1月の新刊:曖昧の七つの型《記号学的実践叢書》

2022年 1月 13日

曖昧の七つの型書影曖昧の七つの型
《記号学的実践叢書》
ウィリアム・エンプソン(著)
岩崎宗治(訳)

判型:A5判上製
頁数:576頁
定価:8000円+税
ISBN:978-4-8010-0613-3 C0098
装幀:中山銀士
1月下旬頃発売!


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詩の美しさは〈曖昧〉にある。
ウィリアム・エンプソンは、詩の美しさとは、その言葉の音調の美しさや、
雰囲気の霊妙さにあるのではないと断言し、詩を構成する語が、
同時にいくつかの意味を持つ多義性にあると主張し、これを〈曖昧〉とよんだ。
彼は詩の言葉の〈曖昧〉を、意味の重なり方の複雑さに従って七つの型に分類し、
チョーサー、シェイクスピア、ポープ、キーツ、シェリー、エリットら、
古今の英詩を仔細に分析した。言語分析批評の確立であった。
エンプソンのこの〈曖昧〉の概念とその分析手法は、ニュー・クリティシズムを生み、
さらにその後の文学批評の流れの中でも強い支持を失うことはなかった。 Read the rest of this entry »

 

12月の新刊:ストーリーとディスコース——小説と映画における物語構造《記号学的実践叢書》

2021年 12月 29日

ストーリーとディスコース書影ストーリーとディスコース
小説と映画における物語構造
《記号学的実践叢書》
シーモア・チャットマン(著)
玉井暲(訳)

判型:A5判上製
頁数:408頁
定価:5000円+税
ISBN:978-4-8010-0461-0 C0098
装幀:中山銀士
絶賛発売中!


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ストーリー対ディスコースという二分法から派生する諸問題
プロップ、バフチン、バルト、ジュネット、ブレモン、トドロフ、ブースをはじめとした、これまでの物語論の卓見を巧みに統合しながら、漫画や映画をふくむ豊富な事例を鮮やかに分析した、いまや英米圏における物語論の古典、待望の翻訳。

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12月の新刊:花裂ける、廃絵逆めぐり《福山知佐子画集》

2021年 12月 27日

花裂ける書影花裂ける、廃絵逆めぐり
《福山知佐子画集》
福山知佐子(著)

判型:B5判上製
頁数:192頁(内カラー48頁)
定価:3500円+税
ISBN:978-4-8010-0598-3 C0070
装幀:coppice
絶賛発売中!

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花とは何か? 花は、生けるものが世界に向けてかくも開かれてあるところ、生けるものが我を忘れているところにある。 ――ジョルジョ・アガンベン
巻頭文「花――福山知佐子の絵画のために」より

枯れゆくチューリップ、しなだれ、衰微するアネモネ…。枯れながら命を終えてゆく植物たち、そしてそこに潜む生命の循環を描いた、鉛筆による素描、水彩、銀箔膠絵。20年以上にわたり、花開き、枯れ、朽ちはてる草花を描き続けた画家の集大成。

テクスト寄稿=ジョルジョ・アガンベン、水沢勉、鵜飼哲、鈴木創士

こちらの特設サイトもご覧ください

*一部のネット書店では、間違った定価で販売されていますので、ご注意ください。

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12月の新刊:コロナ禍と体験型イベント《大手前大学比較文化研究叢書17》

2021年 12月 23日

コロナ禍_書影コロナ禍と体験型イベント
《大手前大学比較文化研究叢書17》
石毛弓(編)

判型:A5判上製
頁数:218頁
定価:2800円+税
ISBN:978-4-8010-0618-8 C0376
装幀:宗利淳一
1月上旬頃発売!

