日本ロシア文学会主催公開シンポジウム『ロシアの文化 その魅力と鑑賞法』開催

2017年 5月 25日

来る2017年7月8日(土)に、東京大学本郷キャンパスにて、日本ロシア文学会主催による公開シンポジウム『ロシアの文化 その魅力と鑑賞法』が開催されます。
日時:2017年7月8日(土)14:30〜17:00
場所:東京大学本郷キャンパス 法文1号館113教室
予約不要、入場無料です。詳細は以下のフライヤー(JPEG)をご覧ください。
弊社も、書籍の販売ブースを出展いたします。ロシア文学・映画に関連する様々な書籍を取り揃えておりますので、ぜひお立ち寄りください。

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日本フランス語フランス文学会2017年度春季大会、日本ラテンアメリカ学会第38回定期大会で、販売ブースを出展いたします

2017年 5月 18日

来る2017年6月3日(土)と2017年6月4日(日)の両日に、東京大学駒場キャンパスで、日本フランス語フランス文学会2017年度春季大会、および日本ラテンアメリカ学会第38回定期大会が開催されます。いずれの大会でも、弊社は販売ブースを出展いたします。
日本ラテンアメリカ学会では、18号館1階のラウンジが出版社の出展スペースとなります。
フランス文学・ラテンアメリカ文学に関連する様々な書籍を取り揃えておりますので、ぜひお立ち寄りください。

 

日本文化人類学会第51回研究大会で販売ブースを出展します

2017年 4月 24日

来る2017年5月27日(土)と2017年5月28日(日)の両日に神戸大学鶴甲第一キャンパスで開催される日本文化人類学会第51回研究大会で、販売ブースを出展いたします。
現在好評刊行中の『人類学の転回』シリーズや『パルティータ』シリーズなどを取り揃えておりますので、ぜひお立ち寄りください。

 

今福龍太コレクション〈パルティータ〉 『クレオール主義 パルティータⅠ』刊行記念トークイベント開催のお知らせ

2017年 4月 13日


今福龍太×松田法子
「境界の場所にはクレオールの虹が立つ」


 26年前に初版が刊行され、以後、読者の静かな支持を得ながら変容をつづけてきた書物『クレオール主義』。
 日本における「境界の思考」「ボーダー論」「ポストコロニアル研究」の重要な一里塚となったこの著作が、このほどまったく新しい装いをまとって、小社から復刊しました。今福龍太の著作コレクション〈パルティータ〉の第1巻です。内容も大幅に刷新され、まるでポスト・オバマ時代=トランプ時代に再び現れた、アクチュアルなヴィジョンをはらむ「新著」のような佇まいです。
 この「変容する書物」の来歴と現在時とをめぐって、著者である今福龍太先生と、建築・都市史の俊秀にして新たな「フィールド」理論を模索する松田法子先生が対話します。
 「場所」「越境」「ヴァナキュラー」「無国籍」「ディアスポラ」「汀」といったテーマの周辺を自由に彷徨いながら、流動する現代世界をあらたな視点から読み解くヒントを探ります。
 『クレオール主義』に掲載された多くの写真・図版を投影し、クレオールの虹の大きな弧の下で語り合う、熱帯市場の華やぎのような2時間です。ふるってご参加ください!

参加を希望される方は、本屋B&Bのウェブサイトより直接お申し込み下さい。

場所:本屋 B&B 東京都世田谷区北沢2-12-4 2F
日時:2017年4月15日(土)
開場:13:30/開演:14:00/終了予定:16:00
参加費:1,500 円+1 drink order
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〈中村真一郎の会〉講演会のお知らせ

2017年 4月 13日

今年没後20年を迎える戦後文学の旗手、中村真一郎。その業績を顕彰する活動・研究を続けている〈中村真一郎の会〉(事務局=水声社)主催の講演会を開催いたします。
講師は、荒川洋治先生、尾崎真理子先生(司会=鈴木貞美先生)。生前の中村真一郎との交流をめぐる思い出にも触れていただきながら、知的興奮に満ちた中村文学の世界を探訪し、今、そして未来の文学のあり方を考えます。

日時】2017年4月22日(土)14:30〜
場所】明治大学駿河台校舎リバティタワー1135教室(13階)
プログラム
14:30〜 尾崎真理子先生「中村真一郎の遺したもの」
15:30〜 荒川洋治先生「中村真一郎の風景」
16:30〜 質疑応答

講師紹介
尾崎真理子(おざきまりこ)先生
……1959年、宮崎県生まれ。文芸評論家、読売新聞編集委員。
荒川洋治(あらかわようじ)先生
……1949年、福井県生まれ。現代詩作家。文化学院総合芸術学科講師。

司会
鈴木貞美(すずきさだみ)先生
……1947年、山口県生まれ。日本文芸文化史研究。国際日本文化研究センター名誉教授。

※聴講1000円、予約不要

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今福龍太コレクション《パルティータ》刊行開始!

