11月の新刊:金融人類学への誘い――トレーダーたちの日本と夢の終わり《人類学の転回》

2022年 11月 15日

金融人類学への誘い_書影金融人類学への誘い
トレーダーたちの日本と夢の終わり
《人類学の転回》
宮崎広和(著)
木村周平+深田淳太郎+早川真悠+高野さやか(訳)

判型:四六判上製
頁数:300頁
定価:3200円+税
ISBN:978-4-8010-0673-7 C0010
装幀:宗利淳一
11月下旬発売!

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《信じること》と《疑うこと》の狭間で
裁定取引とはなにか? 日本の証券トレーダーたちの思考と実践から、「終わり」の感受性に迫る。

アービトラージに夢を託し、その終焉に自らの人生を重ねる金融トレーダーと人類学者との邂逅が生み出した最高峰のモノグラフ。
――岩井克人

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11月の新刊:評伝ジャック・ヴァシェ

2022年 11月 15日

書影_評伝ジャック・ヴァシェ評伝ジャック・ヴァシェ
後藤美和子(著)

判型:A5判上製
頁数:457頁
定価:6500円+税
ISBN:978-4-8010-0683-6 C0098
装幀:宗利淳一
11月下旬頃発売!

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伝説的人物の全貌
黒いユーモアの体現者、戦場から謎めいた手紙を送り、作品を残さずして早世した伝説のシュルレアリスト――しかし、それはブルトンによって偶像化された姿だった。故郷ナントでの文学活動、苛酷な従軍生活、死の真相……様々な記録や証言、発見された手紙や草稿をもとに、知られざる生涯を克明に辿る。

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11月の新刊:マンガ探求13講

2022年 11月 10日

マンガ探求13講_書影マンガ探求13講
小山昌宏・玉川博章・小池隆太(編)

判型:四六判並製
頁数:409頁
定価:3000円+税
ISBN:978-4-8010-0679-9 C0095
装幀:齋藤久美子
11月下旬頃発売!

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拡張するマンガの世界
好評の前著『マンガ研究13講』を補完するマンガ研究の最前線。マンガ読解の基礎と応用を例示する第Ⅰ部、マンガ産業の流通から今後の課題を探る第Ⅱ部、グローバル世界のなかのマンガを論じた第Ⅲ部を通して、マンガ研究をアップデートする。

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11月の新刊:有限存在と永遠存在(改訳決定版)

2022年 11月 8日

有限存在と永遠存在(改訳決定版)有限存在と永遠存在[改訳決定版]
存在の意味への登攀の試み
エーディト・シュタイン(著)
道躰章弘(訳)

判型:A5判上製
頁数:608頁
定価:8000円+税
ISBN:978-4-8010-0682-9 C0010
装幀:西山孝司
11月中旬発売!

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全存在の知解性の根源へ――
有限の諸原因をめぐる数多の知識を足場にして、永遠無限の存在としての〈神〉という山頂を目指す、フッサールの高弟にしてカルメル会修道女、エーディト・シュタインの哲学の到達点。
旧版の翻訳を一部改善した改訳決定版。

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11月の新刊:聖エーディト・シュタインの永遠哲学——存在の意味を求めて

2022年 11月 8日

聖エーディト・シュタインの永遠哲学聖エーディト・シュタインの永遠哲学
存在の意味を求めて
道躰章弘(著)

判型:A5判上製
頁数:269頁
定価:4000円+税
ISBN:978-4-8010-0658-4 C0010
装幀:西山孝司
11月中旬発売!

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『有限存在と永遠存在』を読み解く
フッサールに師事した後カルメル会修道女として活動し、アウシュヴィツのガス室に斃れた至高のユダヤ人哲学者の遺した主著『有限存在と永遠存在』。
鋭敏な知性が現象学と中世哲学の批判的統合を以て存在論の深奥に挑んだ、この浩瀚な〈永遠哲学〉の書を読み解く。

《自然的かつ超自然的理性に拠るエーディト・シュタインの正確無比の論理は、その価値は、その帰結の有効性は、翻って考えるに、超自然もしくは神秘の存在証明の有効性を立証する。同時に同論理の基礎を成す教理の正統性をも。広義の合理性をも。『有限存在と永遠存在』は単なる自然的理性に頼らぬ神の存在証明の緻密かつ長大な軌跡である。》(本文より)

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11月の新刊:ガルシア・マルケス論

2022年 10月 31日

マルケス論書影ガルシア・マルケス論
神殺しの物語
マリオ・バルガス・ジョサ(著)
寺尾隆吉(訳)

判型:四六判上製
頁数:538頁
定価:4500円+税
ISBN:978-4-8010-0675-1 C0098
装幀:Gaspard Lenski
11月中旬頃発売!

