イベントのお知らせ:スペイン語創作活動の最先端から見る多言語世界――英語ヘゲモニーとの共存共栄に向けて

2024年 10月 1日

来る10月21日、22日、24日、国際シンポジウム「スペイン語創作活動の最先端から見る多言語世界――英語ヘゲモニーとの共存共栄に向けて」が開催されます。
このたび、現代ラテンアメリカ文学を代表する三名の作家、フアン・ビジョーロ(『証人』山辺弦訳、2023年)、オラシオ・カステジャーノス・モヤ(『吐き気』浜田和範訳、2020年)、カルロス・フランス(『僕の目で君自身を見ることができたなら』富田広樹訳、2024年、いずれも水声社)が来日し、下記のイベントに登壇されます。同イベントには、寺尾隆吉先生をはじめ、『吐き気』訳者の浜田和範先生、『僕の目で君自身を見ることができたなら』訳者の富田広樹先生も登壇されます。
ぜひ、この機会にご参加ください。

日時:2024年10月21日(月)18:00~20:30
内容:講演会「現代スペイン語文学の最先端から――3作家の体験」
会場:早稲田大学 国際会議場井深大記念ホール(新宿区西早稲田1-20-14)

参加方法:会場参加(入場無料・予約等不要)
登壇者:フアン・ビジョーロ、オラシオ・カステジャーノス・モヤ、カルロス・フランス
司会:グレゴリー・サンブラーノ(東京大学)
通訳:ダニエル・オロスコ
問い合わせ先:早稲田大学社会科学総合学術院 寺尾隆吉研究室

日時:2024年10月22日(火)18:00~20:30
内容:円卓会議「スペイン語から世界文学へ――翻訳の役割と重要性」
会場:早稲田大学 国際会議場井深大記念ホール(新宿区西早稲田1-20-14)

参加方法:会場参加(入場無料・予約等不要)
登壇者:フアン・ビジョーロ、オラシオ・カステジャーノス・モヤ、カルロス・フランス、寺尾隆吉(早稲田大学)、浜田和範(慶應義塾大学)、富田広樹(北九州市立大学)
通訳:ダニエル・オロスコ
問い合わせ先:早稲田大学社会科学総合学術院 寺尾隆吉研究室

イベント_ラテンアメリカ_チラシ画像

参加方法など、詳細については早稲田大学社会科学部のサイトをご覧ください。(←クリック)

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日時:2024年10月24日(木)18:00~20:00
内容:特別記念イベント「ホセ・ドノソを讃えて――『ラテンアメリカ文学のブーム』と文学に憑かれた作家の素顔」
会場:インスティトゥト・セルバンテス東京 オーディトリアム(千代田区六番町2-9)

参加方法:会場参加(要予約・入場無料)
登壇者:フアン・ビジョーロ、オラシオ・カステジャーノス・モヤ、カルロス・フランス
司会:寺尾隆吉(早稲田大学)
通訳:ダニエル・オロスコ
参加方法など、詳細についてはインスティトゥト・セルバンテス東京のサイトをご覧ください。(←クリック)

