性術》を経由しながら、事件の真実と暴力を隠蔽する政治を調査せよ! Read the rest of this entry »

 

イベントのお知らせ:スペイン語創作活動の最先端から見る多言語世界――英語ヘゲモニーとの共存共栄に向けて

2024年 10月 1日

来る10月21日、22日、24日、国際シンポジウム「スペイン語創作活動の最先端から見る多言語世界――英語ヘゲモニーとの共存共栄に向けて」が開催されます。
このたび、現代ラテンアメリカ文学を代表する三名の作家、フアン・ビジョーロ(『証人』山辺弦訳、2023年)、オラシオ・カステジャーノス・モヤ(『吐き気』浜田和範訳、2020年)、カルロス・フランス(『僕の目で君自身を見ることができたなら』富田広樹訳、2024年、いずれも水声社)が来日し、下記のイベントに登壇されます。同イベントには、寺尾隆吉先生をはじめ、『吐き気』訳者の浜田和範先生、『僕の目で君自身を見ることができたなら』訳者の富田広樹先生も登壇されます。
ぜひ、この機会にご参加ください。

日時:2024年10月21日(月)18:00~20:30
内容:講演会「現代スペイン語文学の最先端から――3作家の体験」
会場:早稲田大学 国際会議場井深大記念ホール(新宿区西早稲田1-20-14)

参加方法:会場参加(入場無料・予約等不要)
登壇者:フアン・ビジョーロ、オラシオ・カステジャーノス・モヤ、カルロス・フランス
司会:グレゴリー・サンブラーノ(東京大学)
通訳:ダニエル・オロスコ
問い合わせ先:早稲田大学社会科学総合学術院 寺尾隆吉研究室

日時:2024年10月22日(火)18:00~20:30
内容:円卓会議「スペイン語から世界文学へ――翻訳の役割と重要性」
会場:早稲田大学 国際会議場井深大記念ホール(新宿区西早稲田1-20-14)

参加方法:会場参加(入場無料・予約等不要)
登壇者:フアン・ビジョーロ、オラシオ・カステジャーノス・モヤ、カルロス・フランス、寺尾隆吉(早稲田大学)、浜田和範(慶應義塾大学)、富田広樹(北九州市立大学)
通訳:ダニエル・オロスコ
問い合わせ先:早稲田大学社会科学総合学術院 寺尾隆吉研究室

イベント_ラテンアメリカ_チラシ画像

参加方法など、詳細については早稲田大学社会科学部のサイトをご覧ください。(←クリック)

***********

日時:2024年10月24日(木)18:00~20:00
内容:特別記念イベント「ホセ・ドノソを讃えて――『ラテンアメリカ文学のブーム』と文学に憑かれた作家の素顔」
会場:インスティトゥト・セルバンテス東京 オーディトリアム(千代田区六番町2-9)

参加方法:会場参加(要予約・入場無料)
登壇者:フアン・ビジョーロ、オラシオ・カステジャーノス・モヤ、カルロス・フランス
司会:寺尾隆吉(早稲田大学)
通訳:ダニエル・オロスコ
参加方法など、詳細についてはインスティトゥト・セルバンテス東京のサイトをご覧ください。(←クリック)

