第29回AICT演劇評論賞受賞のおしらせ
2024年 4月 15日
小社より2023年に刊行した、小田中章浩『戦争と劇場――第一次世界大戦とフランス演劇』および、關智子『逸脱と侵犯――サラ・ケインのドラマトゥルギー』の二作品が、国際演劇評論家協会日本センターによる第29回AICT演劇評論賞を受賞いたしました。著者の小田中章浩先生、關智子先生、おめでとうございます!
また、選考委員の皆様をはじめ、このたびの選考に関わられた皆様に感謝申し上げます。
2024年 4月 15日
小社より2023年に刊行した、小田中章浩『戦争と劇場――第一次世界大戦とフランス演劇』および、關智子『逸脱と侵犯――サラ・ケインのドラマトゥルギー』の二作品が、国際演劇評論家協会日本センターによる第29回AICT演劇評論賞を受賞いたしました。著者の小田中章浩先生、關智子先生、おめでとうございます!
また、選考委員の皆様をはじめ、このたびの選考に関わられた皆様に感謝申し上げます。
2023年 3月 2日
小社より2022年4月に刊行された佐藤未央子『谷崎潤一郎と映画の存在論』が令和4年度(第73回)芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞いたしました。著者の佐藤未央子さん、おめでとうございます!
また、選考委員の皆様をはじめ、このたびの選考に関わられた皆様に感謝申し上げます。
2022年 11月 2日
2022年度の文化功労者に詩人の安藤元雄氏が選ばれました。
おめでとうございます。
2022年 6月 28日
『ニホンジン』(6月小社刊行)の刊行を記念して、代官山蔦屋書店にて、トークイベントの第二弾が開催されます!
ブラジルから来日する著者のオスカール・ナカザトさんを迎え、日本人であることとブラジル人であることの狭間で揺れる登場人物たちの声をお届けします。聞き手は武田千香さんと日系三世のアンジェロ・イシさん。ふるってご参加ください。
日時:7月1日(金)19時より
会場:代官山蔦屋書店・オンライン配信(Zoom/見逃し視聴あり)
主催:代官山蔦屋書店
2021年 12月 27日
2021年12月より会費有料化を予定していた《コメット・ブッククラブ》ですが、ご好評につき、会費無料期間をさらに2022年9月まで延長いたします。有料化の詳細につきましては、2022年4月以降、あらためてご案内いたします。
ひきつづき、《コメット・ブッククラブ》をどうぞよろしくお願いいたします。
また、《コメット・ブッククラブ》の月刊メールマガジン『コメット通信』第9号〜第14号(2021.4-9)を一般公開いたします。
第1号〜第4号はこちらで、第5号〜第8号はこちらで公開中です。
ぜひ、この機会にご覧ください。
* ご入会についてはこちらをご覧ください。メールマガジンの他、「書籍の特価での購入」や「イベントへのご優待」など、さまざまな特典があります。
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2021年 10月 20日
『ミシェル・フーコー『コレージュ・ド・フランス講義』を読む』オンライン公開書評会【詳細】
開催日:2021年9月25日(土)
コメント:小泉義之(立命館大学)、慎改康之(明治学院大学)
応答:日本側執筆者全員
主催:フーコー研究フォーラム
2021年 7月 5日
2021年6月より会費有料化を予定していた《コメット・ブッククラブ》ですが、ご好評につき、会費無料期間をさらに2021年12月まで延長いたします。有料化の詳細につきましては順次『コメット通信』でお知らせいたします。
ひきつづき、《コメット・ブッククラブ》をどうぞよろしくお願いいたします。
また、《コメット・ブッククラブ》の月刊メールマガジン『コメット通信』は、今回、会費無料期間延長を記念し、『コメット通信』第5号〜8号を特別に一般公開いたします。(第1号〜第4号はこちらで公開中です。)
ぜひ、この機会にご覧ください。
* ご入会についてはこちらをご覧ください。メールマガジンの他、「書籍の特価での購入」や「イベントへのご優待」など、さまざまな特典があります。
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2021年 7月 5日