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不要不急の祝祭空間
2020年から続くコロナ禍によって、演劇やライブ、美術館、展示即売会、スポーツ観戦といった「体験型イベント」は、どのように被害を被り、耐え忍び、また変わりつつあるのか。その現状をつぶさに追いかける経過報告集。

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12月の新刊:狩野友信——最後の奥絵師、幕末・明治を生きる

2021年 12月 23日

狩野友信書影狩野友信
最後の奥絵師、幕末・明治を生きる
山田久美子(著)

判型:A5判上製
頁数:296頁
定価:5000円+税
ISBN:978-4-8010-0611-9 C0070
装幀:齋藤久美子
1月上旬頃発売!

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狩野派ー再発見。
<本書は、狩野派という日本で最長、最大、最高位の画派が、近代にどのように終焉を迎えたのかを、狩野友信という奥絵師の当主クラスの人物の生涯から映し出した秀逸な伝記である。>「序文」佐藤道信(東京芸術大学教授)より。

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12月の新刊:一九二二年を読む——モダンの現場に戻って

2021年 12月 23日

1922年を読む書影一九二二年を読む
モダンの現場に戻って
マイケル・ノース(著)
中村亨(訳)

判型:A5判上製
頁数:448頁
定価:6000円+税
ISBN:978-4-8010-0600-3 C0098
装幀:滝澤和子
1月上旬頃発売!

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モダニズム文学の代表作『ユリシーズ』、『荒地』の誕生から100年
1922年に焦点をあて、ジョイス、エリオット、ウィトゲンシュタイン、フロイト、ヴァージニア・ウルフ、マリノフスキー、ガートルード・スタイン、リップマン、そしてチャップリンらの著作をとおして、モダニズム文学が政治、経済、社会、文化の事象といかにかかわったかを包括的に読み解く。

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12月の新刊:地獄の裏切り者《フィクションの楽しみ》

2021年 12月 20日

地獄の裏切り者地獄の裏切り者
《フィクションの楽しみ》
パーヴェル・ペッペルシテイン(著)
岩本和久(訳)

判型:四六判上製
頁数:217頁
定価:2200円+税
ISBN:978-4-8010-0587-7 C0097
装幀:宗利純一
1月上旬頃発売!

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オーガズム、ドラッグのまどろみ、妄想の幸せ、宇宙主義
冷戦時代、ソ連の全住民を瞬時に天国の救済へと送る〈音響麻酔兵器〉がアメリカで開発され……平和な最終兵器をめぐる応酬をコミカルに描く表題作ほか、モスクワ・コンセプチュアリズムのアーティストにして小説家による、性愛の快楽と宇宙の虚無を讃え、忙しない資本主義社会を忘れて赤子の眠りに還る、優しいロシア・ポストモダン短編小説七編。

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12月の新刊:シャアバの子供《叢書エル・アトラス》

2021年 12月 19日

書影_シャアバの子供シャアバの子供
《叢書エル・アトラス》
アズーズ・ベガーグ(著)
下境真由美(訳)

判型:四六判上製
頁数:277頁
定価:2,800円+税
ISBN:978-4-8010-0246-3 C0397
装幀:宗利淳一
1月上旬頃発売!

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〈ブール文学〉の代表作
〈すべて万全だ。裸で出かけてなどいなかった。シャアバの子供たちと学校に向かう道を歩き続けることができる〉

かつてフランスのリヨン郊外にあったスラム街《シャアバ》。幼少時にマグレブから移住してきた少年は、貧困な家庭から勉学によって立身出生し、大臣にまで登りつめ作家となった……作家自身が体験した青春時代を描きだした代表作。

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12月の新刊:経営者 柳宗悦

2021年 12月 19日

柳宗悦_書影経営者 柳宗悦
長井誠(著)

判型:四六判上製
頁数:260頁
定価:3000円+税
ISBN:978-4-8010-0610-2 C0034
装幀:山崎登
1月上旬頃発売!

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民芸運動を支えた組織運営と実践
いまなお注目を集める民芸運動を起こした柳宗悦。その「経営」的手腕に着目し、残された四千七百通もの書簡の分析を軸に、梅棹忠夫との比較や富山県での活躍を通じて、民芸運動の空間的・地理的拡大を支えた組織運営を明らかにする!

