「ヘンリー・ミラー・コレクション」完結記念イベント開催のお知らせ
2019年 10月 31日
「ヘンリー・ミラー・コレクション」全16巻完結記念
鹿島茂さんトークイベント
〜ヘンリー・ミラーとパリ〜
水声社刊行の「ヘンリー・ミラー・コレクション」全16巻は、2004年に第一巻が刊行されて15年後の本年10月、めでたく完結することになりました。これを記念し、神保町ブックセンターでは、水声社および日本ヘンリー・ミラー協会と共同して、パリ時代のミラーに造詣の深いフランス文学者の鹿島茂さんをお招きし、トークイベントを開催します。ニューヨーク時代、あらゆる点で失敗者だったヘンリー・ミラーは、1930年代のパリで、「ぼくには金がない、資産も希望もない。ぼくはだれよりもしあわせな男だ」という自覚に導かれ、デビュー作『北回帰線』を書き上げました。この「花の都」で、彼は何を見出し、どのような変容をとげ、そのデビュー作に見られるようなパリを描き出すに至ったのか? 彼にとってパリとは何だったのか? これらの点を中心に鹿島茂先生にインタビューし、ヘンリー・ミラーとパリの魅力について縦横に語っていただきたいと思っています。
聞き手/松田憲次郎(ヘンリー・ミラー・コレクション編集委員)
日時:2019年11月23日(土)
場所:神保町ブックセンター 東京都千代田区神田神保町2-3-1 岩波書店アネックス1F
開場:17:30~19:00 (17:00開場)
参加費:1,000 yen
※参加をご希望の方は、こちらをご覧ください。
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