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“作家がテーマを選ぶのではなく、テーマが作家を選ぶ。”

『百年の孤独』で完成をみたガルシア・マルケスの小説世界はいかなるものか、絶頂期にある作家の作品ひとつひとつをバルガス・ジョサが丁寧に読み解いてみせるのみならず、自身の創作作法についても明かした壮大な文学探求の試み。
70年代はじめに刊行されるも、長らく書店から姿を消していた幻の評論がついに刊行。

《作家がテーマを選ぶのではなく、テーマが作家を選ぶ。ガルシア・マルケスは、自由な意思の働きでアラカタカの記憶を頼りに小説を書こうと決心したわけではなく、まったく逆に、アラカタカでの体験が彼を作家にしたのだ。(…)小説を天職とする者の出発点となるそんな体験は、同時に創作の刺激であり、源泉でもあり、題材にもなる。(…)彼の作品を見るかぎり、原初的体験こそが作家へと歩み出すための決定的衝動となっていたことは間違いない。》(本書より)

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10月の新刊:ドン・キホーテとフィクションのアウトサイダーたち

2022年 10月 20日

ドン・キホーテとフィクションのアウトサイダーたちドン・キホーテとフィクションのアウトサイダーたち
社会から隔絶した孤高の騎士
田林洋一(著)

判型:四六判上製
頁数:359頁
定価:4000円+税
ISBN:978-4-8010-0665-2 C0098
装幀:齋藤久美子
10月下旬頃発売!

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〈アウトサイダー〉としてのドン・キホーテ
騎士道の英雄を目指し、常識的な人生行路を外れ、〈狂人〉として孤独に突き進んだドン・キホーテを、『ライ麦畑でつかまえて』、『異邦人』、『審判』
といった海外文学から、漫画、アニメまで、大衆の秩序から離脱し、疎外され、周縁をさまよう様々なキャラクターたちと比較し、〈アウトサイダー〉という切り口からこの〈読まれない古典的名著〉に挑む。

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10月の新刊:カズオ・イシグロを読む

2022年 10月 11日

ブログ_書影カズオ・イシグロを読む
三村尚央(著)

判型:四六判並製
頁数:269頁
定価:2200円+税
ISBN:978-4-8010-0680-5 C0098
装幀:宗利淳一
10月下旬頃発売!

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イシグロ文学の歩き方
初期の『遠い山なみの光』から、代表作『日の名残り』『わたしを離さないで』、そして最新作『クララとお日さま』まで、全長篇を仔細に読みこむ第Ⅰ部「作品編」。
幽霊、動物、原爆、ケアなど、多彩にして重要なモチーフを手がかりに、創作のメカニズムを大胆に読みほどく第Ⅱ部「モチーフ編」。
作品世界を縦横無尽に探訪しながら、ますます創造的で魅力的な読書体験への扉を開く、最新・最良のカズオ・イシグロ文学案内!

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10月の新刊:ソレルスの中国《水声文庫》

2022年 10月 11日

ソレルスの中国_書影 ソレルスの中国
オリエンタリズムの彼方へ
水声文庫
阿部静子(著)

判型:四六判上製
頁数:173頁
定価:2000円+税
ISBN:978-4-8010-0668-3 C0098
装幀:宗利淳一
10月下旬頃発売!

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終わりなき戦い
先鋭なアヴァンギャルドとしてエクリチュールの実験を押し進め、『テル・ケル』誌を通して多くの作家や哲学者を送り出してきた《変節漢》の闘争の記録。文化大革命の狂乱から遠く離れて、彼の創作活動を貫く「中国」の様相を描き出す。

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10月の新刊:余白とフレーム——私の美術ノート

2022年 10月 7日

余白とフレーム書影余白とフレーム
私の美術ノート
今井祝雄(著)

判型:A5判上製
頁数:184頁
定価:3500円+税
ISBN:978-4-8010-0672-0 C0070
装幀:宗利淳一
10月下旬頃発売!