【講演者について】
フアン・ビジョーロ(Juan Villoro)
1956年、高名な哲学者ルイス・ビジョーロの子としてメキシコシティに生まれる。旧東ドイツのメキシコ大使館勤務、ラジオ番組の製作やジャーナリストを経て、本作『証人』(2004年)によってエラルデ賞を受賞。歴史・社会の諸問題やポップカルチャーにまで精通する博識さで、小説や戯曲だけでなく、時事評論や文化論、児童文学まで手がけるメキシコの代表的作家。その他の代表作には、『アルゴン照射』(1991年)、『岩礁』(2012年)などがある。
オラシオ・カステジャーノス・モヤ/(Horacio Castellanos Moya)
1957年、ホンジュラスのテグシガルパに生まれる。父はエルサルバドル人、母はホンジュラス人。1979年、内戦前夜のエルサルバドルを離れトロントに亡命。以後中米諸国を転々とするも最終的にメキシコに落ち着き、ジャーナリストとして働きながら最初の長篇『ディアスポラ』(1988年)を発表。1991年、内戦終結直前のエルサルバドルに帰還し、やはりジャーナリズムと創作に従事するが、『吐き気――サンサルバドルのトーマス・ベルンハルト』(1997年)により死の脅迫を受け亡命を余儀なくされる。ラテンアメリカやヨーロッパ諸国を転々としたのちフランクフルト、ピッツバーグ、東京での滞在を経て、現在、アイオワ大学教授。本書の他の代表作として、『蛇とのダンス』(1996年)、『無分別』(2004年)、『崩壊』(2006年)、『荒ぶる記憶』(2008年)、『モロンガ』(2018年)などがある。
カルロス・フランス(Carlos Franz)
1959年、外交官であった父の赴任地ジュネーヴで生まれる。チリ大学にて法学を修めたのち弁護士資格を得るが、創作に打ち込むために作家業に専念する。処女作『サンティアゴ・セロ』(1988年、CICLA ラテンアメリカ賞)以降、発表する作品はいずれも高い評価を得ている。複数の大学で教壇に立ついっぽうで、2006年から5年間にわたって在スペイン・チリ大使館の文化担当官を務めた。代表作である本作は、第2回マリオ・バルガス・ジョサ文学賞を受賞した。ほかの作品には、『かつて楽園のあった場所』(1996年)、『砂漠』(2005年)、『吸血鬼の昼食』(2007年)などがある。
寺尾隆吉(てらおりゅうきち)
1971年、愛知県に生まれる。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。現在、早稲田大学社会科学総合学術院教授。専攻、現代ラテンアメリカ文学。主な著書には、『魔術的リアリズム』(水声社、2012年)、『ラテンアメリカ文学入門』(中公新書、2016年)、主な訳書には、バルガス・ジョサ『水を得た魚――マリオ・バルガス・ジョサ自伝』(水声社、2016年)、パドゥーラ『犬を愛した男』(水声社、2019年)、デル・パソ『帝国の動向』(水声社、2021年)、バルガス・ジョサ『街と犬たち』(光文社古典新訳文庫、2022年)、バルガス・ジョサ『ガルシア・マルケス論――神殺しの物語』(水声社、2022年)などがある。
浜田和範(はまだかずのり)
1980年、東京都に生まれる。東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程単位取得満期退学。現在、慶應義塾大学専任講師。専攻は現代ラテンアメリカ文学。主な著書には、『抵抗と亡命のスペイン語作家たち』(共著、洛北出版、2013年)、主な訳書には、フェリスベルト・エルナンデス『案内係』(水声社、2019年)、オラシオ・カステジャーノス・モヤ『吐き気』(水声社、2020年)がある。
富田広樹(とみたひろき)
1978年、北海道生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。現在、北九州市立大学文学部教授。専攻、18世紀スペイン文学。おもな著書に、『エフィメラル――スペイン新古典悲劇の研究』(論創社、2020年)、おもな訳書に、ミゲル・デ・ウナムーノ『アベル・サンチェス』(幻戯書房、2019年)、エレナ・ポニアトウスカ『レオノーラ』(水声社、2020年)、『スペイン新古典悲劇選』(論創社、2022年)などがある。

【関連書】
証人/フアン・ビジョーロ/4000円+税
吐き気/オラシオ・カステジャーノス・モヤ/2200円+税
僕の目で君自身を見ることができたなら/カルロス・フランス/4500円+税

 

10月の新刊:高橋秀 パブリックアート

2024年 9月 30日

高橋秀パブリックアート_書影高橋秀 パブリックアート
高橋秀(著)
谷藤史彦+岡村勇佑(編)

判型:A4判変型上製
頁数:104頁
定価:3000円+税
ISBN:978-4-8010-0822-9 C0070
装幀:高橋秀+齋藤久美子
10月上旬発売!

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《モニュメントが一番われわれ制作者にとって有利なことは、常に生活者の行き交う場所に置けるということ》――高橋秀
イタリアで1963年から41年間にわたり、美術家として活躍した高橋秀(1930~)がイタリアをはじめ東京、広島、倉敷、熊本、横浜など各地に設置したモニュメント35点を紹介する作品集。

倉敷市立美術館で「高橋 秀  創造・はるか彼方へ」展(2024/9/28~12/8)が開催中!