水声社のブッククラブ、《コメット・ブッククラブ》の入会を受け付けております。さまざまな特典もあります。
*2023年1月1日より有料化しました(無料会員の枠組みもございます)。
詳細は、こちらのページをごらん下さい。
ブッククラブの機関紙「コメット通信」のバックナンバーを公開中です。
2021年 6月 29日
2019年夏〜2021年冬にかけ、東京大学文学部と早稲田大学文学部で開催される研究座談会『文学としての人文知』は、再編されつつある人文科学との対話のなかで、〈文学〉が〈人文知〉と取り結ぶ新たな関係を描き出そうという試みです。発表内容は小社から単行本として刊行する予定ですが、本ページでは、刊行に先駆けて座談会の内容を公開していきます。
第1回 【座談会】文化人類学と文学 〈イメージの人類学〉をめぐって
① 「不可量部分」と「イメージ」/② 多元性・複数性/③ 幻覚体験をめぐって/④ 「フレーム」をめぐる体験
第2回 【座談会】フィクションと文学 フィクション論の現在
① 小説論ではないフィクション論/② フィクションと事実の区別/③ フィクションと現実の境界をずらす/④ フィクションと夢
第3回 【座談会】無意識と文学 ラカンとメルロ=ポンティ
① ラカンvsメルロ=ポンティ?/② 哲学者と画家/③ 想像的なものの現実性/④ 無意識の表象システム/⑤ 現実とフィクションとの境界/⑥ 哲学と文学、精神分析と文学/⑦ 垂直的な過去/⑧ まなざしと声
第4回 【座談会】イメージの歴史
① アナロジーと「現実」/②イメージを可動的なものと考える/③ イメージと世界の共有/④ イコノファジー――イメージを所有する
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2021年 2月 22日
オンライン講演会
文学帝国メキシコへの招待—–現代小説の名作を味わう
来る2021年3月5日(金)に、在日メキシコ大使館主催のオンライン講演会『文学帝国メキシコへの招待—–現代小説の名作を味わう』が開催されます。
小社で好評刊行中のラテンアメリカ文学シリーズ《フィクションのエル・ドラード》の訳者の方々が登壇し、現代メキシコ文学の状況を解説していただくという、本シリーズの読者にとっては必見の、そしてこれからラテンアメリカ文学を読んでみたいという読者にとっては入門となるイベントとなりそうです。
本シリーズの編者であり、最新刊『帝国の動向』(F・デル・パソ)を刊行したばかりの寺尾隆吉先生をはじめ、昨年末に同シリーズから『レオノーラ』(E・ポニアトウスカ)を翻訳した富田広樹先生、そしてメキシコ現代文学の旗手フアン・ビジョーロの翻訳が待たれる山辺弦先生、フアン・ルルフォの研究者の仁平ふくみ先生がご登壇されます。またとない豪華登壇者らによる本イベントにぜひご参加ください(イベント参加費は無料、zoomでの講演会となります。また、予約は先着順となりますので以下の詳細よりはやめの予約を心がけください)。
《フアン・ルルフォ、カルロス・フエンテス、フェルナンド・デル・パソ、エレナ・ポニアトウスカなど、数々の名作家を⽣み出してきたメキシコ。ラテンアメリカ⽂学とその世界的ブームの枠組みだけに収まらないメキシコ⽂学の多様な魅⼒を紹介します。本オンライン講演会では、メキシコ⽂学の研究者、翻訳家たちの⼿引きのもと1920年代から今⽇までのメキシコ⼩説の代表作を時代順に追っていくことで、⽂学帝国メキシコの「⽂学近現代史」を概観していきます。》(概要より)
詳細は以下のチラシをご確認ください。
→*
本イベントは、Zoomを使用したオンラインシンポジウムです。以下のリンクからの事前登録が必要です。https://forms.gle/9ZXeMurA3AjDHq9h9
【開催日時】
18時30分−20時(使⽤⾔語:⽇本語)
参加無料/要予約(申し込み先着順)
【講演者】
寺尾隆吉氏 (早稲田大学社会科学総合学術院教授)
富田広樹氏 (北九州市立大学文学部准教授)
仁平ふくみ氏 (京都産業大学外国語学部准教授)
山辺弦氏 (東京経済大学全学共通教育センター准教授)
【主催】
在日メキシコ大使館
2020年 12月 11日
当初2021年1月より会費有料化を予定していた《コメット・ブッククラブ》ですが、ご好評につき、会費無料期間を2021年6月まで延長いたします。