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<具体>から半世紀の軌跡。<具体>のDNA
「空間」と「時間」を自在に往還し、造形、写真、ビデオ、サウンドと多岐にわたる作品を制作し続ける美術家が、インタビューに答え、図録、ウェブサイトに書きとめた美術ノート。

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10月の新刊:開かれた時空――遠近法から本のアートへ

2022年 9月 26日

開かれた時空_書影開かれた時空
遠近法から本のアートへ
森田一(著)

判型:A5判上製
頁数:456頁
定価:6000円+税
ISBN:978-4-8010-0650-8 C0070
装幀:大溝裕(Glanz)
10月中旬頃発売!

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世界の統合/表象の小宇宙
我々は世界をどのように認識し、アートはそれをいかに表象しているのか? 〈遠近法〉と〈本のアート〉をテーマに、近代を超え出る新たな時空の可能性を探る美術論集。併せて、著者が携わった川口現代美術館とうらわ美術館についての覚え書きを付す。

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10月の新刊:帝国の祭典――博覧会と〈人間の展示〉

2022年 9月 26日

帝国の祭典_ブログ帝国の祭典
博覧会と〈人間の展示〉
小原真史(著)

判型:B5変判並製
頁数:120頁
定価:3000円+税
ISBN:978-4-8010-0661-4 C0070
装幀:木村稔将
10月中旬頃発売!

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1851年にロンドンで始まった万博。そこでは産業製品が示す明るい未来への欲望と異国の品々が掻き立てる遠方への欲望が交叉し、壮大なスペクタクルをつくり出していた。やがて博覧会は、商品と娯楽の殿堂となり、植民地帝国の威容を示す舞台装置となり、異文化との出会いの場となった。
非西洋の集落をまるごと再現した〈ネイティヴ・ヴィレッジ〉、「異質」な身体を見世物にしたフリークショー、日本初の〈人間の展示〉施設となった人類館……。人々は新たに出会った他者をどのように展示し、世界を認識しようとしたのか。著者による膨大な博覧会資料コレクションから、見ること/見せることをめぐる欲望を問う。

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9月の新刊:三人の女たち《ブラジル現代文学コレクション》

2022年 9月 26日

31985904_1三人の女たち
《ブラジル現代文学コレクション》
リジア・ファグンジス・テーリス (著)
江口佳子(訳)

判型:四六判上製
頁数:269頁
定価:3000円+税
ISBN:978-4-8010-0666-9 C0397
装幀:宗利淳一
好評発売中!

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異なる境遇を生きる女性たちが織り成すポリフォニックな物語
《貝殻》と名付けた自室に籠るロレーナ、
アルジェリアへの渡航に新たな希望を見出すリア、
アルコールと薬物に溺れるアナ・クララ……

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9月の新刊:ピランデッロ戯曲集Ⅱ

2022年 9月 26日

31985905_1ピランデッロ戯曲集Ⅱ
エンリーコ四世/裸体に衣服を
斎藤泰弘(編訳)

判型:A5判上製
頁数:288頁
定価:4000円+税
ISBN:978-4-8010-0667-6 C0374
装幀:宗利淳一
好評発売中!

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君たちは自分の人生を生きて年をとったが、僕は自分の人生を生きられなかった!
世界大戦の破壊と殺戮の中で、現代演劇を切り開いた20世紀イタリアの劇作家ピランデッロ。狂気から覚めた主人公が失った時間に抗おうと、他人を巻き込んで狂人の世界を演じる『エンリーコ四世』、嗜虐本能をテーマに、ある女性に起きた事件の真相が次第に明らかになる『裸体に衣服を』を収録。

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9月の新刊:シュルレアリスムへの旅《水声文庫》

2022年 9月 26日

書影_シュルレアリスムへの旅シュルレアリスムへの旅
《水声文庫》
野村喜和夫(著)

判型:四六判上製
頁数:317頁
定価:3000円+税
ISBN:978-4-8010-0670-6 C0098
装幀:宗利淳一
好評発売中!