【講演者について】
フアン・ビジョーロ(Juan Villoro)
1956年、高名な哲学者ルイス・ビジョーロの子としてメキシコシティに生まれる。旧東ドイツのメキシコ大使館勤務、ラジオ番組の製作やジャーナリストを経て、本作『証人』(2004年)によってエラルデ賞を受賞。歴史・社会の諸問題やポップカルチャーにまで精通する博識さで、小説や戯曲だけでなく、時事評論や文化論、児童文学まで手がけるメキシコの代表的作家。その他の代表作には、『アルゴン照射』(1991年)、『岩礁』(2012年)などがある。
オラシオ・カステジャーノス・モヤ/(Horacio Castellanos Moya)
1957年、ホンジュラスのテグシガルパに生まれる。父はエルサルバドル人、母はホンジュラス人。1979年、内戦前夜のエルサルバドルを離れトロントに亡命。以後中米諸国を転々とするも最終的にメキシコに落ち着き、ジャーナリストとして働きながら最初の長篇『ディアスポラ』(1988年)を発表。1991年、内戦終結直前のエルサルバドルに帰還し、やはりジャーナリズムと創作に従事するが、『吐き気――サンサルバドルのトーマス・ベルンハルト』(1997年)により死の脅迫を受け亡命を余儀なくされる。ラテンアメリカやヨーロッパ諸国を転々としたのちフランクフルト、ピッツバーグ、東京での滞在を経て、現在、アイオワ大学教授。本書の他の代表作として、『蛇とのダンス』(1996年)、『無分別』(2004年)、『崩壊』(2006年)、『荒ぶる記憶』(2008年)、『モロンガ』(2018年)などがある。
カルロス・フランス(Carlos Franz)
1959年、外交官であった父の赴任地ジュネーヴで生まれる。チリ大学にて法学を修めたのち弁護士資格を得るが、創作に打ち込むために作家業に専念する。処女作『サンティアゴ・セロ』(1988年、CICLA ラテンアメリカ賞)以降、発表する作品はいずれも高い評価を得ている。複数の大学で教壇に立ついっぽうで、2006年から5年間にわたって在スペイン・チリ大使館の文化担当官を務めた。代表作である本作は、第2回マリオ・バルガス・ジョサ文学賞を受賞した。ほかの作品には、『かつて楽園のあった場所』(1996年)、『砂漠』(2005年)、『吸血鬼の昼食』(2007年)などがある。
寺尾隆吉(てらおりゅうきち)
1971年、愛知県に生まれる。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。現在、早稲田大学社会科学総合学術院教授。専攻、現代ラテンアメリカ文学。主な著書には、『魔術的リアリズム』(水声社、2012年)、『ラテンアメリカ文学入門』(中公新書、2016年)、主な訳書には、バルガス・ジョサ『水を得た魚――マリオ・バルガス・ジョサ自伝』(水声社、2016年)、パドゥーラ『犬を愛した男』(水声社、2019年)、デル・パソ『帝国の動向』(水声社、2021年)、バルガス・ジョサ『街と犬たち』(光文社古典新訳文庫、2022年)、バルガス・ジョサ『ガルシア・マルケス論――神殺しの物語』(水声社、2022年)などがある。
浜田和範(はまだかずのり)
1980年、東京都に生まれる。東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程単位取得満期退学。現在、慶應義塾大学専任講師。専攻は現代ラテンアメリカ文学。主な著書には、『抵抗と亡命のスペイン語作家たち』(共著、洛北出版、2013年)、主な訳書には、フェリスベルト・エルナンデス『案内係』(水声社、2019年)、オラシオ・カステジャーノス・モヤ『吐き気』(水声社、2020年)がある。
富田広樹(とみたひろき)
1978年、北海道生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。現在、北九州市立大学文学部教授。専攻、18世紀スペイン文学。おもな著書に、『エフィメラル――スペイン新古典悲劇の研究』(論創社、2020年)、おもな訳書に、ミゲル・デ・ウナムーノ『アベル・サンチェス』(幻戯書房、2019年)、エレナ・ポニアトウスカ『レオノーラ』(水声社、2020年)、『スペイン新古典悲劇選』(論創社、2022年)などがある。

【関連書】
証人/フアン・ビジョーロ/4000円+税
吐き気/オラシオ・カステジャーノス・モヤ/2200円+税
僕の目で君自身を見ることができたなら/カルロス・フランス/4500円+税

 

イベントのお知らせ:野村喜和夫『観音移動』×中村邦生『変声譚』関連トークイベント

2024年 9月 19日

9月26日、「読書人隣り」(神保町)にてイベント野村喜和夫×中村邦生「〈遊歩〉の想像的足取り――『観音移動』×『変声譚』をたずさえて」が開催されます。
水声社から刊行した二冊の本をたずさえて、野村喜和夫氏と中村邦生氏が、本から本へ、町から町へ、声から声へ…… 〈遊歩〉の想像的足取りで、此岸のみならず彼岸へも、皆様をお連れする(かもしれません)。秋の夜の、二人のトークをお楽しみください。(読書人webページより)

観音移動_書影変声譚_書影

日時:2024年9月26日(木)18時30分~(開場 18時00分)
会場:読書人隣り(千代田区神田神保町1-3-5 冨山房ビル6階)
参加方法:会場参加/ライブ配信(Youtube)


