11月2021のアーカイヴ

11月の新刊:ソヴィエト宮殿——建設計画の誕生から頓挫まで

2021年 11月 19日

ソヴィエト宮殿ソヴィエト宮殿
建設計画の誕生から頓挫まで
鈴木佑也(著)

判型:A5判上製
頁数:444頁
定価:6000円+税
ISBN:978-4-8010-0567-9 C0070
装幀:宗利淳一
11月下旬頃発売!

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全体主義国家における、一つのプロジェクトの死
ソヴィエト連邦の国家理念の象徴として期待された巨大建築プロジェクト・ソヴィエト宮殿。
内外の建築家を結集して競技設計を重ねたものの、様々な困難と状況の変化を経て、基礎工事の段階で破棄されることになる。
国家を挙げた一大建築計画はなぜ幻に終わったのか。膨大なアーカイブ資料の調査にもとづき、建築潮流の変化や〈レーニン〉から〈スターリン〉への転換のみでは説き明かせない、プロジェクトが誕生から消滅に至る過程を丹念に辿る。
競技設計に提出された60名を超える建築家たちによる設計プランを収録。
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11月の新刊:ピランデッロ戯曲集 Ⅰ

2021年 11月 17日

ピランデッロピランデッロ戯曲集 Ⅰ
役割ごっこ/作者を探す六人の登場人物
斎藤泰弘(編訳)

判型:A5判上製
頁数:288頁
定価:4000円+税
ISBN:978-4-8010-0609-6 C0374
装幀:宗利淳一
11月下旬発売!

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われわれは作者を探して、ここまでやってきたのですが。

世界大戦の破壊と殺戮の中で、現代演劇を切り開いた20世紀イタリアの劇作家ピランデッロ。ベルエポック期の市民劇を極限まで推し進めたグロテスク劇の傑作『役割ごっこ』、自分たちの人生のドラマを上演しようと異常な一家が訪ねてくる『作者を探す六人の登場人物』を収録。

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11月の新刊:鏡のある館

2021年 11月 17日

鏡のある館鏡のある館
アントニオ・ムニョス・モリナ(著)
大河内健次(訳)

判型:四六判上製
頁数:410頁
定価:3500円+税
ISBN:978-4-8010-0603-4 C0098
装幀:齋藤久美子
11月下旬発売!

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灰になった原稿を求めて
過去・現在・未来の物語が反射し合い、ひとつの殺人事件の真相が浮かび上がる実験的推理小説。フランコ政権下の1969年、左翼思想を持った大学院生で作家志望のミナヤは、27年世代の幻の詩人ハシント・ソラナの散逸した作品の調査を行い、博士論文にすることを思いつくのだが……。

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11月の新刊:ドストエフスキーとの対話

2021年 11月 17日

ドストエフスキーとの対話ドストエフスキーとの対話
井桁貞義+伊東一郎(編)

判型:A5判上製
頁数:408頁
定価:6000円+税
ISBN:978-4-8010-0607-2 C0097
装幀:西山孝司
11月下旬頃発売!

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ドストエフスキーは常に新しい
急激な西欧化の矛盾に直面する19世紀ロシアで、ドストエフスキーはどのように書いたのか。
同じく近代化を遂げた明治・大正期の日本で、ドストエフスキーはどのように読者の心をとらえ、そして21世紀にいたるまで読みつがれ、研究されてきたのか。
本年で生誕200年を迎えた作家を13名の執筆者が様々な角度から論じる。


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11月の新刊:三島由紀夫小百科

2021年 11月 8日

三島由紀夫小百科=カバー.indd三島由紀夫小百科
井上隆史、久保田裕子、田尻芳樹、福田大輔、山中剛史(編)
高沼利樹、藤田佑、鈴木ふさ子、佐藤秀明、梶尾文武、中元さおり、柳瀬善治、九内悠水子、有元伸子、田村景子、木谷真紀子、スティーヴン・ドッド、ダミアン・フラナガン、イルメラ・日地谷=キルシュネライト、レベッカ・マック、トマ・ガルサン、郭勇、南相旭、杉山欣也、三輪太郎、J・キース・ヴィンセント、奥畑豊、マイケル・K・ボーダッシュ、浜崎洋介、小松靖彦、村上克尚、武内佳代、山内由紀人、縄田雄二、エリック・ローラン(著)

判型:A5判上製
頁数:474頁
定価:7000円+税
ISBN:978-4-8010-0601-0 C0095
装幀:宗利淳一
人形制作・写真:石塚公昭
11月25日発売!

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黙示録の時代を生きるために

没後半世紀を経てますます詳らかになる三島由紀夫の人生、文学、思想、創造力、洞察力、後世への影響力と予言、さらには来るべき時代を根底から揺さぶる衝撃、未来への警鐘。
日に日に昏迷を深める現代世界を鋭く剔抉し、人類の明日を眩く照射する、三島文学が斬り拓く曠然たる沃野を今こそ見晴るかす。

秘蔵資料をふくむ豊富な写真・図版とともに作家の生涯を鳥瞰する[第Ⅰ部 略伝]
主要作品の概要と発表時の反響、今日そして今後の研究を整理する[第Ⅱ部 主要作品事典]
国内外における受容の状況と作家・作品研究の主要著作を解説する[第Ⅲ部 研究史・受容史]
新時代の三島研究に拓かれた豊饒なる可能性を論点ごとに展望する[第Ⅳ部 三島論の新潮流]


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11月の新刊:魔術的音楽のために――魂の宿す声、音に宿る神秘

2021年 11月 1日

魔術的音楽のために_書影魔術的音楽のために
魂の宿す声、音に宿る神秘
滑川英達(著)

判型:四六判上製
頁数:164頁
定価:2000円+税
ISBN:978-4-8010-0608-9 C0073
装幀:齋藤久美子
11月下旬頃発売!

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音楽゠肉体の形而上化
前近代における音楽の重要性を明らかにし、近代が抑圧した魔術的世界を呼び覚ます。
《宗教に対する忌避の感情、近代の「信念」は、同時に何かしらの聖なるものとしか呼びようのない事象への畏怖に対する、忘却という形をとった妄執を、その背景に持っています。
 現実というカオスと、これをコスモスと認識することなしには成立しない人間の「知覚」、そしてこの認識゠知覚を基礎とするカッコつきの「現実」。
 カオスとしての現実と、通常僕らが現実と呼んでいるもの、という二つの領域を繋ぎ止めているのが、宗教であり、音楽であると言えるのかもしれません。》
(本文より)
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