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イベントのお知らせ:野村喜和夫『観音移動』×中村邦生『変声譚』関連トークイベント

2024年 9月 19日

9月26日、「読書人隣り」(神保町)にてイベント野村喜和夫×中村邦生「〈遊歩〉の想像的足取り――『観音移動』×『変声譚』をたずさえて」が開催されます。
水声社から刊行した二冊の本をたずさえて、野村喜和夫氏と中村邦生氏が、本から本へ、町から町へ、声から声へ…… 〈遊歩〉の想像的足取りで、此岸のみならず彼岸へも、皆様をお連れする(かもしれません)。秋の夜の、二人のトークをお楽しみください。(読書人webページより)

観音移動_書影変声譚_書影

日時:2024年9月26日(木)18時30分~(開場 18時00分)
会場:読書人隣り(千代田区神田神保町1-3-5 冨山房ビル6階)
参加方法:会場参加/ライブ配信(Youtube)


ぜひ、この機会にご参加ください。

参加方法やチケットの購入など、詳細については、以下の読書人のページをご覧ください。
https://dokushojin.net/event/694/

 

10月の新刊:漆黒・桎梏

2024年 9月 19日

漆黒_書影漆黒・桎梏
加藤有希子(著)

判型:四六判上製
頁数:120頁
定価:2000円+税
ISBN:978-4-8010-0821-2 C0093
装幀:滝澤和子
10月上旬発売!

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漆黒から始まる旅路
性愛とは一体何で、なぜかくも残酷なのか? 美しい大樹に魅入られた家族の呪われた生/性を描く表題作のほか、幸福とは、倫理とは、生とは何かを鮮烈に問う二作品を収録。 Read the rest of this entry »

 

10月の新刊:われわれが見るもの、われわれを見つめるもの《言語の政治》

2024年 9月 19日

われわれが見るもの_書影われわれが見るもの、われわれを見つめるもの
《言語の政治》
ジョルジュ・ディディ゠ユベルマン(著)
松浦寿夫・桑田光平・鈴木亘・陶山大一郎(訳)

判型:A5判上製
頁数:342頁
定価:4500円+税
ISBN:978-4-8010-0719-2 C0070
装幀:中山銀士(協力=金子暁仁)
10月上旬発売!

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見ること、見つめること、関わること……
主体を分裂させる〈見つめること〉の経験を私たちはいかに受け止めることができるのか。
古代の墳墓からフラ・アンジェリコの絵画、ミニマル・アートまでを自在に往還する、アナクロニスムの試み。

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10月の新刊:シュタイナー医学講義――アントロポゾフィー的治療

2024年 9月 19日

シュタイナー医学講義_書影シュタイナー医学講義
アントロポゾフィー的治療
ルドルフ・シュタイナー(著)
小林國力・福元晃・中谷三恵子(訳)

判型:四六判上製
頁数:243頁
定価:2800円+税
ISBN:978-4-8010-0819-9 C0047
装幀:齋藤久美子
10月上旬発売!

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1921年にシュタイナーが医師や医学生を対象におこなった連続講義。
現代医学の枠組みを補完し、人間存在を自我、アストラル体、エーテル体、物質体からなる全体的存在としてとらえなおすことで、より包括的な治療のための視点を示す。
実際の症状を取り上げて人間有機体と宇宙全体との関係性から病気と健康を論じ、そこから治療に至る新たな認識を示すアントロポゾフィー医学を学ぶ上での最重要基礎文献。

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イベントのお知らせ:生熊源一『ロシア宇宙芸術』関連トークイベント

2024年 9月 10日

ロシア宇宙芸術

来週9月20日の夜、「ゲンロン」にてイベント「乗松亨平 × 本田晃子 × 生熊源一 ロシア宇宙主義とはなにか──建築、美術、思想」が開催されます。
今年は、ボリス・グロイス編『ロシア宇宙主義』が河出書房新社から刊行され、さらに、小社からは生熊源一『ロシア宇宙芸術——宇宙イメージからみるロシア美術史』を刊行しました。
本イベントでは、『ロシア宇宙芸術』の著者生熊先生、『ロシア宇宙主義』の監訳者乗松亨平先生、『天体建築論』(東京大学出版会)と『革命と住宅』(ゲンロン)の著者本田晃子先生が、ロシア宇宙主義を様々な角度から語ります。