ぜひ、この機会にご参加ください。

参加方法やチケットの購入など、詳細については、以下の読書人のページをご覧ください。
https://dokushojin.net/event/694/

 

イベントのお知らせ:生熊源一『ロシア宇宙芸術』関連トークイベント

2024年 9月 10日

ロシア宇宙芸術

来週9月20日の夜、「ゲンロン」にてイベント「乗松亨平 × 本田晃子 × 生熊源一 ロシア宇宙主義とはなにか──建築、美術、思想」が開催されます。
今年は、ボリス・グロイス編『ロシア宇宙主義』が河出書房新社から刊行され、さらに、小社からは生熊源一『ロシア宇宙芸術——宇宙イメージからみるロシア美術史』を刊行しました。
本イベントでは、『ロシア宇宙芸術』の著者生熊先生、『ロシア宇宙主義』の監訳者乗松亨平先生、『天体建築論』(東京大学出版会)と『革命と住宅』(ゲンロン)の著者本田晃子先生が、ロシア宇宙主義を様々な角度から語ります。

会場では小社の本をはじめ関連書の販売も予定されています。
ぜひ、この機会にご参加ください。

日時:2024年9月20日(金)19時00分~(開場 18時00分)
会場:ゲンロンカフェ(東京都品川区西五反田1-11-9 司ビル6F)
参加方法:会場参加/ライブ配信(シラス・ニコニコチャンネル)
主催:ゲンロン

参加方法やチケットの購入など、詳細については、以下のゲンロンのページをご覧ください。
https://genron-cafe.jp/event/20240920/

 

イベントのお知らせ:トマス・パヴェル『小説列伝』刊行記念トークイベント

2024年 8月 21日

トマス・パヴェル『小説列伝』(8月小社刊)の刊行を記念し、訳者の千野帽子先生によるトークイベントが開催されます。古代ギリシアから20世紀まで、欧米の小説のすべてを一冊で読み解く本書の魅力とその読み方について、お話しいただきます。

小説列伝


日時:2024年9月7日(土)19時00分~(開場 18時30分)
会場:大垣書店高野店(京都市左京区高野東開町20番地)
参加方法:会場参加/ライブ配信
チケット:会場1500円/オンライン1000円(税込)
配信方法:Zoomウェビナー
主催:大垣書店高野店

以下の大垣書店のページより、参加フォームからお申し込みください。
https://www.books-ogaki.co.jp/post/55663

 

イベントのお知らせ:福島知己×小澤京子×逆卷しとね フーリエを笑いものにするとき、われわれは何を犠牲にしているのか?

2024年 7月 3日

福島知己×小澤京子×逆卷しとね フーリエを笑いものにするとき、われわれは何を犠牲にしているのか?――『シャルル・フーリエの新世界』(水声社、2024年)刊行記念

『シャルル・フーリエの新世界』(小社7月刊)の刊行を記念して、本書の編者の福島知己先生と執筆者の小澤京子先生の対談が行われます。ふるってご参加ください。

シャルル・フーリエの新世界_書影


日時:2024年7月15日(月・祝)15時00分~17時00分
会場:本のあるところajiro(福岡市天神3-6-8-1B)
参加方法:会場参加/ライブ配信
チケット:会場1650円(学割1100円) オンライン1100円 (税込)
配信方法:YouTube(1か月アーカイブ付)
主催:本のあるところajiro

詳細・お申し込み・お問い合わせは、本のあるところajiroまで。
ajirobooks@gmail.com(担当:田中)

 

イベントのお知らせ:野村喜和夫×星野智幸 世界の無意識に出会う詩と小説――野村喜和夫『観音移動』(水声社)刊行記念

2024年 4月 24日

野村喜和夫×星野智幸 世界の無意識に出会う詩と小説――野村喜和夫『観音移動』(水声社)刊行記念

『観音移動』(小社5月刊)の刊行を記念して、本書の著者の野村喜和夫先生と小説家の星野智幸先生の対談が行われます。ふるってご参加ください。

観音移動_書影
野村喜和夫×星野智幸 世界の無意識に出会う詩と小説――野村喜和夫『観音移動』(水声社)刊行記念

日時:2024年5月9日(木)19時00分~(18時20分開場)
会場:ジュンク堂書店池袋本店・9Fイベントスペース
参加費: 2,000円(税込)
主催:ジュンク堂書店