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12月の新刊:パラタクシス詩学《水声文庫》

2021年 12月 19日

書影_パラタクシス詩学パラタクシス詩学
《水声文庫》
野村喜和夫+杉中昌樹(著)

判型:四六判上製
頁数:283頁
定価:3000円+税
ISBN:978-4-8010-0617-1 C0092
装幀:宗利淳一
12月下旬頃発売!

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詩と詩論の往復書簡
パラタクシス、中間休止、ルサンブランス、メシア、黙示録、トランジット、メタファー、世界/セカイ……批評家が概念を打ち出し、詩人が詩作で応答する。創作行為の逆転現象を経て、互いの言葉はゆらぎ、思考の振幅は増し、共鳴・反転ののち、主体から解き放たれた言語のプラズマ状態へと誘う、スリリングな往復書簡。

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12月の新刊:スペインの歴史的現実

2021年 12月 16日

スペインの歴史的現実スペインの歴史的現実
アメリコ・カストロ(著)
本田誠二(訳)

判型:A5判上製
頁数:628頁+別丁8頁
定価:8000円+税
ISBN:978-4-8010-0614-0 C0022
装幀:齋藤久美子
1月上旬頃発売!

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失われたスペイン人の〈生の住処〉を探して
スペイン民族のアイデンティティの起源を、13世紀初頭における三つの血統――キリスト教徒、イスラム教徒、ユダヤ人――の間の共存と緊張関係のなかに求め、ヨーロッパ人とは異質のスペイン人の血統主義の様相と、サンティアゴ信仰の実相をも明らかにする。
異色の文学的手法でスペイン史の根源に迫った前著『歴史のなかのスペイン』の巻き起こした賛否両論に応え、歴史学に特化したアプローチによる、文芸批評家=歴史学者アメリコ・カストロ畢生の大著。

《いつの日か、スペイン人が自らの硬直化した、しばしば大仰に見せつける人格主義――もはや役立たずの生粋主義と帝国主義の置き土産である――の代わりに、真正なるスペイン的生という名の木の三つの枝に生る、偉大で豊穣なる果実のすべてに、鷹揚に身を委ねるという決心をする日が来るであろう。真正なるスペイン的生とは、自らの過去を否認することなくそのままの姿で認め、そこにスペイン的な精力を注ぎながら、行動や思想や生的表現における三者(キリスト教徒、イスラム教徒、ユダヤ人)における創造性と開かれた可能性をもつすべてを評価する、というものである。》(本文より)

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12月の新刊:存在の冒険――ボードレールの詩学

2021年 12月 16日

存在の冒険_書影存在の冒険
ボードレールの詩学
小林康夫

判型:四六判上製
頁数:245頁
定価:2800円+税
ISBN:978-4-8010-0616-4 C0098
装幀:齋藤久美子
1月上旬頃発売!

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乏しき時代の《現代性》
ボードレールの詩のひとつひとつに深く刻み込まれた〈傷〉を手がかりに、『悪の華』から『パリの憂愁』に至る詩人の冒険を、存在という観点から剔抉する。

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12月の新刊:美学のプラクティス

2021年 12月 9日

美学のプラクティス_書影美学のプラクティス
星野太(著)

判型:四六判上製
頁数:232頁
定価:2500円+税
ISBN:978-4-8010-0615-7 C0010
装幀:宇平剛史
1月上旬頃発売!
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美学、この不純なる領域
たえず懐疑的な視線にさらされ、「居心地の悪さ」を指摘されてきた学問領域、美学……。「崇高」「関係」「生命」という3つのテーマをめぐって、抽象と具体のあいだで宙吊りにされてきた美学の営為を問い直す、ひとつの実践の記録。美・芸術・感性を越境する批判的思考のきらめきが、いまここに。

