4月の新刊:ドン・キホーテ[後篇]《セルバンテス全集③》

2017年 3月 27日

書影_ドン・キホーテ[後篇]ドン・キホーテ[後篇]
《セルバンテス全集③》
岡村一(訳)
本田誠二(注釈)

判型:A5判上製
頁数:832頁
定価:10000円+税
ISBN:978-4-8010-0173-2 C0397
装幀:西山孝司
3月29日頃発売!


出版された『ドン・キホーテ』前篇を〈登場人物〉たちが読み、主従の冒険のすべてを知り、二人を周到に愚弄する……〈夢〉と〈現実〉が交錯する、世界文学史上初の前代未聞のメタ・フィクション!
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3月の新刊:場所《フィクションのエル・ドラード》

2017年 3月 21日

場所 書影場所
《フィクションのエル・ドラード》
マリオ・レブレーロ(著)
寺尾隆吉(訳)

判型:四六判上製
頁数:192頁
定価:2200円+税
ISBN:978-4-89176-963-5 C0397
装幀:宗利淳一
4月5日頃発売!

ユーモアとファンタジー、窒息寸前のカフカ的雰囲気、フロイトとリチャード・レスターの痕跡、絶頂期のチャンドラー的香り、ガルデルとタンゴの哀愁、不眠症の不安、そしてオネッティの落ち着きを注ぎ込んだ作品だ。(フリオ・リャマサーレス)

目が覚めると、そこは見知らぬ場所だった……
見ず知らずの部屋で目覚めた男は、そこから脱出しようと試みるも、ドアの先にはまた見知らぬ部屋があるばかり。食事もあり、ベットもあり、ときに言葉の通じない人間とも出逢う迷宮のような《場所》を彷徨するうちに、男は悪夢のような数々の場面に立ち会ってゆく……
「集合的無意識」に触発された夢幻的な世界を描き、カルト的な人気を誇るウルグアイの異才レブレーロの代表作。
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3月の新刊:ルネ・マグリット――国家を背負わされた画家

2017年 3月 16日

マグリット書影ルネ・マグリット
国家を背負わされた画家
利根川由奈(著)

判型:A5判上製
頁数:288頁
定価:4000円+税
ISBN:978-4-8010-0238-8 C0071
装幀:宗利淳一
3月27日頃発売!

シュルレアリスムからベルギー美術へ
シュルレアリスムを代表する画家は,現代美術や広告へ影響を与えながらも,詩と思考を絵画に求めて孤高に描きつづけた,のだろうか? ベルギー王立航空会社の広告,王立施設の壁画,王立美術館の待遇,教育省主催の企画展……文化政策によって「ベルギー美術史」へと巻き込まれた,もう一人のマグリット!
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3月の新刊:クレオール主義《パルティータⅠ》

2017年 3月 15日

クレオール主義クレオール主義
《パルティータⅠ》
今福龍太(著)

判型:四六判上製
頁数:439頁
定価:4000円+税
ISBN:978-4-8010-0251-7 C0010
装幀:西山孝司
好評発売中!


言語・国家・民族という自明の帰属意識から離れ、あらゆる時間・場所・声とひとしく交わること――。
〈混血〉の理念、〈意志的な移民〉の倫理、〈言語的越境〉の決意とともに、〈わたし〉を世界に住まわせる新たな流儀が鮮やかに描き出される。初版刊行から四半世紀のあいだ読み継がれてきた、著者の思想の源流をなす著作にして、ポストコロニアル批評の極北にたつ金字塔。新たに補遺2編を加え、図版を大幅に刷新した完全版。
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3月の新刊:文人伝

2017年 3月 15日

文人伝 書影文人伝
ウィリアム・マルクス(著)
本田貴久(訳)

判型:四六判上製
頁数:320頁
定価:3200円+税
ISBN:978-4-8010-0180-0 C0098
装幀:長澤均(パピエ・コレ)
3月30日頃発売!