2017年 3月 15日

パルティータ
今福龍太コレクション
《パルティータ》(全五巻)

判型:四六判上製
平均頁数:330頁
平均定価:3000円+税
装幀:西山孝司
第一回配本好評発売中!


パルティータ──思想的変奏の組曲(パルティータ)、世界を切り分ける分界(パルティータ)、そして新たな出発(パルティータ)へのいざない──。
 クレオール文化論から群島論にいたるまで、言語・国家・領土・歴史といった近代の制度的規範を批判的に乗り越えながら思考し、接続的で包含的な世界ヴィジョンを探究しつづけてきた今福龍太。その仕事は、脱領域、ボーダー、ディアスポラ、惑星思考、全-世界、深い時(ディープ・タイム)といった理論的パラダイム、そして共創出(シンポイエーシス)や人新世(アントロポセン)をめぐる最新の思想的潮流と響き合いながらも、たえず具体の世界と物質的想像力に霊感を求めて、学問から詩へと、科学からアートへと果敢に越境を繰りかえしてきた。この旅人は、自己が森羅万象のなかに融解してゆく瞬間をとらえ、その界面において、あらゆる人と生命体と場所のあげる密やかな声を謙虚に聴きとろうとする。
「声は、それが響き渡るすべての場所を、自らとともに携えてゆく。声は同時に至る所にある」(『群島-世界論』)。
 世界が生まれながらにして持つ可変的で即興的な「薄墨色の叡知」を、吟遊詩人の精神と手技によって書きとめ、歌い継いできた独創的な人類学者がいざなう思考の冒険。
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《小島信夫長篇集成》全巻予約特典が完成しました

2017年 3月 13日

お待たせいたしました。昨年夏に完結した《小島信夫長篇集成》(全10巻)の全巻予約特典が完成いたしました!

* * *

カフカをめぐって

カフカをめぐって

小島信夫

四六判並製80頁/輸送函入り/2017年3月発行
非売品=限定100部(シリアルナンバー入り)
小説家デビュー間もない小島信夫に絶大な衝撃と影響を与えたカフカとは何者だったのか? カフカ作品の尽きせぬ魅力と実作者にとっての桎梏、そしてその特異な生き様に見え隠れする文学の秘蹟……などなど、『島』や『抱擁家族』の創作秘話や内外の文学への言及とともに語り尽くします。
30余年にわたって眠っていた秘蔵音源(1983年開催の文学講座)を世界ではじめて活字化した貴重な一冊!

*申込ハガキ等でご予約いただいていた皆様に順次発送中です。《長篇集成》お買い上げの書店にてお受け取りくださいますようお願い申し上げます。
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《セルバンテス全集》刊行開始!

2017年 3月 7日

セルバンテス全集
セルバンテス全集(全7巻)

責任編集=鼓直
編集委員=荻内勝之+田尻陽一+樋口正義+本田誠二

判型:A5判上製
平均頁数:310頁
平均定価:8000円+税
装幀:西山孝司
第1回配本好評発売中!

没後400年(2016年)を記念し、近代的な意味での《小説》の創始者にして、《スペイン黄金世紀》文学の最高峰、ミゲル・デ・セルバンテスの全作品を全7冊に集成する初の試みです。各巻に近年の研究成果を反映した詳細で充実した注釈と解説を付し、作家の全貌に迫ります。
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『貧者の息子』関連:〈アルジェリア文学国際シンポジウム〉開催のお知らせ

2017年 3月 6日

アルジェリア文学国際シンポジウム――アルジェリア文学、しかしなぜ?

