7月2024のアーカイヴ

7月の新刊:小説列伝

2024年 7月 16日

小説列伝小説列伝
トマス・パヴェル(著)
千野帽子(訳)

判型:四六判並製
頁数:632頁
定価:4500円+税
ISBN:978-4-8010-0814-4 C0098
装幀:宗利淳一
7月下旬発売!

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小説全史!
古代ギリシアから20世紀に至る西欧小説史を、理想/規範と個人の対立という不変のテーマをめぐる物語創作の無数の試行錯誤として捉え直し、50篇を超える代表的〈小説〉を新しい視点で読み解く。

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7月の新刊:ネルヴァル伝

2024年 7月 16日

ネルヴァル伝ネルヴァル伝
クロード・ピショワ+ミシェル・ブリックス(著)
田口亜紀+辻川慶子+畑浩一郎(訳)

判型:A5判上製
頁数:528頁+別丁16頁
定価:8000円+税
ISBN:978-4-8010-0727-7 C0098
装幀:宗利淳一
7月下旬発売!

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《幻想詩人》の人生を再構築する
《未知なる可能性の煌めきを放つ魅惑の作家ネルヴァル。マラルメもブルトンもプルーストも彼の愛読者だった。謎に満ちた生涯を解き明かす評伝の刊行に興奮を禁じ得ない。》――野崎歓

ジャーナリズムが勃興した 19世紀フランスにおいて、旅行記、劇評、戯曲、評伝、風刺文など、多方面で活躍したロマン主義の詩人ネルヴァル。ときに《シュルレアリスムの先駆者》、《神秘的》とされがちなこの《幻想文学》の巨人は一方で、文芸をとりまく時代のメディアに深く関わっていた。
作家の出生から自死にいたるまで、新発見の資料を渉猟し、その謎多き人生に迫る。

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イベントのお知らせ:福島知己×小澤京子×逆卷しとね フーリエを笑いものにするとき、われわれは何を犠牲にしているのか?

2024年 7月 3日

福島知己×小澤京子×逆卷しとね フーリエを笑いものにするとき、われわれは何を犠牲にしているのか?――『シャルル・フーリエの新世界』(水声社、2024年)刊行記念

『シャルル・フーリエの新世界』(小社7月刊)の刊行を記念して、本書の編者の福島知己先生と執筆者の小澤京子先生の対談が行われます。ふるってご参加ください。

シャルル・フーリエの新世界_書影


日時:2024年7月15日(月・祝)15時00分~17時00分
会場:本のあるところajiro(福岡市天神3-6-8-1B)
参加方法:会場参加/ライブ配信
チケット:会場1650円(学割1100円) オンライン1100円 (税込)
配信方法:YouTube(1か月アーカイブ付)
主催:本のあるところajiro

詳細・お申し込み・お問い合わせは、本のあるところajiroまで。
ajirobooks@gmail.com(担当:田中)

 

7月の新刊:トルストイ『三つの死』でまなぶロシア語

2024年 7月 1日

トルストイ三つの死トルストイ『三つの死』でまなぶロシア語
桑野隆(著)

判型:A5判並製
頁数:134頁
定価:2000円+税
ISBN:978-4-8010-0807-6 C0087
装幀:齋藤久美子
7月上旬発売!

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ロシア語初級既修者のステップアップにむけて
肺病の地主婦人、老いた御者、切り倒される樹木の異なる死の有り様を描くトルストイの短編小説『三つの死』を読みながら、ロシア語の初級コースを終えた読者の読解力を中級レベルへと向上させる入門書。
平明な訳文とともに、説明の省かれやすい基本的な語彙と用法をふくめて丁寧に解説した注釈を付し、辞書不要で読みこなせるように導く。
独習用に、また大学での中級以上の教科書・副教材として最適。

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7月の新刊:シャルル・フーリエの新世界

2024年 7月 1日

シャルル・フーリエの新世界_書影シャルル・フーリエの新世界
福島知己(編)

判型:A5判上製
頁数:420頁
定価:7000円+税
ISBN:978-4-8010-0817-5 C0010
装幀:宗利淳一
7月中旬発売!

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広大無辺なフーリエ世界への最良の手引き
奇抜な理論とユートピア的な実践でもって、一部の熱心な弟子たちをのぞいては同時代人に理解されず、後年、空想的社会主義者として学説史の端に置かれたシャルル・フーリエの思想は、20世紀後半になってその全容を現し始めた。壮大な歴史観のもとに、種々の造語,奇想天外なエピソードを交えて、理想の共同体の建設を唱える彼の著述は、労働、産業、経済、婚姻、家族、道徳をめぐって、現代社会を根底から覆すアイディアの宝庫であった。
フーリエの著作群に通底する思考の力学を浮き彫りにし、その秘められた可能性を浮上させる14の読解。

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7月の新刊:変声譚《水声文庫》

2024年 7月 1日

変声譚_書影変声譚
《水声文庫》
中村邦生(著)

判型:四六判上製
頁数:284頁
定価:2800円+税
ISBN:978-4-8010-0816-8 C0093
装幀:宗利淳一
7月下旬発売!

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月の光に酔うことはあるのだろうか
グレン・グールド、ペコちゃん、カマキリ、石ころ、付箋…… 誰が話しているのか? 声の変幻にみちた連作36編のつどい。

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