ご入会についてはこちらです。
メールマガジンの他、「書籍の特価での購入」や「イベントへのご優待」など、さまざまな特典があります。ぜひ、ご入会ください。
また、《コメット・ブッククラブ》の月刊メールマガジン『コメット通信』は、先月末に第4号が刊行されましたが、今回、会費無料期間延長を記念し、『コメット通信』第1号〜4号を特別に一般公開いたします。
最新刊の第4号は、海外作家の豪華執筆陣による特集「新型コロナウィルス・パンデミック下の文学ーー海外から」を掲載しています。執筆者は、ジェラール・マセ、エリック・ファーユ、イト・ナガ、アナイート・グリゴリャン、オラシオ・カステジャーノス・モヤ。他にも盛りだくさんの内容です。
ぜひ、この機会にご覧ください。
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2020年 11月 30日
来る2020年12月5日(土)に、ヘンリー・ミラー協会全国大会がオンラインにて開催されます。どなたでもご参加いただけます。
大会プログラムは以下の通りです。
14:00 Zoom受付開始
14:05 会長挨拶
14:15〜15:15 発表「2人のモダニスト女性作家:アナイス・ニンとH.D.」三宅あつ子先生(京都大学)
15:30〜16:30 発表「Recovering Henry Miller’s Notes on the Death of Mishima」Wayne E. Arnold先生(北九州市立大学)
16:35〜17:35 総会
参加をご希望の方は、ヘンリー・ミラー協会事務局(torunaka@tamacc.chuo-u.ac.jp)宛に、件名を「ヘンリー・ミラー協会大会参加希望」としてメールをお送り下さい。
小社では、アナイス・ニン『炎のはしご』や、『ヘンリー・ミラーを読む』(本田康典・松田憲次郎編)などの著訳書のある、三宅あつ子先生が発表されます。
ぜひご参加ください。
2020年 11月 11日
小社より2019年7月に刊行された荒川徹『ドナルド・ジャッド――風景とミニマリズム』が、第30回「吉田秀和」賞を受賞いたしました。選評者の一人である磯崎新氏による選評を一部抜粋します。
「ミニマリズムに関する著作が多数あるなか、本書はミニマリズムに徹し、論点が展開していく上での標的(アーティスト、年代、場所)が具体的に絞られている点が非常に良いと思いました。かつミニマリズムを都市、建築、工業製品、人工的なランドスケープなど「美術外」の思考と接続させて論じており、展開のヴァリエーションが豊かで、文脈が開かれています」
また、第30回となる今回の受賞では、小社より刊行の『ジョン・ケージ伝』の訳者の一人でもある柿沼敏江さんによる『〈無調〉の誕生――ドミナントなき時代の音楽のゆくえ』(音楽之友社)とのダブル受賞となりました。
「表象文化論奨励賞」につづく受賞をされた荒川徹さん、そして柿沼敏江さん、おめでとうございます! また、選考委員の皆様をはじめ、このたびの選考に関わられた皆様に感謝申し上げます。
2019年 6月 25日
朝日新聞6/22(土)朝刊に、西崎文子さんによる、レオナルド・パドゥーラ『犬を愛した男』(寺尾隆吉訳)の書評が掲載されました。以下で記事を読むことができます。
https://book.asahi.com/article/12476213
2018年 8月 22日
今週日曜日(8/26)朝9:00よりNHK・Eテレで放映される番組『日曜美術館』にて、第二次世界大戦で26歳の若さで戦死した画家、久保克彦が取り上げられます。
日曜美術館「遺された青春の大作~戦没画学生・久保克彦の挑戦」
弊社では、久保克彦の畢生の作品《図案対象》をめぐる論考『《図案対象》を読む――夭折のアヴァンギャルド画家、久保克彦とその時代』を刊行しており、『日曜美術館』には著者の黒田和子氏も出演されます。戦時下とは思えない異様なこの大作の思想、背景、構成についてより詳しく知られたい方は、ぜひ本書をご覧ください。
2018年 6月 25日
小社より2018年3月に刊行された、鳥山定嗣『ヴァレリーの『旧詩帖』――初期詩篇の改変から詩的自伝へ』が、渋沢・クローデル賞奨励賞を受賞いたしました。著者の鳥山定嗣さん、おめでとうございます!