昨年小社より刊行した『貧者の息子』に関連するシンポジウムが3月25日、26日に催されます。『貧者の息子』の翻訳者で筑波大学教授の青柳悦子先生も所属されている「マグレブ文学研究会」が中心となり、本作品の著者ムルド・フェラウンの長男、アリー・フェラウン(フェラウン協会会長)と、ご息女ファズィア・フェラウン(社会学者)の招待講演があるほか、海外のアルジェリア文学研究者による講演も予定されております。作品理解を深めるまたとない機会ですので、ふるってご参加ください。

*両日ともフランス語使用。講演のみ日本語通訳つき。

日時:2017年3月25日(土)、26日(日)
場所:東京大学本郷キャンパス 法文1号館113教室(http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_01_01_j.html)

3月25日(土)
13:00 開会の辞
13:10 セッション1
Kim Jung Sook, Jin In Hea, Chung Ji Yong
15:30 講演1
Fazia Feraoun (Université d’Alger)(通訳・コメント:青柳悦子)
16:30 講演 2
Amel Chaouati (Cercle des Amis d’Assia Djebar)(通訳・コメント:石川清子)

3月26日(日)
10:00 セッション 2
Mohamed Mahiout, Lee Song Yi, Ali Chibani, 茨木博史
14:00 講演 3
Ali Feraoun (Fondation Mouloud Feraoun)(通訳・コメント:青柳悦子)
15:30 閉会

 

 

 

《キューバナイト!》開催のお知らせ

2017年 1月 6日

キューバナイト!〜キューバ文学を語る熱い夜〜
アレホ・カルペンティエール『方法異説』、レイナルド・アレナス『襲撃』刊行記念イベント

好評をいただいてる小社のラテンアメリカ文学シリーズ《フィクションのエル・ドラード》の最新刊、アレホ・カルペンティエール『方法異説』(寺尾隆吉訳)とレイナルド・アレナス『襲撃』(山辺弦訳)の刊行を記念して、トークイベントを行います。

キューバ革命から半世紀たち、カストロが亡くなったいま、キューバは世界でもっとも“熱い国”だといえるでしょう。政治はもとより、文学、音楽シーンで多 くの注目を集めるキューバについて、亡命作家のレイナルド・アレナスの『襲撃』、さらには『方法異説』で独裁者を描いたアレホ・カルペンティエールの文学 をきっかけに、ハバナクラブを片手に語りあう一夜限りの《キューバナイト》開催!! 対談者には、アルゼンチンナイトにひきつづき佐々木敦氏を迎え、翻訳 者の寺尾隆吉氏にキューバの魅力を語っていただきます。

前回好評だった「アルゼンチンナイト」に引き続き、ディープな話が聞けるまたとないチャンスです。ふるってご参加ください!

※ご注文いただく1ドリンクとは別に、この夜だけ、キューバのラム酒「ハバナクラブ」を振る舞います!

参加を希望される方は、本屋B&Bのウェブサイトより直接お申し込み下さい。

場所:本屋 B&B 東京都世田谷区北沢2-12-4 2F
日時:2017年1月26日(木)
開場:19:30/開演:20:00/終了予定:22:00
参加費:1,500 円+1 drink order

講師:

寺尾隆吉(てらお・りゅうきち)
1971年、愛知県生まれ。フェリス女学院大学教授。翻訳家。専攻、現代ラテンアメリカ文学。「フィクションのエルドラード」(水声社)の編者であり、本シリーズ の訳書には、サエール『孤児』をはじめ、フエンテス『ガラスの国境』、コルタサル『八面体』、ドノソ『境界なき土地』などがある。新書に『ラテンアメリカ 文学入門』(中公新書)がある。

佐々木敦(ささき・あつし)
1964年、愛知県生まれ。批評家。音楽レーベルHEADZ主宰。著書に『ゴダール原論』(新潮社)、『例外小説論』(朝日選書)、『ニッポンの文学』(講談社現代新書)、『未知との遭遇【完全版】』(星海社新書)などがある。

 

《小島信夫長篇集成》完結記念トークイベントのお知らせ

2016年 10月 18日

〜《小島信夫長篇集成》(全10巻)完結記念〜
春日武彦×小池昌代「小島信夫のオカシナ魅力」

小島信夫長篇集成10近年、若手作家による再評価が進む戦後文学の鬼才・小島信夫。
没後10年にあたる今年、著者の全15長篇を網羅した《小島信夫長篇集成》(全10巻)が完結しました。