会場では小社の本をはじめ関連書の販売も予定されています。
ぜひ、この機会にご参加ください。

日時:2024年9月20日(金)19時00分~(開場 18時00分)
会場:ゲンロンカフェ(東京都品川区西五反田1-11-9 司ビル6F)
参加方法:会場参加/ライブ配信(シラス・ニコニコチャンネル)
主催:ゲンロン

参加方法やチケットの購入など、詳細については、以下のゲンロンのページをご覧ください。
https://genron-cafe.jp/event/20240920/

 

9月の新刊:鳥と子ども

2024年 9月 10日

鳥と子ども_書影鳥と子ども
スタシス・エイドリゲーヴィチュス(絵・写真)
中川素子(企画・文)

判型:B5変判変上製
頁数:オールカラー32頁
定価:1800円+税
ISBN:978-4-8010-0820-5 C8795
装幀:島田寛昭
9月下旬発売!

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リトアニアの美術家の作品や日本の子どもたちの写真によせて、 かけがえのない地球に生きる素晴らしさ、 そしてこの環境をよりよく育んでいきたいという気持ちを、 鳥に重ねて綴った絵本。

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9月の新刊:A・バディウ——出来事、空–集合、真理の成起

2024年 9月 9日

Aバディウ書影銀 A・バディウ
出来事、空–集合、真理の成起
中田光雄(著)

判型:A5判上製
頁数:441頁
定価:6000円+税
ISBN:978-4-8010-0813-7 C0010
装幀:宗利淳一
9月中旬発売!

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哲学の終焉か、存在・真理・主体は新たに産出しうるか。
旧哲学が拠って立つ同一律でも、多くの現代(脱‐)哲学が採る差異律でもなく、不可識別的「純粋‐多」から出発するバディウが、メタ存在論・数理‐集合論を超えて遭遇する〈événement〉(出来事・生起)を「公理論的(‐実存的)‐思惟・判断・決定」(décision axiomatique)としての主体の能作をもって〈générique〉(準‐普遍的・成起)へと前‐未来的(futur antérieur)に投企・自成させていく、不断の真理創造の試み。

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イベントのお知らせ:トマス・パヴェル『小説列伝』刊行記念トークイベント

2024年 8月 21日

トマス・パヴェル『小説列伝』(8月小社刊)の刊行を記念し、訳者の千野帽子先生によるトークイベントが開催されます。古代ギリシアから20世紀まで、欧米の小説のすべてを一冊で読み解く本書の魅力とその読み方について、お話しいただきます。

小説列伝


日時:2024年9月7日(土)19時00分~(開場 18時30分)
会場:大垣書店高野店(京都市左京区高野東開町20番地)
参加方法:会場参加/ライブ配信
チケット:会場1500円/オンライン1000円(税込)
配信方法:Zoomウェビナー
主催:大垣書店高野店

以下の大垣書店のページより、参加フォームからお申し込みください。
https://www.books-ogaki.co.jp/post/55663

 

書評:川野恵子『身体の言語——十八世紀フランスのバレエ・ダクシオン』

2024年 8月 8日

日本ヴァレリー研究会ブログ Le vent se lève にて寺尾佳子氏よる川野恵子『身体の言語——十八世紀フランスのバレエ・ダクシオン』(2024年、小社刊行)の書評が掲載されました。


 

7月の新刊:小説列伝

2024年 7月 16日

小説列伝小説列伝
トマス・パヴェル(著)
千野帽子(訳)

判型:四六判並製
頁数:632頁
定価:4500円+税
ISBN:978-4-8010-0814-4 C0098
装幀:宗利淳一
7月下旬発売!

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小説全史!
古代ギリシアから20世紀に至る西欧小説史を、理想/規範と個人の対立という不変のテーマをめぐる物語創作の無数の試行錯誤として捉え直し、50篇を超える代表的〈小説〉を新しい視点で読み解く。

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7月の新刊:ネルヴァル伝

2024年 7月 16日

ネルヴァル伝ネルヴァル伝
クロード・ピショワ+ミシェル・ブリックス(著)
田口亜紀+辻川慶子+畑浩一郎(訳)

判型:A5判上製
頁数:528頁+別丁16頁
定価:8000円+税
ISBN:978-4-8010-0727-7 C0098
装幀:宗利淳一
7月下旬発売!