過去の文人、そして未来の文人に捧げる書
過去のテクストを読み、注釈を入れ、ときには未来に向けてテクストを書く者=文人とはいかなる存在なのか? 古今東西の文人たち――孔子から菅原道真、そしてロラン・バルトまで――のさまざまな〈生〉を題材に、その誕生から死までの〈文人の一生〉を24章で描きだす。

目次
第1章 誕生
第2章 身体
第3章 性
第4章 時間割
第5章 教育
第6章 試験
第7章 書斎
第8章 経済
第9章 家
第10章  庭
第11章  動物
第12章  性別
第13章  食事
第14章  憂鬱
第15章  魂
第16章  宗教
第17章  論争
第18章  アカデミー
第19章  政治
第20章  戦争
第21章  戴冠
第22章  島
第23章  夜
第24章  死
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3月の新刊 : 長い夢

2017年 3月 15日

長い夢長い夢
リチャード・ライト(著)
木内徹(訳)

判型:四六判上製
頁数:492頁
定価:4500円+税
ISBN:978-4-8010-0217-3 C0097
装幀:齋藤久美子
3月1日発売!


1940年代に『アメリカの息子』、『ブラック・ボーイ』などでアメリカ黒人文学の基礎を築いた著者が、現代アメリカ社会に通底する人種差別問題を《事実と真実》で描いた長編小説。

アメリカ南部で葬儀屋を営む父のもと思春期を生きる少年フィッシュベリー。父子の葛藤、白人による友人の殺害、売春宿の火事での恋人の死、そして白人警察署長による父の謀殺……。
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3月の新刊:さまよえる影たち〈最後の王国1〉《パスカル・キニャール・コレクション》

2017年 3月 6日

さまよえる影パスカル・キニャール・コレクション第二回配本!
さまよえる影たち 〈最後の王国1〉
小川美登里+桑田光平訳(訳)

判型:四六判上製
頁数:202頁
定価:2400円+税
ISBN:ISBN978-4-8010-0223-7 C0397
好評発売中!

不可侵の、わたしだけの王国
死に直面した作家が、そこで死ぬため、書き始めた<最後の王国>。群れず、そして服従せず、二十一世紀をありのままに語る、隠者の書。影/死者たちとともに、文学を渉猟し、断片化し、ショートさせる、書物の脱構築!
小説の体をなしていないにもかかわらず、ゴンクール賞を受賞し、文学作品の定義/既成概念を打ち破った、異例の書。
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3月の新刊:マンガ視覚文化論――見る、聞く、語る

2017年 3月 2日

マンガ 書影マンガ視覚文化論
見る、聞く、語る
編者=鈴木雅雄+中田健太郎
執筆=夏目房之介+三輪健太朗+岩下朋世+細馬宏通+泉信行+佐々木果+森田直子+宮本大人+伊藤剛+石岡良治

判型:A5判並製
頁数:424頁
定価:3200円+税
ISBN:978-4-8010-0183-1 C0095
装幀:宗利淳一
3月25日頃発売!


〈マンガ〉は何を可能にしたのか?
前著『マンガを「見る」という体験』に続き、マンガ研究の最前線を走る12名によるマンガ論のハードコア!!
〈マンガ的体験〉を〈近代〉の枠組みのなかに置き、マンガを「見る」「聞く」「語る」という知覚体験から捉えなおし、コマ/フレーム/フキダシについて斬新な切り口から論じる画期的な論集。

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2月の新刊:傷痕《フィクションのエル・ドラード》

2017年 2月 27日

傷痕 書影傷痕
《フィクションのエル・ドラード》
フアン・ホセ・サエール(著)
大西亮(訳)

判型:四六判上製
頁数:328頁
定価:2800円+税
ISBN:978-4-89176-962-8 C0397
装幀:宗利淳一
好評発売中!

サエールは20世紀アルゼンチン文学において、ボルヘスに次いでもっとも偉大な作家である。(ベアトリス・サルロ)


〈妻殺しの容疑者が取調中に窓から身を投げた……〉
自殺の瞬間に偶然立ち会った若き新聞記者アンヘルと、自堕落な生活を続けるその母。容疑者の旧友で賭博に入れこむ元弁護士セルヒオと、神秘的な女中デリシア。取り憑かれたようにオスカー・ワイルドの翻訳に没頭する判事エルネストと、謎の男トマティス……
〈出口なし〉の政治状況を背景に、〈傷〉を抱えた登場人物たちの複数の視点からひとつの事件を浮かび上がらせた初期の傑作長編。
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2月の新刊:ペルーの鳥──死出の旅へ

2017年 2月 18日

書影_ペルーの鳥ペルーの鳥
死出の旅へ
ロマン・ギャリ(著)
須藤哲生(訳)

判型:四六判上製
頁数:268頁
定価:2800円+税
ISBN:978−4−8010−0179−4 C0097
装幀:宗利淳一
三月中旬発売予定!

