12月の新刊:アレゴレシス――東洋と西洋の文学と文学理論の翻訳可能性

2016年 12月 28日

アレゴレシス_書影アレゴレシス
東洋と西洋の文学と文学理論の翻訳可能性
張隆溪(チャン・ロンシー)(著)
鈴木章能+鳥飼真人(訳)

判型:A5判上製
頁数:396頁
定価:5000円+税
ISBN:978-4-8010-0209-8 C0090
装幀:西山孝司
好評発売中!


様々な言語や文化が存在するなかで、我々は何をどのように知るのか?

古今東西の様々な文学が、異なる時代と文化・政治的状況においていかに類似した読み方をされ、またいかに類似した過程をもって書かれるのかを考察し、文学や文学理論の翻訳可能性を示した、「世界文学」の世界的研究者による理論書。
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12月の新刊:フレイマー・フレイムド《人類学の転回》

2016年 12月 28日

フレイマーフレイムド_書影フレイマー・フレイムド
《人類学の転回》
トリン・T・ミンハ(著)
小林富久子+矢口裕子+村尾静二(訳)

判型:四六判上製
頁数:407頁
定価:4000円+税
ISBN:978-4-8010-0206-7 C0010
装幀:宗利淳一
好評発売中!

枠取る者は、枠取られる――
映像作家、音楽家、人類学者としても知名な著者が、〈前衛映画〉と〈実験映画〉のとらえ方、〈学際性〉の意味、〈詩的言語〉の役割、〈モダニズム〉と〈ポストモダニズム〉の連続性、〈ポストフェミニズム〉とは何か、などについて、率直かつ平易な言葉で語ったインタヴュー集。著者の代表的な映像作品「ルアッサンブラージュ」「ありのままの場所」「姓はヴェト、名はナム」の完全版スクリプトも収載。
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12月の新刊:メイン・ストリートのならず者《ロックの名盤!》

2016年 12月 26日

メインストリートのならず者メイン・ストリートのならず者
《ロックの名盤!》
ビル・ヤノヴィッツ(著)
石本哲子(訳)

判型:四六判並製
頁数:218頁
定価:1800円+税
ISBN:978-4-89176-943-7 C373
装幀:宗利淳一
好評発売中!

ロックンロールの神髄,ここにあり
混迷の60年代末を抜け,亡命先での伝説的なレコーディングはストーンズのサウンドに新境地をもたらした。ジャケット,歌詞,関係者の証言を手がかりに,その奇跡の足跡をたどる!
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12月の新刊:サイン・オブ・ザ・タイムズ《ロックの名盤!》

2016年 12月 26日

サインオブザタイムズサイン・オブ・ザ・タイムズ
《ロックの名盤!》
ミケランジェロ・マトス(著)
石本哲子(訳)

判型:四六判並製
頁数:164頁
定価:1500円+税
ISBN:978-4-89176-945-1 C373
装幀:宗利淳一
好評発売中!

プリンスはいつだって新しい。
ポップ・ミュージックをアートにした男,プリンス。その代表作の奥深さに分け入りながら,いかにして人がその虜になっていくのかを綴ったドキュメント。
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12月の新刊:絵画との契約――山田正亮再考

2016年 12月 26日

絵画との契約_書影
絵画との契約

山田正亮再考
松浦寿夫+中林和雄+沢山遼+林道郎(著)

判型:四六判上製
頁数:201頁
定価:2500円+税
ISBN:978-4-8010-0207-4 C0070
装幀:宗利淳一
12月12日発売!

「絵を描き続けたまえ 絵画との契約である」
《Work》、《Still Life》、《Color》などのシリーズをはじめ5000点もの作品を遺した山田正亮(1929-2010)。「endless 山田正亮の絵画」展(東京国立近代美術館で開催中、2017.3.1~4.9に京都国立近代美術館へ巡回)に先立ち、画家、美術批評家、学芸員らがレクチャー、討議を重ね、その制作の過程、作品の変遷等を多角的に考察しその実像を剔出する。読んでから観る/観てから読むのエンドレス。
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新シリーズ《パスカル・キニャール・コレクション》刊行開始!

2016年 12月 12日

キニャール
レヴィナスのもとで哲学を学んだ思索家であり、卓越したストーリーテラーでもあるパスカル・キニャール(1948–)。
彼の小説作品(本邦初訳)だけでなく、作家のライフワークである〈最後の王国〉シリーズ全巻(現時点)と、音楽論、舞踏論、絵画論など、全15冊に集成します。作家の全貌に迫るラインナップです。
内容見本呈(全国の書店でも配布しております)。
詳細はこちら(PDF)をご覧ください。

記念すべき第一回配本(12月25日頃発売!)は、
『いにしえの光』『約束のない絆』を二冊同時に刊行します。
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12月の新刊:痕跡

2016年 12月 12日

痕跡
痕跡
エドゥアール・グリッサン(著)
中村隆之(訳)

判型:四六判上製
頁数:256頁
定価:2500円+税
ISBN:978-4-8010-0210-4 C0097
12月25日発売!

