1月2019のアーカイヴ

2月の新刊:イマジュリー――19世紀における文学とイメージ 

2019年 1月 25日

イマジュリーイマジュリー
19世紀における文学とイメージ
フィリップ・アモン(著)
中井敦子・福田美雪・野村正人・吉田典子(訳)

判型:A5判上製
頁数:448頁
定価:7000円+税
ISBN:978-4-8010-0370-5 C0098
装幀:滝澤和子
2月上旬発売予定!

イメージはいかにして文学を変えたか?
直線的にゆっくりと読まれるテクスト、ジグザクと複雑な動きですばやく解読されるイメージ。産業社会の中でイメージが氾濫する19世紀、両者が出会い、交錯し、新たな文学史を生み出した……
言語とイメージをめぐり、自然文学研究の泰斗が、該博な知識をもとに文学、美術、言語学、記号論、社会文化論などの領域を自在に逍遥する、新たな表象文化論!
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1月の新刊:記憶は闇の中での狩りを好む 《批評の小径》

2019年 1月 25日

記憶は闇の中記憶は闇の中での狩りを好む
《批評の小径》
ジェラール・マセ(著)
桑田光平(訳)

判型:46判上製
頁数:168頁
定価:2000円+税
ISBN:978-4-8010-0367-5 C0098
装幀:宗利淳一
好評発売中!

世界のざわめき、写真という夢想
森の中で一瞬の闇ののち、獲物を捕らえる狩人=写真家。
ひとたび目を開ければ、そこに残るのはただ、鮮やかに仕立て上げられた死者たち。
詩人であり、写真家でもある著者による、記憶、死者、神話、作家たちの交錯する、
幻想的でシュルレアリスティックな写真論。
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『ポイント・オメガ』刊行記念イベント「ドン・デリーロ vs カズオ・イシグロ  ~本当にノーベル文学賞にふさわしいのはどっちだ!?~」

2019年 1月 18日

ドン・デリーロ『ポイント・オメガ』刊行記念イベント

都甲幸治×日吉信貴×深沢レナ
ドン・デリーロ vs カズオ・イシグロ 
~本当にノーベル文学賞にふさわしいのはどっちだ!?~


日程:2019年2月6日(水)
場所:本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
時間:19:00~21:00(18:30開場)
参加費:[前売]1,500yen + 1 drink order
[当日]2,000yen + 1 drink order(当日現金でお支払いの場合のみ)

※参加をご希望の方は、本屋B&Bのウェブサイト(http://bookandbeer.com/event/20190206_po/)をご覧ください。
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1月の新刊:フランク・オハラ《水声文庫》

2019年 1月 17日

書影_フランク・オハラフランク・オハラ
《水声文庫》
飯野友幸(著)

判型:四六判上製
頁数:219頁
定価:2500円+税
ISBN:978-4-8010-0386-6 C0098
装幀:宗利淳一
好評発売中!

すべては気まま
1950-60年代のニューヨーク、ポロックやギンズバーグ、ケージやフェルドマンといった作家・芸術家の間を飛び回って早世した詩人、フランク・オハラ。パーティの片隅で、散歩の途中で、あてもなく書き散らかされた詩は、内面の告白とも霊感による予言とも異なる、独自の境地へといかにして達しえたのか。
戦後の狂騒と冷戦の抑圧の下で、あたうかぎり己の生と詩に自由を与えた異能に迫る!
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