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《幻想詩人》の人生を再構築する
《未知なる可能性の煌めきを放つ魅惑の作家ネルヴァル。マラルメもブルトンもプルーストも彼の愛読者だった。謎に満ちた生涯を解き明かす評伝の刊行に興奮を禁じ得ない。》――野崎歓

ジャーナリズムが勃興した 19世紀フランスにおいて、旅行記、劇評、戯曲、評伝、風刺文など、多方面で活躍したロマン主義の詩人ネルヴァル。ときに《シュルレアリスムの先駆者》、《神秘的》とされがちなこの《幻想文学》の巨人は一方で、文芸をとりまく時代のメディアに深く関わっていた。
作家の出生から自死にいたるまで、新発見の資料を渉猟し、その謎多き人生に迫る。

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イベントのお知らせ:福島知己×小澤京子×逆卷しとね フーリエを笑いものにするとき、われわれは何を犠牲にしているのか?

2024年 7月 3日

福島知己×小澤京子×逆卷しとね フーリエを笑いものにするとき、われわれは何を犠牲にしているのか?――『シャルル・フーリエの新世界』(水声社、2024年)刊行記念

『シャルル・フーリエの新世界』(小社7月刊)の刊行を記念して、本書の編者の福島知己先生と執筆者の小澤京子先生の対談が行われます。ふるってご参加ください。

シャルル・フーリエの新世界_書影


日時:2024年7月15日(月・祝)15時00分~17時00分
会場:本のあるところajiro(福岡市天神3-6-8-1B)
参加方法:会場参加/ライブ配信
チケット:会場1650円(学割1100円) オンライン1100円 (税込)
配信方法:YouTube(1か月アーカイブ付)
主催:本のあるところajiro

詳細・お申し込み・お問い合わせは、本のあるところajiroまで。
ajirobooks@gmail.com(担当:田中)

 

7月の新刊:トルストイ『三つの死』でまなぶロシア語

2024年 7月 1日

トルストイ三つの死トルストイ『三つの死』でまなぶロシア語
桑野隆(著)

判型:A5判並製
頁数:134頁
定価:2000円+税
ISBN:978-4-8010-0807-6 C0087
装幀:齋藤久美子
7月上旬発売!

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ロシア語初級既修者のステップアップにむけて
肺病の地主婦人、老いた御者、切り倒される樹木の異なる死の有り様を描くトルストイの短編小説『三つの死』を読みながら、ロシア語の初級コースを終えた読者の読解力を中級レベルへと向上させる入門書。
平明な訳文とともに、説明の省かれやすい基本的な語彙と用法をふくめて丁寧に解説した注釈を付し、辞書不要で読みこなせるように導く。
独習用に、また大学での中級以上の教科書・副教材として最適。

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7月の新刊:シャルル・フーリエの新世界

2024年 7月 1日

シャルル・フーリエの新世界_書影シャルル・フーリエの新世界
福島知己(編)

判型:A5判上製
頁数:420頁
定価:7000円+税
ISBN:978-4-8010-0817-5 C0010
装幀:宗利淳一
7月中旬発売!

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広大無辺なフーリエ世界への最良の手引き
奇抜な理論とユートピア的な実践でもって、一部の熱心な弟子たちをのぞいては同時代人に理解されず、後年、空想的社会主義者として学説史の端に置かれたシャルル・フーリエの思想は、20世紀後半になってその全容を現し始めた。壮大な歴史観のもとに、種々の造語,奇想天外なエピソードを交えて、理想の共同体の建設を唱える彼の著述は、労働、産業、経済、婚姻、家族、道徳をめぐって、現代社会を根底から覆すアイディアの宝庫であった。
フーリエの著作群に通底する思考の力学を浮き彫りにし、その秘められた可能性を浮上させる14の読解。

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7月の新刊:変声譚《水声文庫》

2024年 7月 1日

変声譚_書影変声譚
《水声文庫》
中村邦生(著)

判型:四六判上製
頁数:284頁
定価:2800円+税
ISBN:978-4-8010-0816-8 C0093
装幀:宗利淳一
7月下旬発売!

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月の光に酔うことはあるのだろうか
グレン・グールド、ペコちゃん、カマキリ、石ころ、付箋…… 誰が話しているのか? 声の変幻にみちた連作36編のつどい。

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