打ちのめされ、不可能なこの<われら>!
カリブ海を代表する作家が、フォークナーの影響を受け、実験的な手法でカリブ海の歴史・幻想的な伝承を交えながら、主人公マリ・スラから数世紀に渡る家族の記憶を遡る、マルティニック・サーガ。
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12月の新刊:エクリプス《フィクションの楽しみ》

2016年 11月 18日

ピクチャ 4エクリプス
《フィクションの楽しみ》
エリック・ファーユ(著)
松田浩則(訳)

判型:四六判上製
頁数:248頁
定価:2500円+税
ISBN:978-4-8010-0194-7 C0097
装幀:宗利淳一
12月7日発売!

フランス文壇きっての物語作者が《拉致》に挑む!
ありふれた日常から突如として連れ去られた人々は,海の向こうの閉ざされた世界〈北朝鮮〉で何を見たのか――
拉致被害者たちとその家族,新聞記者,さらには北朝鮮工作員たちの運命を半世紀という時間の中に交錯させ,《拉致》という悲劇の核心に迫る!
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11月の新刊:三島由紀夫の時代――芸術家11人との交錯

2016年 11月 18日

ピクチャ 3三島由紀夫の時代
芸術家11人との交錯
松本徹(著)

判型:四六判上製
頁数:288頁
定価:2800円+税
ISBN:978-4-8010-0205-0 C0095
装幀:齋藤久美子
11月25日発売!



〜11・25《憂国忌》記念刊行!〜
共に生きた芸術家たちとの親交/離別からひもとく、
三島由紀夫、激動の半生。

〈日本〉を背負って生き、書き、そして激動のうちに命を散らした戦後文学の怪物=三島由紀夫。
その謎に包まれた全体像を、川端康成、澁澤龍彦、細江英公、大岡昇平、江藤淳ら、昭和を駆け抜けた文学者・芸術家との親交と離別をたどりながら鮮やかに描く。
三島由紀夫研究において見過ごされがちであった同時代人との交流に焦点を当て、三島文学/研究の入門書としても読める迫真の評論!
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11月の新刊:貧者の息子 カビリーの教師メンラド《叢書エル・アトラス》

2016年 11月 16日

貧者の息子貧者の息子 カビリーの教師メンラド
《叢書エル・アトラス》
ムルド・フェラウン(著)
青柳悦子(訳)

判型:四六判上製
頁数:280頁
定価:2800円+税
ISBN:978-4-8010-0241-8 C0397
装幀:宗利淳一
11月25日頃発売!

「フルル・メンラドよ、おまえの話を聞こうではないか。」

世界の片隅から届けられた珠玉の小説
フランス占領下のアルジェリア、カビリー地方で農民の子として生まれたメンラド・フルルは、貧しいながらも勉学に励み、努力して教師となる……子供時代の極貧、田舎の生活風景、家族への思いなどをふり返りながら、みずからの属する社会を自負をもって描きだす現代アルジェリア文学の古典。
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11月の新刊:襲撃《フィクションのエル・ドラード》

2016年 11月 16日

襲撃襲撃
《フィクションのエル・ドラード》
レイナルド・アレナス(著)
山辺弦(訳)

判型:四六判上製
頁数:200頁
定価:2200円+税
ISBN:978-4-89176-960-4 C0397
装幀:宗利淳一
11月25日頃発売!

《人類の未来に関する一種の乾いた寓話であり、おそらくは20世紀に書かれた最も壮絶な本だ。》(レイナルド・アレナス)

徹底的なまでの暗黒世界
舞台は唯一無二の独裁者「超厳師」が支配する絶対的な独裁国家。自由を剥奪され「けだもの」として扱われている国民には、ひたすら体制に奉仕するための強制労働が命じられているディストピア社会……。
非人道的な抑圧システムが張り巡らされた世界で、禁止された《囁き》を密告し、違反者たちを抹殺する取締員として頭角を現した主人公は、首都を離れ各地を粛清して回る旅に出る。その狙いはただ一つ、母親を探し出して亡き者にするという妄執的な渇望だった……
キューバの亡命作家レイナルド・アレナスによる自伝的五部作の最後を飾る衝撃的な作品。
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11月の新刊:混沌と抗戦――三島由紀夫と日本、そして世界

2016年 11月 16日

書影混沌と抗戦
三島由紀夫と日本、そして世界
井上隆史/久保田裕子/田尻芳樹/福田大輔/山中剛史(編)

判型:A5判並製
頁数:472頁
定価:5000円+税
ISBN:978-4-8010-0201-2 C0095
装幀:西山孝司
11月25日発売!


