12月2023のアーカイヴ

2月の新刊:震える物質——物の政治的エコロジー

2023年 12月 29日

書影_震える物質震える物質
物の政治的エコロジー
ジェーン・ベネット(著)
林道郎(訳)

判型:四六判上製
頁数:321頁
定価:3500円+税
ISBN:978-4-8010-0728-4 C0010
装幀:Gaspard Lenski
2月上旬発売予定!

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〈物‐力〉のもつネットワーク
「物」は私たちの経験にいかにして作用しているのだろうか? 私たちもまた「物」なのだろうか?
路上に滞留するゴミの群れ、ニーチェの食事療法、オメガ3脂肪酸の摂取と人間の感情、大規模停電、ES細胞研究、ダーウィンのミミズ……。
不活発で受動的だとされてきた物質のもつ媒介作用を豊富な例から析出し、人間と人間以外のものが連鎖・協働する世界=アセンブリッジを思い描く。物=生命の新たなポリティカル・エコロジー。

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1月の新刊:アートと人類学の共創――空き家・もの・こと・記憶

2023年 12月 29日

アート人類_書影アートと人類学の共創
空き家・もの・こと・記憶
服部志帆+小野環+横谷奈歩(編)

判型:A5判上製
頁数:312頁+カラー別丁64頁
定価:4000円+税
ISBN:978-4-8010-0772-7 C0070
装幀:滝澤和子
1月中旬発売!

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声なき声にかたちをあたえる
一軒の空き家に残された「もの」から、いかにして人びとの生を描き出し、歴史を語り継ぐことができるのか。人類学者とアーティストは、それぞれの立場からこの問いに向き合い、「もの」たちの声に耳をすます。写真、家具から柱、果てはつもった埃に至るまで、空き家をくまなく探索することで浮かび上がったのは、ひとつの空き家を軸にした、ある家族の生きざまと塩江町の人びとの繋がりだった。今はなき人びとの記憶を継承するために、アートと人類学に何ができるのか。分野の壁を超えた挑戦的なプロジェクトの軌跡。

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1月の新刊:或る英国俳優の書棚

2023年 12月 29日

書影_或る英国俳優の書棚_書影或る英国俳優の書棚
野村悠里(著)

判型:A5判上製
頁数:268頁+別丁カラー24頁
定価:4000円+税
ISBN:978-4-8010-0758-1 C0098
装幀:間村俊一
1月中旬発売!

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俳優クロフトンが集めた小さな書物たち

1932年の冬、ロンドン大学に500冊の《リトル・ブック》が寄贈された。小型本を寄贈したのはセシル・F・クロフトン、ヴィクトリア朝時代の舞台に立ち、アンティークショップの店主でもあった――
英国の演劇史に名を残すこともなかった《或る俳優》がスクラップブックに切り貼りした新聞、絵葉書、手紙、写真など多様な断片から知られざる人生を復元し、製本史からそのコレクションに光をあてる。

《数年前のことになるが、なにかの縁があって筆者はクロフトンの蔵書票のついた本を譲り受けた。400年前に出版されたイタリア史の英訳本である。(…)表紙を開くと、マーブル紙の見返しには「誰も死ぬまで幸福ではない」という蔵書票が貼られている。(…)書棚のある部屋はいったいどこで、椅子に座って本を読んでいる人物は誰なのか。筆者はこの大型本を頼りに渡英し、旧所蔵者の情報を探しはじめた。》(本書より)

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12月の新刊:聖なる自己――カリスマ派の癒しの文化現象学

2023年 12月 25日

聖なる自己聖なる自己
カリスマ派の癒しの文化現象学
《人類学の転回》
トーマス・J・チョルダッシュ(著)
飯田淳子+島薗洋介+川田牧人(監訳)
津村文彦+野波侑里+堀口佐知子+村津蘭(訳)

判型:四六判上製
頁数:457頁
定価:6000円+税
ISBN:978-4-8010-0770-3 C0010
装幀:宗利淳一
12月下旬発売!

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内なる他者性との邂逅へ
集会のさなか気を失ったり、異言や預言を発したりする信徒たちの身には、なにが起こっているのか――。カリスマ派キリスト教の宗教体験をめぐって、現象学をはじめとするさまざまな分野の知見を渉猟しながら、身体性の次元から人間の経験にせまる、《聖なるもの》の民族誌。

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「アラン・バディウ」ブックフェア開催!

2023年 12月 15日

2023年12月15日から2024年1月14日まで、ジュンク堂書店池袋本店4階にて、『アラン・バディウ、自らの哲学を語る』刊行記念ブックフェアを開催いたします。

『アラン・バディウ、自らの哲学を語る』を中心に、バディウの著書から現代フランス哲学の関連書まで、バディウの思想に(再)入門するための必読書が50点近く紹介されます。

この機会にぜひ足をお運びください。

 

12月の新刊:摩擦――グローバル・コネクションの民族誌《人類学の転回》

2023年 12月 13日

摩擦_書影摩擦
グローバル・コネクションの民族誌
《人類学の転回》
アナ・ツィン(著)
石橋弘之・岩原紘伊・寺内大左・難波美芸・箕曲在弘(訳)
判型:四六判上製
頁数:474頁
定価:5200円+税
ISBN:978-4-8010-0787-1 C0010
装幀:宗利淳一
12月下旬発売!

