2月2024のアーカイヴ

3月の新刊:近代都市と絵画——パリからニューヨークへ

2024年 2月 28日

近代都市と絵画近代都市と絵画
パリからニューヨークへ
坂上桂子(編)

判型:A5判上製
頁数:250頁+別丁カラー8頁
定価:4000円+税
ISBN:978-4-8010-0795-6 C0071
装幀:滝澤和子
3月上旬発売!

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都市の表象が映すもの
近代美術の歴史は、近代都市の成立と軌を一にしていた。芸術の都パリは、19世紀の大改造を抜きには語れず、都市生活が新たな視覚と感性を画家にもたらし、印象派以降の潮流が生まれた。かたやニューヨークでは、高層ビルに象徴される巨大な時空間が、前衛芸術の伸長を促した。二大都市で活躍した画家に焦点を当て、都市と芸術の創造的関係を探る。

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3月の新刊:身体の言語——十八世紀フランスのバレエ・ダクシオン

2024年 2月 20日

身体の言語_書影身体の言語
十八世紀フランスのバレエ・ダクシオン
川野惠子(著)

判型:A5判上製
頁数:314頁
定価:5000円+税
ISBN:978-4-8010-0791-8 C0010
装幀:藤谷恭子
3月中旬頃発売!

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〈台詞/ロゴス〉から〈身体〉への転換点
18世紀に演劇的な筋立てをもつ舞踊作品が流行し、その動向は舞踊史において《バレエ・ダクシオン》と名付けられる――。
コンディヤック、ディドロの言語論、メネトリエ、カユザック、ノヴェールの舞踊論をひもときながら、舞踊がひとつの芸術ジャンルとして確立する背景を丁寧に辿ることにより、〈身体で語る舞踊〉がいかにして誕生したのかを美学的視点から追求する。

《身体の言語には、観念を模倣し、観客に一方的に伝達する古典的な舞台空間を、観客と作者が相互にやり取りをする動的な舞台空間へと変革する力がある。(……)これは17世紀から18世紀にかけて、筋(アクシオン)という言葉/分節音言語の伝統に身振り(アクシオン)という身体の言語/像が取って代わる転覆に起因した。バレエ・ダクシオンという術語には、こうした芸術概念のパラダイムが近代へと移行する力動性が響いている。》(本書より)

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3月の新刊:オペラの時代――音楽と文学のポリフォニー

2024年 2月 20日

オペラの時代オペラの時代
音楽と文学のポリフォニー
《青山学院大学総合研究所叢書》
荒木善太+和田惠里+福田美雪(編)
澤田肇+稲田隆之+安川智子+林信蔵(著)

判型:四六判上製
頁数:288頁
定価:3500円+税
ISBN:978-4-8010-0796-3 C0073
装幀:宗利淳一
3月中旬発売!


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近代の首都パリとオペラ
人々がオペラに熱狂した近代のパリを舞台に、オペラと文学の相互作用が奏でる豊穣なポリフォニーの世界とは?
音楽史と文学史を越境する、多様なアプローチによる7つの鮮烈なオペラ論。

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3月の新刊:アートの処方箋

2024年 2月 20日

アートの処方箋_書影アートの処方箋
小澤基弘(監修)

判型:A5判並製
頁数:298頁
定価:2800円+税
ISBN:978-4-8010-0792-5 C0070
装幀:谷川潤
3月上旬発売!

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疲れた心をほぐして癒す、アートの力。
生きづらさを抱えるあなたに贈る、とっておきの処方箋。

新型コロナウイルス感染症により閉塞した社会のなかで、いかに人びとは生きることができるのか。《みる》、《つくる》、《かんがえる》というアートの力から、現代の生きづらさに向かい合う。

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2月の新刊:耳のために書く——反散文論の試み

2024年 2月 15日

耳のために書く_書影耳のために書く
反散文論の試み
野田研一(編)

判型:A5判上製
頁数:328頁
定価:4500円+税
ISBN:978-4-8010-0793-2 C0095
装幀:斎藤久美子
2月下旬発売!