お申し込み・お問い合わせは、ジュンク堂書店池袋本店まで。
TEL 03-5956-6111


講師について
野村 喜和夫(のむら・きわお)
詩人。1951年、埼玉県生まれ。戦後生まれ世代を代表する詩人のひとりとして現代詩の先端を走りつづける。著訳書多数。詩集に『川萎え』『反復彷徨』『特性のない陽のもとに』(歴程新鋭賞)『風の配分』(高見順賞)『ニューインスピレーション』(現代詩花椿賞)『スペクタクル』『ヌードな日』(藤村記念歴程賞)『デジャヴュ街道』『薄明のサウダージ』(現代詩人賞)『花冠日乗』『美しい人生』(大岡信賞)、小説に『骨なしオデュッセイア』『まぜまぜ』、評論に『現代詩作マニュアル』『移動と律動と眩暈と』『萩原朔太郎』(鮎川信夫賞)『シュルレアリスムへの旅』、翻訳に『ルネ・シャール詩集 評伝を添えて』など。また、英訳選詩集『Spectacle & Pigsty』で2012 Best Translated Book Award in Poetry (USA)を受賞、『ヌードな日』英訳版が英国詩書協会推薦詩集に選ばれるなど、海外での評価も高い。

星野 智幸(ほしの・ともゆき)
小説家。1965年、アメリカ・ロサンゼルス生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、2年半の新聞社勤めを経て、2年間メキシコへ留学。1997年『最後の吐息』で文藝賞、2000年『目覚めよと人魚は歌う』で三島由紀夫賞、2003年『ファンタジスタ』で野間文芸新人賞、2011年『俺俺』で大江健三郎賞、2015年『夜は終わらない』で読売文学賞、2018年『焔』で谷崎潤一郎賞を受賞。他の作品に『在日ヲロシヤ人の悲劇』『虹とクロエの物語』『呪文』『だまされ屋さん』『植物忌』などがある。

 

中村真一郎の会 第19回総会開催のお知らせ

2024年 4月 17日

2024年4月20日(土)午後2時より、明治大学駿河台校舎研究棟4階、第2会議室において、中村真一郎の会第19回総会および記念講演会を開催いたします。

pm 2:00〜 総会
pm 2:30〜pm 4:45 記念講演会
◇藤原克己先生「中村真一郎氏の王朝文学論」
◇沓掛良彦先生「『古韻余響』を読む」

記念講演会は非会員の方の参加も受け付けております(参加料=1000円)。
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最新情報は、「中村真一郎の会」ホームページにて発信いたします。https://sites.google.com/suiseisha.net/nakamura/

 

イベント:神保町ブックセンター ラウンジトーク シリーズ Vol.1 『アートと人類学の共創——空き家・もの・こと・記憶』

2024年 2月 14日

『アートと人類学の共創——空き家・もの・こと・記憶』(2024年1月、小社刊行)出版記念イベントのお知らせです。

神保町ブックセンター ラウンジトーク シリーズ Vol.1 『アートと人類学の共創——空き家・もの・こと・記憶』

日時:2024年2月16日(金)19:00〜21:00
場所:神保町ブックセンター
料金:1,000円+600円(1ドリンク)

 * イベントの詳細はこちら

当日来場者にはオリジナルのしおり(エディションナンバー付き)を配布予定です。
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【登壇者】
服部志帆(はっとりしほ)
天理大学国際学部准教授。京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科一貫制博士課程修了。博士(地域研究)。専門は、生態人類学、アフリカ地域研究、民族植物学。主な著書に、『森と人の共存への挑戦――カメルーンの熱帯雨林保護と狩猟採集民の生活・文化の両立に関する研究』(松香堂書店、2012年)、『霊長類学者川村俊蔵のフィールドノート――1950年代屋久島の猟師と後継者たち』(編著、南方新社、2021年)などが、訳書に、『アフリカの森の女たち――文化・進化・発達の人類学』(共訳、春風社、2020年)がある。

