9月2016のアーカイヴ

9月の新刊:カルティエ=ブレッソン――二十世紀写真の言説空間

2016年 9月 20日

書影カルティエ=ブレッソン
カルティエ=ブレッソン

二十世紀写真の言説空間
佐々木悠介(著)

判型:A5判上製
頁数:400頁+別丁24頁
定価:6000円+税
ISBN:978-4-8010-0197-8 C0072
装幀:宗利淳一
好評発売中!


20世紀最大の写真家の全貌

写真というメディアの美的価値を左右する言説において、つねにその中心にいた写真家アンリ・カルティエ=ブレッソン。20世紀を代表する写真家はいかなる言説によって受容されていたのか? 写真をとりまく言説分析とイメージ分析のクロスジャンル的なアプローチによって新たなカルティエ=ブレッソン像を提示し、20世紀写真史を書き換える野心的な試み。
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9月の新刊:宮澤賢治の「序」を読む

2016年 9月 18日

宮沢賢治
宮澤賢治の「序」を読む

淺沼圭司(著)

判型:四六判上製
頁数:232頁
定価:2800円+税
ISBN:978-4-8010-0170-1 C0095
装幀:宗利淳一
好評発売中!



賢治生誕120年。
《賢治の詩を読むことは、かれのエクリチュールにふれることであり、その声を聞くことにほかならない》

『春と修羅』『春と修羅 第二集』『注文の多い料理店』につけられた短い「序」を読みとくことで、話すように書く詩人のありかた、生、その願いをたどる書き下ろし評論。
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8月の新刊:石蹴り遊び《フィクションの楽しみ》

2016年 9月 17日

石蹴り遊び石蹴り遊び
《フィクションの楽しみ》
フリオ・コルタサル(著)
土岐恒二(訳)

判型:四六判上製
頁数:579頁
定価:4000円+税
ISBN:978-4-8010-0193-0 C0097
装幀:宗利淳一
好評発売中!


二通りの読み方をもつ開かれた書物

読者を共犯者に,旅の道連れに,仕立てあげること――。『ユリシーズ』の実験的技法を用いながら,パリ,そしてブエノスアイレスを舞台に現代人の苦悩を描いた,ラテンアメリカ文学屈指の野心作。
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8月の新刊:青春譜

2016年 9月 16日

青春譜
青春譜

武隈信夫(著)

判型:四六判上製
頁数:104頁
定価:2000円+税
ISBN:978-4-8010-0195-4 C0092
装幀:滝澤和子
好評発売中!



下町生まれ、船橋市在住の歌人による処女歌集。
昔懐かしい何気ない日常の光景と、歌人の青春の情景が鮮明に甦る172首。
瑞々しい旋律が流れる。
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