11月2016のアーカイヴ

12月の新刊:エクリプス《フィクションの楽しみ》

2016年 11月 18日

ピクチャ 4エクリプス
《フィクションの楽しみ》
エリック・ファーユ(著)
松田浩則(訳)

判型:四六判上製
頁数:248頁
定価:2500円+税
ISBN:978-4-8010-0194-7 C0097
装幀:宗利淳一
12月7日発売!

フランス文壇きっての物語作者が《拉致》に挑む!
ありふれた日常から突如として連れ去られた人々は,海の向こうの閉ざされた世界〈北朝鮮〉で何を見たのか――
拉致被害者たちとその家族,新聞記者,さらには北朝鮮工作員たちの運命を半世紀という時間の中に交錯させ,《拉致》という悲劇の核心に迫る!
Read the rest of this entry »

 

11月の新刊:三島由紀夫の時代――芸術家11人との交錯

2016年 11月 18日

ピクチャ 3三島由紀夫の時代
芸術家11人との交錯
松本徹(著)

判型:四六判上製
頁数:288頁
定価:2800円+税
ISBN:978-4-8010-0205-0 C0095
装幀:齋藤久美子
11月25日発売!



〜11・25《憂国忌》記念刊行!〜
共に生きた芸術家たちとの親交/離別からひもとく、
三島由紀夫、激動の半生。

〈日本〉を背負って生き、書き、そして激動のうちに命を散らした戦後文学の怪物=三島由紀夫。
その謎に包まれた全体像を、川端康成、澁澤龍彦、細江英公、大岡昇平、江藤淳ら、昭和を駆け抜けた文学者・芸術家との親交と離別をたどりながら鮮やかに描く。
三島由紀夫研究において見過ごされがちであった同時代人との交流に焦点を当て、三島文学/研究の入門書としても読める迫真の評論!
Read the rest of this entry »

 

11月の新刊:貧者の息子 カビリーの教師メンラド《叢書エル・アトラス》

2016年 11月 16日

貧者の息子貧者の息子 カビリーの教師メンラド
《叢書エル・アトラス》
ムルド・フェラウン(著)
青柳悦子(訳)

判型:四六判上製
頁数:280頁
定価:2800円+税
ISBN:978-4-8010-0241-8 C0397
装幀:宗利淳一
11月25日頃発売!

「フルル・メンラドよ、おまえの話を聞こうではないか。」

世界の片隅から届けられた珠玉の小説
フランス占領下のアルジェリア、カビリー地方で農民の子として生まれたメンラド・フルルは、貧しいながらも勉学に励み、努力して教師となる……子供時代の極貧、田舎の生活風景、家族への思いなどをふり返りながら、みずからの属する社会を自負をもって描きだす現代アルジェリア文学の古典。
Read the rest of this entry »

 

11月の新刊:襲撃《フィクションのエル・ドラード》

2016年 11月 16日

襲撃襲撃
《フィクションのエル・ドラード》
レイナルド・アレナス(著)
山辺弦(訳)

判型:四六判上製
頁数:200頁
定価:2200円+税
ISBN:978-4-89176-960-4 C0397
装幀:宗利淳一
11月25日頃発売!

《人類の未来に関する一種の乾いた寓話であり、おそらくは20世紀に書かれた最も壮絶な本だ。》(レイナルド・アレナス)

徹底的なまでの暗黒世界
舞台は唯一無二の独裁者「超厳師」が支配する絶対的な独裁国家。自由を剥奪され「けだもの」として扱われている国民には、ひたすら体制に奉仕するための強制労働が命じられているディストピア社会……。
非人道的な抑圧システムが張り巡らされた世界で、禁止された《囁き》を密告し、違反者たちを抹殺する取締員として頭角を現した主人公は、首都を離れ各地を粛清して回る旅に出る。その狙いはただ一つ、母親を探し出して亡き者にするという妄執的な渇望だった……
キューバの亡命作家レイナルド・アレナスによる自伝的五部作の最後を飾る衝撃的な作品。
Read the rest of this entry »

 

11月の新刊:混沌と抗戦――三島由紀夫と日本、そして世界

2016年 11月 16日

書影混沌と抗戦
三島由紀夫と日本、そして世界
井上隆史/久保田裕子/田尻芳樹/福田大輔/山中剛史(編)

判型:A5判並製
頁数:472頁
定価:5000円+税
ISBN:978-4-8010-0201-2 C0095
装幀:西山孝司
11月25日発売!