〈三島由紀夫〉を掻き回す

世界文学、天皇概念、宗教思想、革命論争、同時代作家・文化との連関、そして11・25――
国内外30名を超える豪華執筆陣による多彩な三島論を一挙に結集。豊饒なる混沌に満ちた三島由紀夫の淵源へと肉迫し、いまだ謎に包まれたその全体像を闡明する。(国際三島由紀夫シンポジウム記念論集)

執筆者――
井上隆史/松本徹/イルメラ・日地谷゠キルシュネライト/ドナルド・キーン/徳岡孝夫/平野啓一郎/芥正彦/高橋睦郎/スーザン・J・ネイピア/四方田犬彦/デニス・ウォシュバーン/竹本忠雄/中村哲郎/J・キース・ヴィンセント/ダミアン・フラナガン/浜崎洋介/南相旭/梶尾文武/久保田裕子/有元伸子/武内佳代/田尻芳樹/田中裕介/遠藤不比人/福田大輔/エリック・ローラン/佐々木孝次/原和之/広瀬大介/ジェームズ・レイサイド/宮本亜門/細江英公/三輪太郎/山中剛史/佐藤秀明
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11月の新刊:『罪と罰』をどう読むか――〈ドストエフスキー読書会〉

2016年 11月 7日

ピクチャ 3
『罪と罰』をどう読むか
〈ドストエフスキー読書会〉
川崎浹+小野民樹+中村邦生(著)

判型:四六判上製
頁数:256頁
定価:2500円+税
ISBN:978-4-8010-0204-3 C0098
装幀:齋藤久美子
11月14日発売!

黄昏のペテルブルグを彷徨するラスコーリニコフは誰を殺したのか?

日本や海外の様々な文学作品や思想に言及しつつ,『罪と罰』を冒頭からエピローグまで丁寧に読み解き、十九世紀ロシアの社会情勢、物語論など、多様な観点から論じる。初読の手引きとしても,再読の手掛かりとしても格好の『罪と罰』入門書。ロシア人独特の正式名称や愛称を併記した「登場人物一覧」や,『罪と罰』邦訳の歴史の深さがわかる「邦訳一覧」をあわせて収録。
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11月の新刊:ポカホンタスのいる湖景/移住者たち《アルノ・シュミット・コレクション》

2016年 11月 2日

書影_ポカホンタスポカホンタスのいる湖景/移住者たち
《アルノ・シュミット・コレクション》
アルノ・シュミット(著)
和田洵(訳)

判型:四六判上製
頁数:227頁
定価:2200円+税
ISBN:978-4-8010-0211-1 C0397
装幀:滝澤和子
好評発売中!

『ポカホンタスのいる湖景』はわたしのもっとも好きな作品だ。
(ギュンター・グラス)


デーブリーン、グラス、クノー、カルヴィーノが賞賛した、現代ドイツ文学の鬼才の著作集、刊行開始!
ある夏の休暇、避暑地の湖で出会った男女4人の情景を、あまりに美しく、あまりに猥雑に描いたために「神の冒涜とポルノグラフィー」で訴えられた問題作、『ポカホンタスのいる湖景』。第2次大戦後、家を失ったドイツ人難民の辛苦と安息を求める旅を活写した『移住者たち』――現代的感覚にそった新たな散文形式「フォト・アルバム」で現代ドイツ文学を刷新した2編。自作解説のエッセイも収録。
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11月の新刊:サドのエクリチュールと哲学、そして身体

2016年 11月 2日

書影_サドのエクリチュール
サドのエクリチュールと哲学、そして身体

鈴木球子(著)

判型:A5判上製
頁数:273頁
定価:4000円+税
ISBN:978-4-8010-0203-6 C0098
装幀:宗利淳一
11月17日頃発売!