これを記念して、本集成に解説をお寄せいただいた、精神科医の春日武彦さん、詩人の小池昌代さんのお二人をお迎えし、代表作『抱擁家族』『別れる理由』をはじめ、「アメリカン・スクール」「馬」「吃音学院」など、小島文学の中でも特にユニークな長篇・短篇を読み解きながら、小島文学を徹底解剖していただきます。
ユーモア、自虐、ズレ、偏執、倒錯……などなど、作品の随所に見え隠れする〈オカシサ〉というポイントに注目し、精神科医vs詩人という異色の視点から小島信夫の急所を探る試みです。
小島信夫を読みあぐねている人も、小島信夫を読み飽きた(?)人も必聴の、小島信夫〈新〉入門!
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【緊急決定!】『《ドン・キホーテ》見参!』出版記念特別対談 第二弾開催!

2016年 8月 28日

『《ドン・キホーテ》見参!』出版記念特別対談 第二弾
桑原聡×清水克衛「《垂直の生き方》を学ぶ」

書影(ドン・キホーテ見参)今年7月30日、江戸川区篠崎駅にある書店「読書のすすめ」にて開催された、第1回対談講演会が大変ご好評をいただいたため、急遽、第2回の開催が決定いたしました。
前回は、「狂気を失った者たちへ」というテーマで「狂気とは何か?」「狂気は必要なのか?」などについて考えました。今回は「《垂直の生き方》を学ぶ」というテーマで、ドン・キホーテの「生き方」を見ていきながら、前回の成果をどう実践していくかを問います。
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岩野卓司氏によるバタイユ講座開催のお知らせ

2016年 8月 26日

岩野卓司
「シリーズ・思想家を知る「バタイユ エロティシズム、共同体、贈与の経済」」

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弊社で刊行し、ご好評をいただいております『ジョルジュ・バタイユ 神秘経験をめぐる思想の限界と新たな可能性』の著者であり、昨年9月に刊行されたドゥニ・オリエ『ジョルジュ・バタイユの反建築――コンコルド広場占拠』の訳者である岩野卓司氏によって、朝日カルチャーセンターにて同テーマの講座が行われます。




講座名】シリーズ・思想家を知る「バタイユ エロティシズム、共同体、贈与の経済」
日程】10/12, 11/9, 12/14
時間】19:00−20:30
カリキュラム
 第一回 エロティシズム
 第二回 共同体
 第三回 贈与の経済

詳細はこちら

資本主義が限界を迎え、原発や環境破壊が告発され、宗教テロが猛威を振るう今日の状況を踏まえ、バタイユの思想を考えていく講座です。

すでにバタイユを読んでいる方も、これからバタイユのことを知りたいという方も、ぜひふるって足をお運びください。

 

『《ドン・キホーテ》見参!』出版記念イベントのお知らせ

2016年 7月 25日

桑原聡×清水克衛「狂気を失った者たちへ」

書影(ドン・キホーテ見参)緊急決定!
今月5日に刊行後、ご好評をいただいている桑原聡著『《ドン・キホーテ》見参!』の出版記念対談講演会が、江戸川区篠崎にある書店「読書のすすめ」にて7月30日(土)に開催されます。対談のテーマは、本書の副題ともなっている「狂気を失った者たちへ」。スペイン古典文学の金字塔『ドン・キホーテ』を中心に、さまざまなトピックに触れながら「狂気とは何か?」「そもそも狂気は必要なのか?」などについて考えます。
※対談講演会の後は、読書のすすめ店内にて著者のサイン会も開催予定です。


登壇者紹介
桑原聡(くわはらさとし)
一九五七年、山口県に生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。八七年、産経新聞社に入社。整理部、新潟支局、文化部、雑誌『正論』編集部(2010年から13年まで編集長)などを経て、現在文化部編集委員。主な著書に、『わが子をひざにパパが読む絵本50選』(産経新聞出版、2005年)、『わが子と読みたい日本の絵本50選』(同、2006年)、『酒とジャズの日々』(共著、医療タイムス社、2010年)などがある。

