12月の新刊:曲がった鋤《ブラジル現代文学コレクション》
2022年 12月 23日
曲がった鋤
《ブラジル現代文学コレクション》
イタマール・ヴィエイラ・ジュニオール(編)
武田千香+江口佳子(訳)
判型:四六判上製
頁数:322頁
定価:3000円+税
ISBN:978-4-8010-0684-3 C0397
装幀:宗利淳一
12月下旬発売!
《キロンボーラ》の記憶と闘争
ブラジル独立200年!
20世紀後半、奴隷制が色濃く残るバイーア州奥地のアグア・ネグラ農場、この地で暮らすふたりの幼い姉妹は、祖母が隠しているナイフを見つけ、舌にあてがって……
言語の喪失、奴隷制の負の遺産、血に塗れたナイフ、すべてを知る精霊……現代のアフロ・ブラジル作家が描きだす《傷跡》の物語。
Read the rest of this entry »