***

美と崇高――これら二つはたがいに相補的な美的範疇であるとされながら、崇高は最終的に他者への共感を呼び覚ますものとして(バーク)、あるいは理性への尊敬を目覚めさせるものとして(カント)、いずれも道徳的な範疇へとすり替えられてしまう。しかし、そこでひそかに隠されているのは、それでも人はその対象に惹きつけられてしまうという、ある種の疚しさではないか。
重要なのは、魅惑と拒絶が入り交じる、その曖昧で仄暗い感情から目を背けないことだ。その感情を抑圧しつづけるかぎり、人はカタストロフによる崩壊を埋めあわせるための、偽の紐帯に屈することをまぬがれない。ばらばらになった人々に連帯を呼びかける「美しい」言葉には、真摯なものといかがわしいものとがある。自然と人為の別を問わず、そうしたカタストロフのあとに、後者のたぐいの言葉がかわるがわる考案されていくさまを、われわれはこれまで何度も目にしてきたではないか。(「カタストロフと崇高」より)


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12月の新刊:ダンスの起源《パスカル・キニャール・コレクション》

2021年 12月 9日

quignard_danceダンスの起源
《パスカル・キニャール・コレクション》
パスカル・キニャール(著)
桑田光平+堀切克洋+パトリック・ドゥヴォス(訳)

判型:四六判上製
頁数:225頁
定価:2800円+税
ISBN:978-4-8010-0231-9 C0397
装幀:滝澤和子
1月上旬頃発売!

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失われたダンスを求めて
『ギリシャ神話の「メディア」をもとに、暗黒舞踏から、誕生以前の身体のダンスまで遡る。ゴンクール賞作家であり、数々の戯曲を手がけるキニャールによる、闇の舞踊論。

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11月の新刊:ソヴィエト宮殿——建設計画の誕生から頓挫まで

2021年 11月 19日

ソヴィエト宮殿ソヴィエト宮殿
建設計画の誕生から頓挫まで
鈴木佑也(著)

判型:A5判上製
頁数:444頁
定価:6000円+税
ISBN:978-4-8010-0567-9 C0070
装幀:宗利淳一
11月下旬頃発売!

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全体主義国家における、一つのプロジェクトの死
ソヴィエト連邦の国家理念の象徴として期待された巨大建築プロジェクト・ソヴィエト宮殿。
内外の建築家を結集して競技設計を重ねたものの、様々な困難と状況の変化を経て、基礎工事の段階で破棄されることになる。
国家を挙げた一大建築計画はなぜ幻に終わったのか。膨大なアーカイブ資料の調査にもとづき、建築潮流の変化や〈レーニン〉から〈スターリン〉への転換のみでは説き明かせない、プロジェクトが誕生から消滅に至る過程を丹念に辿る。
競技設計に提出された60名を超える建築家たちによる設計プランを収録。

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11月の新刊:ピランデッロ戯曲集 Ⅰ

2021年 11月 17日

ピランデッロピランデッロ戯曲集 Ⅰ
役割ごっこ/作者を探す六人の登場人物
斎藤泰弘(編訳)

判型:A5判上製
頁数:288頁
定価:4000円+税
ISBN:978-4-8010-0609-6 C0374
装幀:宗利淳一
11月下旬発売!

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われわれは作者を探して、ここまでやってきたのですが。

世界大戦の破壊と殺戮の中で、現代演劇を切り開いた20世紀イタリアの劇作家ピランデッロ。ベルエポック期の市民劇を極限まで推し進めたグロテスク劇の傑作『役割ごっこ』、自分たちの人生のドラマを上演しようと異常な一家が訪ねてくる『作者を探す六人の登場人物』を収録。

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11月の新刊:鏡のある館

2021年 11月 17日

鏡のある館鏡のある館
アントニオ・ムニョス・モリナ(著)
大河内健次(訳)

判型:四六判上製
頁数:410頁
定価:3500円+税
ISBN:978-4-8010-0603-4 C0098
装幀:齋藤久美子
11月下旬発売!