小野環(おのたまき)
美術家。尾道市立大学美術学科教授、AIR Onomichi 代表、NPO法人尾道空き家再生プロジェクト副代表理事。東京芸術大学大学院美術研究科修士課程油画専攻修了。修士(美術)。主な展覧会に、「VOCA展」(上野の森美術館、2004)、「複数形の世界にはじまりに」(東京都美術館、2018)、「ONLY CONNECT OSAKA」(クリエイティブセンター大阪、2019)、「Re-edit 再編」(光明寺會舘、2021)などが、展覧会企画に「ニューランドスカップ シュシ・スライマン」展(尾道市立美術館、2023)などがある。小林和作賞(2016)、第24回岡本太郎現代芸術賞特別賞(2021)受賞。

横谷奈歩(よこやなほ)
美術家。東京芸術大学大学院美術研究科後期博士課程修了。博士(美術)。文化庁新進芸術家海外研修制度二年派遣研修員(2009-2011)。主なプロジェクトに、「高橋家にまつわる物語」、「星劇団再演プロジェクト」(2013〜現在/ AIR Onomichi)、「剥離と忘却と」(世界考古学会議との共催企画、ヴォイスギャラリー、2016)、「アートとサイエンスのあいだ」(ナポリ科学博物館、2012/ IRFAK OASIS,Burkina Faso、2014)、「芸術と考古学――春休みの遺跡」(杉沢遺跡・伊吹山文化資料館、2017/2019)などがある。

 

「アラン・バディウ」ブックフェア開催!

2023年 12月 15日

2023年12月15日から2024年1月14日まで、ジュンク堂書店池袋本店4階にて、『アラン・バディウ、自らの哲学を語る』刊行記念ブックフェアを開催いたします。

『アラン・バディウ、自らの哲学を語る』を中心に、バディウの著書から現代フランス哲学の関連書まで、バディウの思想に(再)入門するための必読書が50点近く紹介されます。

この機会にぜひ足をお運びください。

 

お知らせ:『戦後フランスの前衛たち——言葉とイメージの実験史』出版記念イベント

2023年 12月 4日

『戦後フランスの前衛たち——言葉とイメージの実験史』の出版を記念してのイベントのお知らせです。

書影_戦後フランスの前衛たち

日時:2023年12月16日(土)13時~18時
場所國學院大學渋谷キャンパス5号館5201教室
料金:参加自由/事前予約不要
主催:基盤研究(C)「第二次大戦後フランス文学における前衛の諸問題」17K02610(研究代表者:進藤久乃)

内容
第一部 第二次世界大戦後の前衛・日仏の前衛(13時10分~14時40分)
司会:谷昌親(早稲田大学教授)
進藤久乃(國學院大學)、⻑谷川晶子(京都産業大学)、ヴァンサン・マニゴ(早稲田大学)

第二部 前衛を相対化する視線(14時50分~16時20分)
司会:後藤渡(早稲田大学講師)
久保田⻫也(早稲田大学)、綾部麻美(慶應義塾大学)、菊池慶子(慶應義塾大学)

第三部 視覚詩と音声詩──前衛から実験へ(16時30分~18時00分)
司会:塚原史(早稲田大学名誉教授)
熊木淳(獨協大学)、森田俊吾(奈良女子大学)、門間広明(北海学園大学)

問い合わせ先:進藤久乃(メールはこちらへ

 

お知らせ:ジャック・ランシエール『文学の政治』オンライン合評会

2023年 11月 27日

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ジャック・ランシエール『文学の政治』オンライン合評会

日時:2023年12月23日(土)19-21時
発表者:森本淳生(京都大学、本書翻訳者)、熊谷謙介(神奈川大学)、鈴木 亘(東京大学)
コメント:市田良彦(神戸大学)
司会:佐藤嘉幸(筑波大学)
企画:フーコー研究フォーラム