《人間なんてまだ存在していないんだ》
一面に広がる鳥の屍体を踏み分けて入水する美女,人間をセメント詰めにする男,大男の初恋を馬鹿にする小人……奇々怪々な登場人物たちが織りなす,白昼夢の世界。
人間の邪悪さと卑小さ,哀しみと悪徳を〈人間〉への絶望と愛によって,そして辛辣な皮肉とユーモアをこめて描き出す,ゴンクール賞を二度受賞した,謎多き作家の16篇の物語。
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2月の新刊:ドン・キホーテ[前篇]《セルバンテス全集②》

2017年 2月 7日

書影(ドン・キホーテ前篇)ドン・キホーテ[前篇]
《セルバンテス全集②》
岡村一(訳)
本田誠二(注釈)

判型:A5判上製
頁数:816頁
定価:10000円+税
ISBN:978−4−8010−0172−5 C0397
装幀:西山孝司
2月14日頃発売!

騎士道物語に魅せられ、〈狂人〉となった初老の男の〈荒唐無稽な〉冒険譚。スペイン黄金世紀文学の巨人による、近代小説の最初にして最高の作品!
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2月の新刊:ロッシーニ《セビーリャの理髪師》

2017年 2月 1日

ロッシーニ書影ロッシーニ《セビーリャの理髪師》
名作を究める十の扉
水谷彰良(著)
判型:A5判上製
頁数:310頁
定価:3500円+税
ISBN:978-4-8010-0208-1 C0073
装幀:滝澤和子
好評発売中!

名曲のすべてがこの1冊に
200年にわたって愛されてきた傑作オペラ《セビーリャの理髪師》には、いまだ知られざる謎があった。初演失敗の真実とは何だったのか? なぜ一世紀以上も改変されたまま流布したのか? 自筆譜に残された創作上の意図とは? 日本ではどのようにして受容されたのか?――ロッシーニ研究の第一人者が名曲の舞台裏と隠された真実に迫る。
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1月の新刊:フッサールにおける価値と実践

2017年 1月 23日

フッサールにおける価値と実践フッサールにおける価値と実践
善さはいかにして構成されるのか
八重樫徹(著)

判型:四六判上製
頁数:312頁
定価:3500円+税
ISBN:978-4-8010-0181-7 C0010
装幀:宗利淳一
1月25日頃発売!

〈よく生きること〉はいかにして可能か?
初期の『論理学研究』から未公刊の草稿まで、フッサールの哲学に見いだせるものとは〈よく生きること〉への問いであった。フッサールにおける「価値論」を丹念にたどることにより、それが「感情」と切り離せないものであることを解明し、フッサール倫理学にひとつの筋道を見出す。
最新のフッサール研究を踏まえながら「生きる意味」について考える、実践的な哲学書。
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12月の新刊:アレゴレシス――東洋と西洋の文学と文学理論の翻訳可能性

2016年 12月 28日

アレゴレシス_書影アレゴレシス
東洋と西洋の文学と文学理論の翻訳可能性
張隆溪(チャン・ロンシー)(著)
鈴木章能+鳥飼真人(訳)

判型:A5判上製
頁数:396頁
定価:5000円+税
ISBN:978-4-8010-0209-8 C0090
装幀:西山孝司
好評発売中!


様々な言語や文化が存在するなかで、我々は何をどのように知るのか?

古今東西の様々な文学が、異なる時代と文化・政治的状況においていかに類似した読み方をされ、またいかに類似した過程をもって書かれるのかを考察し、文学や文学理論の翻訳可能性を示した、「世界文学」の世界的研究者による理論書。
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12月の新刊:フレイマー・フレイムド《人類学の転回》

2016年 12月 28日

フレイマーフレイムド_書影フレイマー・フレイムド
《人類学の転回》
トリン・T・ミンハ(著)
小林富久子+矢口裕子+村尾静二(訳)

判型:四六判上製
頁数:407頁
定価:4000円+税
ISBN:978-4-8010-0206-7 C0010
装幀:宗利淳一
好評発売中!