清水克衛(しみずかつよし)
一九六一年、東京都生まれ。実業家、書店「読書のすすめ」店長、NPO法人「読書普及協会」初代理事長。1995年に書店「読書のすすめ」を東京都江戸川区・篠崎にて開業。全国からお客さまが押し寄せる繁盛書店となる。「読書のすすめ」の売れ筋本から、全国でのベストセラー本が生まれる現象が続出、出版流通業界内で熱い注目を浴び続けている。主な著書に、『まず、人を喜ばせてみよう』(プレジデント社、2015)、『魂の燃焼へ』(イースト・プレス、2015)、『魂の読書』(扶桑社、2016)、『耆に学ぶ』(エイチエス、2016)などがある。 

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■イベントに関するお問い合わせ、ご予約は下記へお願いいたします。
予約フォーム

開催日時:2016年7月30日(土)
場所:しのざき文化プラザ 第一講義室
(◎都営新宿線「篠崎駅」西口直結)
時間:開場:13:30(予定)
      14:00–15:30 桑原聡氏×清水克衛対談講演
      15:30–16:00  質問コーナー
〒133-0061
東京都江戸川区篠崎町1-7-5
TEL:03-5666-0969
mail:dokusume@gmail.com
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『テラ・ノストラ』刊行記念イベントのお知らせ

2016年 7月 4日

本田誠二×佐々木敦「『テラ・ノストラ』の小説世界」

ピクチャ 1今年5月に刊行後、ご好評をいただいているカルロス・フエンテス『テラ・ノストラ』(本田誠二訳)のトークイベントがジュンク堂池袋本店にて8月12日(金)に開催されます。外国文学ファンの話題となった作品について理解を深めるチャンスはまたとありません。これから読まれる方、まだ読んでいない方、読み終わった方はぜひお気軽に足をお運びください。

「多くの外国文学ファンにながらく待ち望まれてきたカルロス・フエンテスの大著『テラ・ノストラ』の翻訳が5月に刊行されました。2段組にして1000ペー ジを超えるこの大作を前に、読者はその重厚感に驚き、尻込みしてしまうかもしれません。ですが、ひとたび好奇心と読書欲に駆られて小説のページをめくった 読者は、その驚天動地の小説世界に魅了されることでしょう。
旧世界・新世界・別世界の3部作からなる『テラ・ノストラ』の世界観は、イベロアメリカの歴史全体を小説として登場させ、その背景には『ドン・キホーテ』の影響が見え隠れします。このイベントでは、本書の訳者でスペイン文学がご専門の本田 誠二氏と、批評家の佐々木敦氏をお招きし、この驚くべき書物の魅力を存分に語っていただきます。
よみあぐねている人には格好の入門となり、現在読まれている人には新たな読みの視点を与え、すでに読まれている人にはさらなる理解の手掛かりを与えるイベントとなることでしょう。」

登壇者紹介
本田誠二(ほんだ・せいじ)
1951年生まれ。神田外語大学教授。専攻はスペイン黄金世紀文学。主な著書に、『セルバンテスの芸術』(水声社、2005年)。主な訳書に、フアン・ゴイティソロ『スペインとスペイン人』(水声社、2015年)など。

佐々木敦(ささき・あつし)
1964年生まれ。批評家、HEADZ代表。主な著書に、『ニッポンの文学』(講談社現代新書、2016年)、『例外小説論―「事件」としての小説』(朝日選書、2016年)、『ゴダール言論―映画・世界・ソニマージュ』(新潮社、2016年)など。

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■イベントに関するお問い合わせ、ご予約は下記へお願いいたします。

http://honto.jp/store/news/detail_041000019258.html?shgcd=HB300

開催日時:2016年8月12日(金)
場所:ジュンク堂書店池袋本店
時間:19:00開場 19:30開演 〜 21:00終了予定
TEL 03-5956-6111
東京都豊島区南池袋2-15-5
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『人形の文化史』刊行記念イベントのお知らせ

2016年 6月 22日

ピクチャ 1香川檀×阿部賢一「ロボットと球体関節人形のルーツへ――ヨーロッパの人形文化を文学・芸術から語る」

今年3月に刊行後、ご好評をいただいている香川檀編『人形の文化史――ヨーロッパの諸相から』のトークイベントを開催します。
近年、日本でもひそかなブームになっている「人形」について、編者の香川檀先生(武蔵大学)と、中東欧の文化に詳しい阿部賢一先生(東京大学)に、その人形文化の奥深い歴史について語っていただきます。人形を制作している方、また人形文化に関心のある方など、お気軽にご参加ください。