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燃えあがる熱帯雨林のポリティクス

樹木に自らの名を刻むチェーンソーマン、軍隊とともに山頂を目指す自然愛好家、人間に大木の手入れをさせるオオミツバチ、ボルネオ島のすべての生き物を記録するダヤックの指導者……

インドネシアの南カリマンタンに拡がる美しい熱帯雨林を舞台に、あらゆる差異を抹消し地球をひとつにしようとする力学と、さまざまなアクターの偶発的な《協働》が織りなす、断片的なもののエスノグラフィ。

車輪が回転するのは道の表面と出会うからであり、宙に浮いた車輪はどこへも行くことができない。二本の棒を擦りつけると熱と光を生じさせるが、一本の棒はただの棒だ。比喩表現としての摩擦が私たちに思い起こさせるのは、異種混淆的で不均衡な出会いは、文化と権力の新たな布置へと導いてくれるということだ。(本書より)


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12月の新刊:マルグリット・ド・ヴァロワ回想録

2023年 12月 8日

ヴァロワ回想録マルグリット・ド・ヴァロワ回想録
鍛治義弘(訳)

判型:A5判上製
頁数:248頁
定価:3500円+税
ISBN:978-4-8010-0773-4 C0022
装幀:齋藤久美子
12月下旬発売!

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デュマが描いた〈王妃マルゴ〉、自らを語る

美貌により男たちを破滅させた〈悪女〉と伝えられる一方で、高い知性と教養を備え、カトリックとユグノーの狭間で外交手腕を発揮したヴァロワ朝最後の王妃マルグリット・ド・ヴァロワ。

自らの激動の半生を振り返る、サン=バルテルミーの大虐殺で幕を開ける宗教戦争時代の最良の証言にしてフランス・ルネサンスを代表する〈自伝〉作品。

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12月の新刊:関係性の美学

2023年 12月 7日

関係性の美学関係性の美学
ニコラ・ブリオー(著)
辻憲行(訳)

判型:四六判上製
頁数:256頁
定価:3200円+税
ISBN:978-4-8010-0782-6  C0070
装幀:宗利淳一
12月下旬発売!

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90年代、モダニズム失効後に現れたリレーショナル・アート。
参加、出会い、待ち合わせ、はては労働行為や商取引までをも形式化する捉えどころのない作品たちは、いかにして誕生したのか。
芸術理論の空白のただなかで、全面的な商品化へ向かいつつある現在のアートを読み解くための必携書!

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12月の新刊:わが魂の航海術——’67-’69 時代霊と遊ぶ

2023年 12月 7日

わが魂の航海術_書影わが魂の航海術
’67−’69 時代霊と遊ぶ
川崎三木男(著)

判型:四六判上製
頁数:208頁
定価:2000円+税
ISBN:978-4-8010-0788-8 C0095
装幀:福士昌明+川崎三木男
カリグラフィー:塩崎敬子
12月下旬発売!

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団塊の世代は激動の1967年-69年をどう生きぬいたのか
全共闘運動から美学校一期生へ、そして状況劇場とともに沖縄へ!熱い魂の航海記

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12月の新刊:労働と身体の大衆文化

2023年 12月 6日

労働と身体の大衆文化_書影労働と身体の大衆文化
大塚英志+星野幸代(編)

判型:A5判上製
頁数:316頁
定価:5500円+税
ISBN:978-4-8010-0778-9 C0036
装幀:宗利淳一
12月下旬発売!

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プロパガンダ大衆文化の行方
翼賛体制下、国民の身体は総力戦に向け保全されるべきものとなり、国威発揚と労働・生産を下支えする大衆文化が次々と生まれた。では動員解除後、娯楽を享受する身体は何を求め、大量に生産された娯楽はどこへいったのか。戦時下の舞台・芸能・合唱・ラジオ・映画を横断し、戦後の大衆文化へと至る伏流を探る。

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12月の新刊:接続する柳田國男

2023年 12月 6日

接続する柳田國男_書影接続する柳田國男
大塚英志(編)

判型:A5判上製
頁数:439頁
定価:6500円+税
ISBN:978-4-8010-0777-2 C0039
装幀:宗利淳一
12月中旬発売!

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自分たちは一体どういう世に生きているのか?
歴史・習俗を観察し,それらによって規定された個人の内面をも観察すること。反アカデミズムの総合知として誕生した民俗学は、柳田國男の独自の歴史観と方法論を宿していた。社会改革に向けた情報インフラの構築と市民教育に取り組み,メディア論的思考で事象を捉えた柳田民俗学の可能性をいま一度世に開く!

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お知らせ:『戦後フランスの前衛たち——言葉とイメージの実験史』出版記念イベント

2023年 12月 4日

『戦後フランスの前衛たち——言葉とイメージの実験史』の出版を記念してのイベントのお知らせです。

書影_戦後フランスの前衛たち

日時:2023年12月16日(土)13時~18時
場所國學院大學渋谷キャンパス5号館5201教室
料金:参加自由/事前予約不要
主催:基盤研究(C)「第二次大戦後フランス文学における前衛の諸問題」17K02610(研究代表者:進藤久乃)

内容
第一部 第二次世界大戦後の前衛・日仏の前衛(13時10分~14時40分)
司会:谷昌親(早稲田大学教授)
進藤久乃(國學院大學)、⻑谷川晶子(京都産業大学)、ヴァンサン・マニゴ(早稲田大学)

第二部 前衛を相対化する視線(14時50分~16時20分)
司会:後藤渡(早稲田大学講師)
久保田⻫也(早稲田大学)、綾部麻美(慶應義塾大学)、菊池慶子(慶應義塾大学)

第三部 視覚詩と音声詩──前衛から実験へ(16時30分~18時00分)
司会:塚原史(早稲田大学名誉教授)
熊木淳(獨協大学)、森田俊吾(奈良女子大学)、門間広明(北海学園大学)

問い合わせ先:進藤久乃(メールはこちらへ