枠取る者は、枠取られる――
映像作家、音楽家、人類学者としても知名な著者が、〈前衛映画〉と〈実験映画〉のとらえ方、〈学際性〉の意味、〈詩的言語〉の役割、〈モダニズム〉と〈ポストモダニズム〉の連続性、〈ポストフェミニズム〉とは何か、などについて、率直かつ平易な言葉で語ったインタヴュー集。著者の代表的な映像作品「ルアッサンブラージュ」「ありのままの場所」「姓はヴェト、名はナム」の完全版スクリプトも収載。
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12月の新刊:メイン・ストリートのならず者《ロックの名盤!》

2016年 12月 26日

メインストリートのならず者メイン・ストリートのならず者
《ロックの名盤!》
ビル・ヤノヴィッツ(著)
石本哲子(訳)

判型:四六判並製
頁数:218頁
定価:1800円+税
ISBN:978-4-89176-943-7 C373
装幀:宗利淳一
好評発売中!

ロックンロールの神髄,ここにあり
混迷の60年代末を抜け,亡命先での伝説的なレコーディングはストーンズのサウンドに新境地をもたらした。ジャケット,歌詞,関係者の証言を手がかりに,その奇跡の足跡をたどる!
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12月の新刊:サイン・オブ・ザ・タイムズ《ロックの名盤!》

2016年 12月 26日

サインオブザタイムズサイン・オブ・ザ・タイムズ
《ロックの名盤!》
ミケランジェロ・マトス(著)
石本哲子(訳)

判型:四六判並製
頁数:164頁
定価:1500円+税
ISBN:978-4-89176-945-1 C373
装幀:宗利淳一
好評発売中!

プリンスはいつだって新しい。
ポップ・ミュージックをアートにした男,プリンス。その代表作の奥深さに分け入りながら,いかにして人がその虜になっていくのかを綴ったドキュメント。
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12月の新刊:絵画との契約――山田正亮再考

2016年 12月 26日

絵画との契約_書影
絵画との契約

山田正亮再考
松浦寿夫+中林和雄+沢山遼+林道郎(著)

判型:四六判上製
頁数:201頁
定価:2500円+税
ISBN:978-4-8010-0207-4 C0070
装幀:宗利淳一
12月12日発売!

「絵を描き続けたまえ 絵画との契約である」
《Work》、《Still Life》、《Color》などのシリーズをはじめ5000点もの作品を遺した山田正亮(1929-2010)。「endless 山田正亮の絵画」展(東京国立近代美術館で開催中、2017.3.1~4.9に京都国立近代美術館へ巡回)に先立ち、画家、美術批評家、学芸員らがレクチャー、討議を重ね、その制作の過程、作品の変遷等を多角的に考察しその実像を剔出する。読んでから観る/観てから読むのエンドレス。
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新シリーズ《パスカル・キニャール・コレクション》刊行開始!

2016年 12月 12日

キニャール
レヴィナスのもとで哲学を学んだ思索家であり、卓越したストーリーテラーでもあるパスカル・キニャール(1948–)。
彼の小説作品(本邦初訳)だけでなく、作家のライフワークである〈最後の王国〉シリーズ全巻(現時点)と、音楽論、舞踏論、絵画論など、全15冊に集成します。作家の全貌に迫るラインナップです。
内容見本呈(全国の書店でも配布しております)。
詳細はこちら(PDF)をご覧ください。

記念すべき第一回配本(12月25日頃発売!)は、
『いにしえの光』『約束のない絆』を二冊同時に刊行します。
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12月の新刊:痕跡

2016年 12月 12日

痕跡
痕跡
エドゥアール・グリッサン(著)
中村隆之(訳)

判型:四六判上製
頁数:256頁
定価:2500円+税
ISBN:978-4-8010-0210-4 C0097
12月25日発売!

打ちのめされ、不可能なこの<われら>!
カリブ海を代表する作家が、フォークナーの影響を受け、実験的な手法でカリブ海の歴史・幻想的な伝承を交えながら、主人公マリ・スラから数世紀に渡る家族の記憶を遡る、マルティニック・サーガ。
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