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灰になった原稿を求めて
過去・現在・未来の物語が反射し合い、ひとつの殺人事件の真相が浮かび上がる実験的推理小説。フランコ政権下の1969年、左翼思想を持った大学院生で作家志望のミナヤは、27年世代の幻の詩人ハシント・ソラナの散逸した作品の調査を行い、博士論文にすることを思いつくのだが……。

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11月の新刊:ドストエフスキーとの対話

2021年 11月 17日

ドストエフスキーとの対話ドストエフスキーとの対話
井桁貞義+伊東一郎(編)

判型:A5判上製
頁数:408頁
定価:6000円+税
ISBN:978-4-8010-0607-2 C0097
装幀:西山孝司
11月下旬頃発売!

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ドストエフスキーは常に新しい
急激な西欧化の矛盾に直面する19世紀ロシアで、ドストエフスキーはどのように書いたのか。
同じく近代化を遂げた明治・大正期の日本で、ドストエフスキーはどのように読者の心をとらえ、そして21世紀にいたるまで読みつがれ、研究されてきたのか。
本年で生誕200年を迎えた作家を13名の執筆者が様々な角度から論じる。


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11月の新刊:三島由紀夫小百科

2021年 11月 8日

三島由紀夫小百科=カバー.indd三島由紀夫小百科
井上隆史、久保田裕子、田尻芳樹、福田大輔、山中剛史(編)
高沼利樹、藤田佑、鈴木ふさ子、佐藤秀明、梶尾文武、中元さおり、柳瀬善治、九内悠水子、有元伸子、田村景子、木谷真紀子、スティーヴン・ドッド、ダミアン・フラナガン、イルメラ・日地谷=キルシュネライト、レベッカ・マック、トマ・ガルサン、郭勇、南相旭、杉山欣也、三輪太郎、J・キース・ヴィンセント、奥畑豊、マイケル・K・ボーダッシュ、浜崎洋介、小松靖彦、村上克尚、武内佳代、山内由紀人、縄田雄二、エリック・ローラン(著)

判型:A5判上製
頁数:474頁
定価:7000円+税
ISBN:978-4-8010-0601-0 C0095
装幀:宗利淳一
人形制作・写真:石塚公昭
11月25日発売!

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黙示録の時代を生きるために

没後半世紀を経てますます詳らかになる三島由紀夫の人生、文学、思想、創造力、洞察力、後世への影響力と予言、さらには来るべき時代を根底から揺さぶる衝撃、未来への警鐘。
日に日に昏迷を深める現代世界を鋭く剔抉し、人類の明日を眩く照射する、三島文学が斬り拓く曠然たる沃野を今こそ見晴るかす。

秘蔵資料をふくむ豊富な写真・図版とともに作家の生涯を鳥瞰する[第Ⅰ部 略伝]
主要作品の概要と発表時の反響、今日そして今後の研究を整理する[第Ⅱ部 主要作品事典]
国内外における受容の状況と作家・作品研究の主要著作を解説する[第Ⅲ部 研究史・受容史]
新時代の三島研究に拓かれた豊饒なる可能性を論点ごとに展望する[第Ⅳ部 三島論の新潮流]


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11月の新刊:魔術的音楽のために――魂の宿す声、音に宿る神秘

2021年 11月 1日

魔術的音楽のために_書影魔術的音楽のために
魂の宿す声、音に宿る神秘
滑川英達(著)

判型:四六判上製
頁数:164頁
定価:2000円+税
ISBN:978-4-8010-0608-9 C0073
装幀:齋藤久美子
11月下旬頃発売!

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音楽゠肉体の形而上化
前近代における音楽の重要性を明らかにし、近代が抑圧した魔術的世界を呼び覚ます。
《宗教に対する忌避の感情、近代の「信念」は、同時に何かしらの聖なるものとしか呼びようのない事象への畏怖に対する、忘却という形をとった妄執を、その背景に持っています。
 現実というカオスと、これをコスモスと認識することなしには成立しない人間の「知覚」、そしてこの認識゠知覚を基礎とするカッコつきの「現実」。
 カオスとしての現実と、通常僕らが現実と呼んでいるもの、という二つの領域を繋ぎ止めているのが、宗教であり、音楽であると言えるのかもしれません。》
(本文より)
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