「文学の政治」とは、作家が行う政治活動や、その作品の政治的側面をいうのではない。《文学は文学として政治を行う》のである――エクリチュールの民主主義が成立する近代以降、《文学》によってラディカルな次元で可能となる既存の「分割=分配 」への異議申し立てを提示する、メタ・ポリティークの詩学。
《政治的活動によって感性的なものの分割=分配 はかたちを変える。公共の舞台に新たな対象と主体が導入され、見えなかったものが見えるようになり、騒々しい動物が話す存在として耳を傾けられるようになる。「文学の政治」が含意するのは、文学は文学として、こうした空間と時間、見えるものと見えないもの、言葉と雑音の切り分けに介入する、ということである。》(本書より) 

登録は下記よりお願いします
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZ0tceysrT0sGNzu8wBgNUvc1yiZ_4tPWS2R

 

イベントのお知らせ:千葉文夫✕根本美作子 ピエール・ミションの凄さ――他者を描く/自分を書く ピエール・ミション『小さき人びと――折々の肖像』(水声社)刊行記念

2023年 11月 6日

小さき人びと――折々の肖像』(小社9月刊)の刊行を記念して、本書訳者の千葉文夫先生とプルースト研究者である根本美作子先生の対談が行われます。ふるってご参加ください。

書影_小さき人びと


千葉文夫✕根本美作子
ピエール・ミションの凄さ――他者を描く/自分を書く
ピエール・ミション『小さき人びと――折々の肖像』(水声社)刊行記念


日時:2023年11月30日(木)19時30分~(19時開場)
会場:本屋B&B・リアルタイム配信(見逃し視聴あり)
参加費:【来店参加(数量限定・1ドリンク付き)】2,750円(税込)/【配信参加】1,650円(税込)
主催:本屋B&B

詳しくは、本屋B&Bのウェブサイトまで。

 

イベント:クリストフ・ビダン来日講演のお知らせ

2023年 9月 20日

この度、モーリス・ブランショの評伝『モーリス・ブランショ 不可視のパートナー』(1998年、小社刊 2014年)の著者であり、ブランショを始めとした現代文学・現代演劇の専門家であるクリストフ・ビダン氏(ピカルディー大学)が来日され、下記の日程で講演会等が行われます。ふるってご参加ください。

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日時:2023年10月10日(火)18:00-20:00
場所:東京大学駒場キャンパス18号館4階コラボレーションルーム1
アクセス:https://www.c.u-tokyo.ac.jp/info/about/visitors/maps-directions/index.html
内容:ドキュメンタリー・フィルム『作家の世紀 モーリス・ブランショ』(フーゴ・サンティアゴ、クリストフ・ビダン)鑑賞会+対話
司会:郷原佳以(東京大学)
言語:フランス語、質疑は英語可
問い合わせ:郷原佳以(gohara@boz.c.u-tokyo.ac.jp)

日時:2023年10月13日(金)18:00-20:00
場所:東京大学駒場キャンパス18号館4階コラボレーションルーム1
アクセス:https://www.c.u-tokyo.ac.jp/info/about/visitors/maps-directions/index.html
講演:「ブランショ、ジロドゥ、サルトル:感性の問題 1」
司会:郷原佳以(東京大学)
言語:フランス語(講演原稿の日本語訳配布)、質疑は英語・日本語可
問い合わせ:郷原佳以(gohara@boz.c.u-tokyo.ac.jp)

日時:2023年10月15日(日)15:30~16:10(予定)
シンポジウム「レトリックとテロル:ジロドゥ/サルトル/ブランショ」(10/14-10/15)において
参加登録:https://www.mfjtokyo.or.jp/events/co-sponsored/20231014.html(お申込みフォーム)
場所:日仏会館1階ホール
アクセス:https://www.mfjtokyo.or.jp/access-map.html
講演:「ブランショ、ジロドゥ、サルトル:感性の問題 2」
言語:フランス語(講演原稿の日本語訳配布)、質疑は日本語可
問い合わせ:ヴァンサン・ブランクール(慶應義塾大学)(vbrancourt@hotmail.com) 郷原佳以(東京大学)(gohara@boz.c.u-tokyo.ac.jp)