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近代とは<散文の時代>。
近代とは〈散文の時代〉。グーテンベルクの印刷革命による〈文字/活字の文化〉の覇権は、言葉から〈声〉を奪い、それを〈目〉の言語へと変容させた。私たちは〈声〉なき〈散文の時代〉を生きて久しい。視覚化された言語が産み落とした〈散文〉とは何かを問い直し、記憶による思考から成る〈声の文化〉の行方を英米文学・日本古典文学・文化人類学・環境文学など多岐にわたる視座から探る試み。

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イベント:神保町ブックセンター ラウンジトーク シリーズ Vol.1 『アートと人類学の共創——空き家・もの・こと・記憶』

2024年 2月 14日

『アートと人類学の共創——空き家・もの・こと・記憶』(2024年1月、小社刊行)出版記念イベントのお知らせです。

神保町ブックセンター ラウンジトーク シリーズ Vol.1 『アートと人類学の共創——空き家・もの・こと・記憶』

日時:2024年2月16日(金)19:00〜21:00
場所:神保町ブックセンター
料金:1,000円+600円(1ドリンク)

 * イベントの詳細はこちら

当日来場者にはオリジナルのしおり(エディションナンバー付き)を配布予定です。
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【登壇者】
服部志帆(はっとりしほ)
天理大学国際学部准教授。京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科一貫制博士課程修了。博士(地域研究)。専門は、生態人類学、アフリカ地域研究、民族植物学。主な著書に、『森と人の共存への挑戦――カメルーンの熱帯雨林保護と狩猟採集民の生活・文化の両立に関する研究』(松香堂書店、2012年)、『霊長類学者川村俊蔵のフィールドノート――1950年代屋久島の猟師と後継者たち』(編著、南方新社、2021年)などが、訳書に、『アフリカの森の女たち――文化・進化・発達の人類学』(共訳、春風社、2020年)がある。

小野環(おのたまき)
美術家。尾道市立大学美術学科教授、AIR Onomichi 代表、NPO法人尾道空き家再生プロジェクト副代表理事。東京芸術大学大学院美術研究科修士課程油画専攻修了。修士(美術)。主な展覧会に、「VOCA展」(上野の森美術館、2004)、「複数形の世界にはじまりに」(東京都美術館、2018)、「ONLY CONNECT OSAKA」(クリエイティブセンター大阪、2019)、「Re-edit 再編」(光明寺會舘、2021)などが、展覧会企画に「ニューランドスカップ シュシ・スライマン」展(尾道市立美術館、2023)などがある。小林和作賞(2016)、第24回岡本太郎現代芸術賞特別賞(2021)受賞。

横谷奈歩(よこやなほ)
美術家。東京芸術大学大学院美術研究科後期博士課程修了。博士(美術)。文化庁新進芸術家海外研修制度二年派遣研修員(2009-2011)。主なプロジェクトに、「高橋家にまつわる物語」、「星劇団再演プロジェクト」(2013〜現在/ AIR Onomichi)、「剥離と忘却と」(世界考古学会議との共催企画、ヴォイスギャラリー、2016)、「アートとサイエンスのあいだ」(ナポリ科学博物館、2012/ IRFAK OASIS,Burkina Faso、2014)、「芸術と考古学――春休みの遺跡」(杉沢遺跡・伊吹山文化資料館、2017/2019)などがある。

 

2月の新刊:国境を越える日本アナーキズム——19世紀末から20世紀半ばまで

2024年 2月 14日

書影_国境を越える日本アナーキズム 9.17.54国境を越える日本アナーキズム
19世紀末から20世紀半ばまで
田中ひかる(編)

判型:A5判上製
頁数:294頁
定価:5000円+税
ISBN:978-4-8010-0794-9 C0031
装幀:宗利淳一
2月中旬発売!

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日本アナーキズム史の再検討
幸徳、大杉に限らず、エスペラント語などを駆使し、手紙・雑誌・パンフレットを介して、世界各地と交流してきた日本のアナーキズム。石川三四郎の「土民生活」の着想源、日本に触発されたロシア革命の元闘士、大杉の思想を吸収した朝鮮共産主義者、世界へ発信し続けた延島英一、反戦平和運動と連対する日本アナキスト連盟……国境を飛び越えたアナーキーな実践例から日本におけるアナーキズムを捉え直す。

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書評:ピエール・ミション『小さき人びと——折々の肖像』

2024年 2月 6日

日本ヴァレリー研究会ブログ Le vent se lève にて横田悠矢氏よるピエール・ミション『小さき人びと——折々の肖像』(千葉文夫訳、2023年、小社刊行)の書評が掲載されました。

 

2月の新刊:さまざまな空間[増補新版]

2024年 2月 2日

さまざまな空間さまざまな空間[増補新版]

ジョルジュ・ペレック(著)
塩塚秀一郎(訳)

判型:A5変判上製
頁数:272頁
定価:3500円+税
ISBN:978-4-8010-0779-6 C0097
装幀:宗利淳一
2月下旬発売!

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「生きること、それは空間から空間へ、なるべく身体をぶつけないように移動すること」。
机上から宇宙にいたるあらゆる空間について、言葉遊びやパロディを織り交ぜながら、ときに哲学的に、ときに遊び心たっぷりに綴る、奇妙で美しい居住空間学入門。

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