9月2018のアーカイヴ

「佐岐えりぬさんを偲ぶ会」のご案内

2018年 9月 25日

故中村真一郎氏の夫人、佐岐えりぬさんが、半年あまり前に他界されました。このたび、友人・知己が集い、つねに明るかった佐岐さんを偲び、故人の思い出や作品について語り合いたいと考え、下記のような「偲ぶ会」を開催する運びとなりました。

日時:2018年9月29日(土)14:00〜16:30
場所:アルカディア市ヶ谷(私学会館)
 tel.03-3261-9921
 JR・地下鉄「市ヶ谷」駅より徒歩2分
会費:8000円

どなたでもご参会いただけます。参会をご希望の方は、9/28(金)12:00までに、「偲ぶ会」事務局(水声社編集部内 tel.045-717-5356/fax.5357)、担当の村山までご連絡下さい。

 

9月の新刊:エレクトリック・マイルス

2018年 9月 21日

エレクトリック・マイルスエレクトリック・マイルス
ポール・ティンゲン(著)
麦谷尊雄(訳)

判型:A5判上製
頁数:488頁
定価:6000円+税
ISBN:978-4-8010-0354-5 C0073
装幀:宗利淳一
9月下旬発売!

メイキング・オブ・マイルス!
ミュージシャン、友人・知人など50人を超える関係者へのインタビューから得られた証言の数々をもとに、エレクトリック期以降の四半世紀(1967~1991)、人跡未踏の音楽の極北に挑み続けた〈ジャズの帝王〉マイルス・デイヴィスの軌跡を徹底解剖。
今なお燦然と輝く神秘的なサウンドと、それを支えた深遠にして繊細な人間性――人生そのものが音楽であった鬼才マイルスが放つ、超人的創造力の火花を目撃せよ!
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【書評】岡村民夫『立原道造――故郷を建てる詩人』、東京・中日新聞、日本経済新聞に書評掲載

2018年 9月 20日

2018年9月8日(土)の日本経済新聞に、管啓次郎氏による、岡村民夫『立原道造――故郷を建てる詩人』の書評が掲載されました。また、2018年9月16日(日)の東京・中日新聞朝刊にも、篠原資明氏による同書の書評が掲載されました。

東京・中日新聞の書評は以下で読むことができます。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/book/shohyo/list/CK2018091602000198.html

 

10月の新刊:部族の誇り《叢書 エル・アトラス》

2018年 9月 14日

部族の誇り部族の誇り
《叢書 エル・アトラス》
ラシード・ミムニ(著)
下境真由美(訳)

判型:四六判上製
頁数:224頁
定価:2500円+税
ISBN:978-4-8010-0242-5 C0397
装幀:宗利淳一
10月1日頃発売!

「革命は、お前たちを忘れたわけではないのだ。」
アルジェリア独立後、近代化の波は否応なしに辺境の村ジトゥナの部族にも押し寄せてくる。伝統は変わり、生活は便利になり、村は豊かになっていくのか? 創建時代からの村の物語、そして部族の命運に関わるエル・マブルーク家の秘密を長老が物語る一大サーガ。
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『マラルメ・シンポジウム 2018』開催のお知らせ

2018年 9月 6日

マラルメ・シンポジウム 2018
120 ème anniversaire de la mort de Stéphane Mallarmé

来る2018年9月7・8・9日に、慶應義塾大学日吉キャンパスにて、公開シンポジウム『マラルメ・シンポジウム 2018』が開催されます。

日時:2018年9月7日(金)14:00〜17:00/9月8日(土)10:00〜17:00/9月9日(日)10:00〜16:30
場所:慶應義塾大学 日吉キャンパス来往舎1階 シンポジウムスペース
予約不要、入場無料です。詳細はこちらのフライヤー(PDF)をご覧ください。