講演者について
クリストフ・ビダン
ピカルディー大学教授・副学長。現代フランス文学・演劇。著書に、『モーリス・ブランショ 不可視のパートナー』(シャン・ヴァロン社、1998年、上田和彦他訳、水声社、2014年)、『ベルナール=マリー・コルテス 系譜』(ファラーゴ社、2000年、ピュブリ・ネット社、2014年)、『承認 アンテルム、ブランショ、ドゥルーズ』(カルマン=レヴィ社、2003年)、『ロラン・バルトの演劇的身振り』(エルマン社、2012年)、『コルテス、世界の意味』(ソリテール・アンタンペスティフ社、2014年)、『物語に流れ込む人生(ブランショの名の方へ)』(フュロール社、2022年)ほか。編著(校訂)に、モーリス・ブランショ『「ジュルナル・デ・デバ」文学時評』(ガリマール社、2007年、郷原佳以他訳、水声社、2021年)、ブランショ『批評の条件』(ガリマール社、2010年)など。

 

イベントのお知らせ:石川清子×青柳悦子×鵜戸聡「翻訳者たちが語るマグレブ文学の世界」『ファティマ 辻公園のアルジェリア女たち』刊行記念

2023年 9月 1日

『ファティマ 辻公園のアルジェリア女たち』(7月小社刊)の刊行を記念して、石川清子先生・青柳悦子先生・鵜戸聡先生による鼎談イベントが開催されます。

書影_ファティマ


石川清子×青柳悦子×鵜戸聡「翻訳者たちが語るマグレブ文学の世界」『ファティマ 辻公園のアルジェリア女たち』(水声社)刊行記念

日時:2023年9月18日(月)19時より
主催・会場:本屋B&B(世田谷区代田2-36-15 BONUS TRACK 2F)
参加形態:来店および配信

詳細は下記まで
https://bb230918a.peatix.com/

 

ベルトラン・マルシャル名誉教授(ソルボンヌ大学)連続講演会(東京・横浜・京都・神戸)のお知らせ

2023年 8月 30日

この度、『サロメ 詩と散文のはざまに――ボードレール・マラルメ・フローベール・ユイスマンス』(2023年3月刊)の著者、ベルトラン・マルシャル名誉教授が来日され、下記の日程で講演会が行われます。ふるってご参加ください。

■日時:2023年9月19日(火)18:00~20:00
会場:日仏会館ホール(恵比寿)
講演:「サロメ 詩と散文のはざまに」―『サロメ』出版130周年記念講演会
挨拶:中地義和(東京大学名誉教授)(公財)日仏会館副理事長
司会/討論者:大鐘敦子(関東学院大学)使用言語は日本語、フランス語(同時通訳あり)
主催:ベルトラン・マルシャル教授招聘グループ
共催:(公財)日仏会館 / 科研費基盤研究(C)研究代表者 大鐘敦子(JSPS20K00510)
お問合せ:大鐘敦子  (atogane@kanto-gakuin.ac.jp)
アクセス・要申込み(無料): https://www.mfjtokyo.or.jp/events/co-sponsored/20230919.html

■日時:2023年9月20日(水)18:00~19:30
会場:東京大学 本郷キャンパス 法文1号館2階216教室
講演:「マラルメの『エロディアード』」
司会:塚本昌則(東京大学)
お問合せ:東京大学文学部フランス文学研究室 (futsubun@l.u-tokyo.ac.jp)
アクセス:https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_01_01_j.html

■日時:2023年9月22日(金)14:00~17:00
会場:関東学院大学 関内キャンパスビル 11階1104教室
講演:14:00「書簡集を編纂する」+ 16 :00「書簡をめぐるワークショップ」
司会:大鐘敦子(関東学院大学)・中畑寛之(神戸大学)
お問合せ:大鐘敦子 (atogane@kanto-gakuin.ac.jp)
アクセス: https://univ.kanto-gakuin.ac.jp/about-university/location.html

■日時:2023年9月26日(火)16:00~17:30
会場:京都大学 吉田キャンパス 文学部校舎 地下大会議室
講演:「マラルメの『エロディアード』」
司会:大鐘敦子(関東学院大学)
お問合せ:永盛克也(京都大学)(nagamori.katsuya.7e@kyoto-u.ac.jp)
アクセス:https://www.bun.kyoto-u.ac.jp/about/access/