〈三島由紀夫〉を掻き回す

世界文学、天皇概念、宗教思想、革命論争、同時代作家・文化との連関、そして11・25――
国内外30名を超える豪華執筆陣による多彩な三島論を一挙に結集。豊饒なる混沌に満ちた三島由紀夫の淵源へと肉迫し、いまだ謎に包まれたその全体像を闡明する。(国際三島由紀夫シンポジウム記念論集)

執筆者――
井上隆史/松本徹/イルメラ・日地谷゠キルシュネライト/ドナルド・キーン/徳岡孝夫/平野啓一郎/芥正彦/高橋睦郎/スーザン・J・ネイピア/四方田犬彦/デニス・ウォシュバーン/竹本忠雄/中村哲郎/J・キース・ヴィンセント/ダミアン・フラナガン/浜崎洋介/南相旭/梶尾文武/久保田裕子/有元伸子/武内佳代/田尻芳樹/田中裕介/遠藤不比人/福田大輔/エリック・ローラン/佐々木孝次/原和之/広瀬大介/ジェームズ・レイサイド/宮本亜門/細江英公/三輪太郎/山中剛史/佐藤秀明
Read the rest of this entry »

 

11月の新刊:『罪と罰』をどう読むか――〈ドストエフスキー読書会〉

2016年 11月 7日

ピクチャ 3
『罪と罰』をどう読むか
〈ドストエフスキー読書会〉
川崎浹+小野民樹+中村邦生(著)

判型:四六判上製
頁数:256頁
定価:2500円+税
ISBN:978-4-8010-0204-3 C0098
装幀:齋藤久美子
11月14日発売!

黄昏のペテルブルグを彷徨するラスコーリニコフは誰を殺したのか?

日本や海外の様々な文学作品や思想に言及しつつ,『罪と罰』を冒頭からエピローグまで丁寧に読み解き、十九世紀ロシアの社会情勢、物語論など、多様な観点から論じる。初読の手引きとしても,再読の手掛かりとしても格好の『罪と罰』入門書。ロシア人独特の正式名称や愛称を併記した「登場人物一覧」や,『罪と罰』邦訳の歴史の深さがわかる「邦訳一覧」をあわせて収録。
Read the rest of this entry »

 

11月の新刊:ポカホンタスのいる湖景/移住者たち《アルノ・シュミット・コレクション》

2016年 11月 2日

書影_ポカホンタスポカホンタスのいる湖景/移住者たち
《アルノ・シュミット・コレクション》
アルノ・シュミット(著)
和田洵(訳)

判型:四六判上製
頁数:227頁
定価:2200円+税
ISBN:978-4-8010-0211-1 C0397
装幀:滝澤和子
好評発売中!

『ポカホンタスのいる湖景』はわたしのもっとも好きな作品だ。
(ギュンター・グラス)


デーブリーン、グラス、クノー、カルヴィーノが賞賛した、現代ドイツ文学の鬼才の著作集、刊行開始!
ある夏の休暇、避暑地の湖で出会った男女4人の情景を、あまりに美しく、あまりに猥雑に描いたために「神の冒涜とポルノグラフィー」で訴えられた問題作、『ポカホンタスのいる湖景』。第2次大戦後、家を失ったドイツ人難民の辛苦と安息を求める旅を活写した『移住者たち』――現代的感覚にそった新たな散文形式「フォト・アルバム」で現代ドイツ文学を刷新した2編。自作解説のエッセイも収録。
Read the rest of this entry »

 

11月の新刊:サドのエクリチュールと哲学、そして身体

2016年 11月 2日

書影_サドのエクリチュール
サドのエクリチュールと哲学、そして身体

鈴木球子(著)

判型:A5判上製
頁数:273頁
定価:4000円+税
ISBN:978-4-8010-0203-6 C0098
装幀:宗利淳一
11月17日頃発売!


美徳と悪徳の彼岸

「サドは歴史に翻弄されただけではない。サドの身体は歴史を横切り、それを手玉に取ったのだ。この猥褻な聖侯爵は、その作品とその実在を通して、我々に一つの哲学的難問を突きつけたのである!」――鈴木創士
理性によって秩序が編制された啓蒙の時代に、同時代の文芸・思想を捻じ曲げるようにして「道徳」を、そして「自然」を暴力的に書き綴った彼の戦略と射程を見極める。
Read the rest of this entry »

 

10月の新刊:対話/インタヴュー集成《ヘンリー・ミラー・コレクション》

2016年 11月 2日

ピクチャ 3対話/インタヴュー集成
《ヘンリー・ミラー・コレクション》
ヘンリー・ミラー(著)
松田憲次郎+中村亨+鈴木章能+泉澤みゆき(訳)

判型:四六判上製
頁数:284頁
定価:3000円+税
ISBN:978-4-8010-0005-6 C0398
装幀:宗利淳一
10月17日発売!


座談の醍醐味

「ジャック・ケルアックとともにミラーの自作朗読をレコードで聞いたことがある。彼のガラガラ声は、私たち二人を安堵させるものだった。それは庶民的で、全面的かつ根本的にアメリカ的なものだった」というロバート・クリーリーの言葉を彷彿とさせるミラーの対話/インタヴュー。1950年代から70年にかけて、自らの創作活動、パリでの生活、友人・愛した女性たちとの関係など多岐にわたるテーマを縦横に語る。
Read the rest of this entry »