マラルメ没後120年を記念して催される今回のシンポジウムでは、3日間にわたって開催され、発表者も16人いるなど、これまでにない規模のシンポジウムとなっております。「マラルメの詩学」「フランス詩史への布置」「同時代芸術との関わり」「社会へのアンガジュマン」について、気鋭の研究者たちが発表します。盛り上がりを見せるマラルメ研究の最前線に触れる本シンポジウムにぜひ足をお運び下さい。

 

9月の新刊:比較から世界文学へ

2018年 9月 4日

比較から世界文学へ比較から世界文学へ
張隆溪(チャン・ロンシー)(著)
鈴木章能(訳)

判型:A5判上製
頁数:261頁
定価:4000円+税
ISBN:978-4-8010-0360-6 C0090
装幀:西山孝司
九月上旬発売!


変化する概念としての「世界文学」
「比較文学」の世界的研究者で、ノーベル文学賞選考にも関わる著者が、これまでのヨーロッパ中心主義を乗り越え、真に地球的視座にたち語った、「世界文学」の可能性と、そのあるべき姿。

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9月の新刊:カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』を読む

2018年 9月 3日

カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』を読むカズオ・イシグロ『わたしを離さないで』を読む
ケアからホロコーストまで
《水声文庫》
田尻芳樹・三村尚央(編)

判型:四六判上製
頁数:312頁
定価:3000円+税
ISBN:978-4-8010-0355-2 C0098
装幀:宗利淳一
9月下旬発売!


創造力と技巧、その核心へ
クローンをめぐる倫理の問題から、「信用できない語り」などの小説技法、介護問題や「女同士の絆」といった現代的なテーマ、さらには映画やテレビドラマなど翻案作品にまで射程を広げ、作者の最高傑作『わたしを離さないで』だけを徹底的に読み込む最新/最深の成果。
国内の研究者の論考はもちろん、本邦未訳であった海外の代表的なイシグロ論を大々的に紹介。未刊行の草稿ノート類への調査も踏まえ、カズオ・イシグロの稀有なる創造力の核心へ一挙に斬り込む!

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9月の新刊:脱近代宣言

2018年 9月 3日

脱近代宣言脱近代宣言
落合陽一+清水高志+上妻世海(著)

判型:四六判並製
頁数:304頁
定価:2000円+税
ISBN:978−4−8010−0350−7 C0004
装幀:石塚俊
9月18日発売!


すべての近代人に捧ぐ
落合陽一が、同時代を疾駆する哲学者・清水高志、キュレーター・上妻世海とともに、脱近代、デジタルネイチャーの〈哲学〉、アート、仏教、あらゆる関心領域を語りつくし、応酬しあう。新しいカルチャーの誕生を予期させる、密度と速度と深い歓びに満ちた、歴史的会談!!

「近代の超克」がグローバリズムとローカルの対比や日本的デモクラシーの中で幾度となく議論されてきた。第二次世界大戦時のファシズムの接近から一部でレッテル貼りに使われてきたこの種の議論は、言語的な枠組みと歴史の意図的な振り返りや批評によって行われてきていたもので、テクノロジーや芸術論による非言語的アプローチによって、脱することを議論されたことは少ないのではないだろうか。
 近代的な成長社会から成熟社会に臨んだ今、われわれはヒューマニズムの枠組みのなかの成長とは違った解釈を取りうるのではないだろうか。テクノロジーによるアプローチや、芸術的な美意識や価値の勃興に基づいたわれわれの文化的側面の再考は、平成の時代が終わろうとしている今、必要なことに思える。
 この鼎談本を収録した際、非常に楽しいキャッチボールの時間になった。近代を超えるのではなく静かに脱して醸成するそう言った考え方は、今の世界の言語理解とは馴染まないところが多いかもしれない。しかし、インターネット以後、その計算機を用いた実装と人との間のフィードバックループは明らかに違ったカルチャーを生みつつある。そんな時代感を感じながら読んで頂ければ幸いだ。
――はじめに(落合陽一)より

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