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シュルレアリスムの遺産を巡れ
ブルトン、アラゴン、エリュアール、アルトー、シャール、セゼール、瀧口修造、大岡信、吉岡実……現代詩のトップランナーが、シュルレアリスムが生んだ数々の詩を振り返り、この運動によって芽吹いたポエジーを訪ね歩く。懐かしくも新しいシュルレアリスムのための、ガイドブック&探求の書。

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9月の新刊:カフカのプラハ[改訳決定版]

2022年 9月 26日

書影_カフカのプラハカフカのプラハ[改訳決定版]
クラウス・ヴァーゲンバッハ(著)
須藤正美(訳)

判型:A5判変形上製
頁数:133頁
定価:2500円+税
ISBN:978-4-8010-0669-0 C0098
装幀:滝澤和子
好評発売中!

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カフカが目にしたプラハの街並み
《プラハは放してくれない。この小母さんには鉤爪がついている。》――カフカが生まれ、育ち、暮らしたプラハは、一体どんな所だったのか? カフカの伝記研究の第一人者が、カフカの文章とともに、プラハの街並みを復元する。当時の貴重な写真を含めた図版100点、ファン必携のカフカ・ハンドブック!

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8月の新刊:アントロポゾフィー医学の本質[新装版]

2022年 8月 9日

アントロポゾフィー書影 アントロポゾフィー医学の本質[新装版]
ルドルフ・シュタイナー/イタ・ヴェーグマン(著)
浅田豊/中谷三恵子(訳)

判型:四六判上製
頁数:192頁
定価:2500円+税
ISBN:978-4-8010-0664-5 C0047
装幀:齋藤久美子
8月下旬頃発売!

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唯一の共同執筆による著者の完訳
今日承認されている人間についての科学的な知識に新たな認識(アントロポゾフィー=人智学)を付け加え、医学的な知識と技術のための新しい可能性を見出す。
1925年、ルドルフ・シュタイナーが、迫り来る死の三日前まで。最後の力を振りしぼって推敲をつづけた最後の著書。

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8月の新刊:バイオグラフィーワーク入門[新装版]

2022年 8月 9日

バイオグラフィーワーク入門_書影バイオグラフィーワーク入門[新装版]
グードルン・ブルクハルト(著)
樋原裕子(訳)

判型:四六判上製
頁数:320頁
定価:3200円+税
ISBN:978-4-8010-0663-8 C0011
装幀:齋藤久美子
8月下旬頃発売!

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わたしはどこから来て、どこへ行くのか。
シュタイナー思想にもとづくアントロポゾフィー医学から生まれた、自らの人生を自伝的文章や詩、絵などによって振り返り、よりよい人生をおくるための実践の数々を紹介する。

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8月の新刊:集合的記憶と想起文化

2022年 8月 3日

集合的記憶と想起文化集合的記憶と想起文化
メモリー・スタディーズ入門
アストリッド・エアル(著)
山名淳(訳)

判型:A5判上製
頁数:338頁
定価:4500円+税
ISBN:978-4-8010-0662-1 C0036
装幀:宗利淳一
8月下旬発売!

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文化にとって記憶とは何か?

個々人は常に社会文化的な文脈のもとで想起を行い、文化は、象徴、メディア、相互作用、制度を通じて集合的記憶を確立することで初めて生起する――
われわれの営為の根底に流れ、同時に文化全体を包み込む現象でもある《記憶と想起》に対して、諸学問はいかにアプローチしてきたのか。
社会科学、歴史学、哲学、心理学、そして文学研究など多様な領域にまたがる《記憶研究》の現状をマッピングし、《記憶と想起》を社会文化的な視点からひもとく、最新にして最良の入門書。

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8月の新刊:ゲルハルト・リヒター――絵画の未来へ《現代美術スタディーズ》

2022年 7月 29日

ゲルハルト・リヒター_書影ゲルハルト・リヒター
絵画の未来へ
《現代美術スタディーズ》
林寿美(著)

判型:A5判上製
頁数:164頁
定価:2500円+税
ISBN:978-4-8010-0647-8 C0070
装幀:宗利淳一
8月下旬頃発売!

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絵画という希望、希望としての絵画
「絵画の終焉」がささやかれて久しい現代においてなお、絵画を描きつづけること。写真を描きうつす〈フォト・ペインティング〉から、デジタルイメージをもちいた近作〈ストリップ〉まで、多岐にわたる作品を横断し、リヒターの制作理念を明らかにする。

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