■日時:2023年9月30日(土)14:00~16:30
会場:神戸大学 文学部 C棟5階 大会議室
講演:「マラルメの宗教」
司会:村上由美(慶應義塾大学)
お問合せ:中畑寛之(神戸大学)(igitur@peuple.kobe-u.ac.jp)
アクセス:http://www.lit.kobe-u.ac.jp/information/access.html

 

イベント:『感受性とジェンダー』刊行記念トークイベントのお知らせ

2023年 4月 7日

この度、小川公代・吉野由利編『感受性とジェンダー――〈共感〉の文化と近現代ヨーロッパ』(2023年3月30日)の刊行を記念して、4月18日(火)19:30から、下北沢B&Bでトークイベントが開催されます。美学者の伊藤亜紗先生をゲストにむかえ、編者である英文学者の小川公代先生と対談していただきます。ふるってご参加ください。

小川公代×伊藤亜紗
「私たちの時代の感受性について考える」
『感受性とジェンダー』(水声社)『ケアする惑星』(講談社)W刊行記念


書影_感受性とジェンダー日時:4月18日(火)19時30分〜(19時開場)
会場:本屋B&B・リアルタイム配信(見逃し視聴あり)
参加費:【来店参加(数量限定・1ドリンク付き)】2,750円(税込)/【配信参加】1,650円(税込)
主催:本屋B&B


詳しくはこちらまで。

 

中村真一郎の会 第18回総会開催のお知らせ

2023年 4月 5日

2023年4月22日(土)午後2時より、明治大学駿河台校舎研究棟4階、第1会議室において、中村真一郎の会第18回総会および記念講演会を開催いたします。

pm 2:00〜 総会
pm 2:30〜pm 4:45 記念講演会
◇田中優子先生「中村真一郎と江戸」
◇揖斐高先生「『雲のゆき来』と元政上人」

記念講演会は非会員の方の参加も受け付けております(参加料=1000円)。
* ご出席の際はマスク着用をお願いいたします。
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「中村真一郎の会」ホームページをリニューアルしました。
会の最新情報は、今後こちらのサイトにて発信いたします。https://sites.google.com/suiseisha.net/nakamura/

 

イベント:『監査文化の人類学』刊行記念トークイベントのお知らせ

2023年 1月 25日

この度、マリリン・ストラザーン編『監査文化の人類学――アカウンタビリティ、倫理、学術界』(2022年12月25日)の刊行を記念して、2月2日(木)20:00から、下北沢B&Bでトークイベントが開催されます。社会学者の西田亮介先生をゲストにむかえ、訳者である人類学者の丹羽充先生と谷憲一先生が聞き手をつとめます。ふるってご参加ください。

西田亮介×丹羽充×谷憲一
「『監査文化の人類学をどう読むか』」
『監査文化の人類学』(水声社)刊行記念


監査文化の人類学_書影日時:2月2日(木)20時より
会場:本屋B&B・リアルタイム配信(見逃し視聴あり)
参加費:【来店参加(数量限定・1ドリンク付き)】2,750円(税込)/【配信参加】1,650円(税込)
主催:本屋B&B


詳しくはこちらまで。

 

福岡ユネスコ文化講演会(寺尾隆吉先生)のお知らせ

2022年 10月 19日

「ラテンアメリカ文学の魔力―ガルシア・マルケスとバルガス・ジョサを中心に」という寺尾隆吉先生の講演会が開催されます。ふるってご参加ください。

日時:2022年11月12日(土)14時
会場:北九州市立文学館
主催:一般財団法人 福岡ユネスコ協会、北九州市
参加費:有料

詳細は下記まで。
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/shimin/26501435.html

 

『ガルシア・マルケス論 ― 神殺しの物語』発売記念トークイベントのお知らせ

2022年 10月 19日

『ガルシア・マルケス論―神殺しの物語』(マリオ・バルガス・ジョサ=著・寺尾隆吉=訳)の刊行(11月中旬予定)を記念して、訳者である寺尾隆吉先生によるトークイベントが開催されます。ふるってご参加ください 

日時:2022年11月11日(金)19時
会場:カフェ&ギャラリー・キューブリック
聞き手:井戸亮(小社編集部長)
主催:ブックスキューブリック箱崎店
参加費:有料
*配信あり。

詳細は下記まで。
https://bookskubrick.jp/event/11-11