美徳と悪徳の彼岸

「サドは歴史に翻弄されただけではない。サドの身体は歴史を横切り、それを手玉に取ったのだ。この猥褻な聖侯爵は、その作品とその実在を通して、我々に一つの哲学的難問を突きつけたのである!」――鈴木創士
理性によって秩序が編制された啓蒙の時代に、同時代の文芸・思想を捻じ曲げるようにして「道徳」を、そして「自然」を暴力的に書き綴った彼の戦略と射程を見極める。
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10月の新刊:対話/インタヴュー集成《ヘンリー・ミラー・コレクション》

2016年 11月 2日

ピクチャ 3対話/インタヴュー集成
《ヘンリー・ミラー・コレクション》
ヘンリー・ミラー(著)
松田憲次郎+中村亨+鈴木章能+泉澤みゆき(訳)

判型:四六判上製
頁数:284頁
定価:3000円+税
ISBN:978-4-8010-0005-6 C0398
装幀:宗利淳一
10月17日発売!


座談の醍醐味

「ジャック・ケルアックとともにミラーの自作朗読をレコードで聞いたことがある。彼のガラガラ声は、私たち二人を安堵させるものだった。それは庶民的で、全面的かつ根本的にアメリカ的なものだった」というロバート・クリーリーの言葉を彷彿とさせるミラーの対話/インタヴュー。1950年代から70年にかけて、自らの創作活動、パリでの生活、友人・愛した女性たちとの関係など多岐にわたるテーマを縦横に語る。
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10月の新刊:方法異説《フィクションのエル・ドラード》

2016年 10月 24日

方法異説 書影方法異説
《フィクションのエル・ドラード》
アレホ・カルペンティエール(著)
寺尾隆吉(訳)

判型:四六判上製
頁数:328頁
定価:2800円+税
ISBN:978-4-89176-961-1 C0397
装幀:宗利淳一
10月25日頃発売!

カルペンティエールは文学技法の粋を凝らして魔術的世界を生み出した。
(マリオ・バルガス・ジョサ)


〈永遠の独裁制〉を描く傑作
太平洋と大西洋の両方に海岸線をもつ架空の国を舞台に、独裁者〈第一執政官〉を主人公に据え、デカルト的理性のパロディとして「啓蒙的暴君」というラテンアメリカ世界の類型的独裁者の堕落・腐敗を象徴的に描き出す、カルペンティエール随一の傑作長編。
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10月の新刊:作家、学者、哲学者は世界を旅する《人類学の転回》

2016年 10月 24日

作家、学者、哲学者作家、学者、哲学者は世界を旅する
《人類学の転回》
ミシェル・セール(著)
清水高志(訳)

判型:四六判上製
頁数:227頁
定価:2500円+税
ISBN:978-4-8010-0198-5 C0010
装幀:宗利淳一
10月24日発売!


〈哲学〉における幹–細胞を見いだす――。

21世紀になり新たに勃興したモノやノン・ヒューマンを巡るさまざまな思索や、人類学の存在論的転回(オントロジカル・ターン)とも深く絡み合いながら、諸学問の歴史にまつわる知見の膨大な蓄積を背景に、セールの思想の画期的な新展開が、ここに語られる。
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10月の新刊:崇高点――ブルトン,ランボー,カプラン

2016年 10月 18日

ピクチャ 7崇高点
ブルトン,ランボー,カプラン
ジョルジュ・セバッグ(著)
鈴木雅雄(訳)

判型:A5判並製
頁数:285頁
定価:3000円+税
ISBN:978-4-8010-0146-6 C0098
装幀:宗利淳一
好評発売中!


シュルレアリスムの発明した特異な時間の体験とは?

ブルトンが『第二宣言』で記した,シュルレアリスムにとっての「精神の一点」が実際に南仏の渓谷にあるとしたら……親友の命日に出会った女性に,その面影がみいだせるとしたら……ブルトンの残した秘密のメッセージの回路に電気を流し,その磁界へと読者を誘うシュルレアリスムの観光=実践案内書! 図版多数、著者へのインタビューも収録。
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10月の新刊:〈もの派〉の起源――石子順造・李禹煥・グループ〈幻触〉がはたした役割《水声文庫》

2016年 10月 18日

スライド1〈もの派〉の起源
石子順造・李禹煥・グループ〈幻触〉がはたした役割
《水声文庫》
本阿弥清(著)

判型:四六判上製
頁数:265頁
定価:3200円+税
ISBN:978-4-8010-0202-9 C0070
装幀:宗利淳一
10月25日発売!


〈幻触〉とは何か?

斎藤義重や高松次郎の影響で誕生したとされる〈もの派〉。
だがそこには、美術批評家の石子順造とともに静岡で活躍するグループ〈幻触〉の存在があった。
〈もの派〉以上に〈もの派〉的な、独自の作品を作っていた〈幻触〉の活動を詳らかにし、〈もの派〉の真実に迫る!
60年代美術史の真実!
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