また、選考委員の皆様をはじめ、このたびの選考に関わられた皆様に感謝申し上げます。
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2018年 2月 8日
ツイッターをはじめました。
新刊情報、イベント情報などを発信していきます。
よろしくお願いいたします。
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2017年 11月 21日
スペイン語圏で最も栄えある文学賞「セルバンテス賞」の2017年度の受賞者が、ニカラグアの作家セルヒオ・ラミレスに決まりました。小社はラミレスの代表作『ただ影だけ』を2013年に刊行しております。この機会に、ぜひお読みください!
アイロニーと距離感、内面性とユーモア。
セルヒオ・ラミレスは銅のような三面記事から
言葉と想像力で黄金を生み出す錬金術師だ。——カルロス・フエンテス
1979年、ソモサ独裁政権の崩壊を目前に控えたニカラグア、ソモサの私設秘書官として権力の影で活動していたアリリオ・マルティニカは海からの逃亡を企てるも革命軍に捕らえられ、独裁政権の悪行に加担した嫌疑で民衆裁判にかけられる……
証言、尋問、調書、供述、手紙。事実のなかに想像を巧みに織り交ぜ、鮮烈な描写と圧倒的な語りの技法のもとに、歴史的事件の裏側をフィクションの力で再構築する現代ラテンアメリカ文学の新たな傑作。
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2017年 10月 6日
カズオ・イシグロ氏にノーベル文学賞
スウェーデン・アカデミーは本日6日、2017年のノーベル文学賞を日系イギリス人作家のカズオ・イシグロ氏に授与することを発表しました。氏の小説が「私たちが世界とつながっているという幻想に隠されている闇を明らかにした」ことを受賞理由に挙げています。
小社では日本でも数少ないカズオ・イシグロ論を扱った書籍を刊行しております。
『カズオ・イシグロ――境界のない世界』(平井杏子著)2500円
『水声通信26 特集=カズオ・イシグロ』2000円
カズオ・イシグロ——境界のない世界
著者=平井杏子
4/6判上製/272頁/定価=2500円+税
979-4-89176-821-8 C0098 好評発売中!
デビュー作『遠い山なみの光』から
短編集『夜想曲集』までの作品群をとりあげ、
グローバルな作家の全貌にせまる本邦初の本格的なカズオ・イシグロ論。
水声通信26 特集=カズオ・イシグロ
4/6判上製/240頁/定価=2000円+税
978-4-89176-662-7 C0090 好評発売中!
声のなかへ、降りていくと/小池昌代
カズオ・イシグロの長電話/阿部公彦
遡行するイシグロ/平井杏子
廃物を見つめるカズオ・イシグロ/中川僚子
特に最初の二楽章が……/遠藤不比人
カズオ・イシグロの小説における「顔のない」語り手たち/新井潤美
カズオ・イシグロの声をめぐって/藤田由季美
カズオ・イシグロにおける戦争責任/木下卓
映像にイシグロはなにを見るか/岩田託子