「古来より人間が自らの似姿としてつくりだし、様々な関係を結んできた「人形(ひとがた)」。その意義や魅力について、ヨーロッパ、とくにチェコ・ポーランド・ドイツなど、歴史的に豊かな人形文化の土壌を育んできた地域の文学・芸術から考えていきます。
フィギュアやロボットが溢れる現代文化を理解するためには、まずは西洋の奥深い人形芸術に親しむ必要があります。
中東欧の現代文学・芸術の研究者である阿部賢一さんと、ドイツのモダンアート・前衛芸術の研究者である香川檀さんが、『人形の文化史』をもとに、人形に託して表現された人間の歴史と心理のひだを存分に語りあいます。」(B&BのHPより)
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J・G・バスケスを芥川賞作家と読む

2016年 4月 20日

世界が最も注目するラテンアメリカ作家 2冊同時刊行記念
J・G・バスケスを芥川賞作家と読む


主催:東京外国語大学総合文化研究所
登壇者:小野正嗣・柳原孝敦・久野量一
司会:和田忠彦

今年1月に小社より刊行した『コスタグアナ秘史』の著者、フアン・ガブリエル・バスケスについての講演会が催されます。東京外国語大学総合文化研究所が主催している「series 翻訳を考える2016」の第1回目として、小社刊行の『コスタグアナ秘史』の訳者・久野量一先生(東京外国語大学)と、松籟社より刊行の『物が落ちる音』の訳者・柳原孝敦先生(東京大学)の訳者2名と、芥川賞作家・小野正嗣先生とともにJ・G・バスケスの作品を読解します。
 世界が最も注目する作家の作品を、芥川賞作家はいかに読むのでしょうか。外国文学の“今”が分かるイベントに、ぜひ足をお運びください。
詳細は以下のリンクよりをご覧ください。
J・G・バスケスを芥川賞作家と読む


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日時:2016年4月26日(火)18:00〜19:30
会場:東京外国語大学総合文化研究所研究講義棟 4F 422
入場無料
事前予約不要
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「『ヴァルター・ベンヤミンの墓標』刊行記念イベント開催

2016年 4月 5日

管啓次郎×金子遊「マイケル・タウシグの人類学と思想」

マイケル・タウシグはコロンビア大学人類学教室の教授で、英語圏では知らない人のいない人類学者=移動するエッセイストです。大胆にフィクション批評を導入したその哲学的なエッセイは、まるでビートニク小説のようにも読めると評判です。タウシグの著書が日本語に翻訳されるのは、本書が初めてとなります。「文化人類学の巨人」の魅力を存分に味わっていただくため、管啓次郎さん(詩人・比較文学)と、本書の訳者のひとりである金子遊さん(映像作家・民族誌学)のトークイベントを開催します。

管啓次郎(すが・けいじろう)
1958年生まれ。詩人、比較文学者。明治大学理工学部教授。ハワイ大学、ニューメキシコ大学、ワシントン大学などで、文化人類学と比較文学を学ぶ。主な著作に『コロンブス の犬』、『狼が連れだって走る月』(いずれも河出文庫)、『斜線の旅』(インスクリプト、読売文学賞)、『本は読めないものだから心配するな』、『ストレンジ オグラフィ』(いずれも左右社)など。カリブ海フランス語圏文学、チカーノ文学などの翻訳でも知られる。主な訳書に、エドゥアール・グリッサン『関係の〈詩学〉』、アントナン・アルトー『手先と責苦』(いずれも河出書房新社)、ル・クレジオ『ラガ』(岩波書店)など多数。

金子遊(かねこ・ゆう)
1974年生まれ。映像作家、民族誌学。慶應義塾大学環境情報学部ほか非常勤講師。著書に『辺境のフォークロア』(河出書房新社)。編著に『フィルムメーカーズ 個人映画のつくり方』、『吉本隆明論集』(いずれもアーツアンドクラフツ)、『クリス・マルケル 遊動と闘争のシネアスト』(森話社)、『国境を超える現代ヨーロッパ250 移民・辺境・マイノリティ』(河出書房新社)。共著に『鳥居龍蔵 日本人の起源を探る旅』(アーツアンドクラフツ)、『アイヌ民族否定論に抗する』(河出書房新社)など多数。

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日時:2016年05月17日(火)19:30〜
会場:ジュンク堂書店池袋本店(東京都豊島区南池袋2-15-5)
入場料:1000円(1ドリンク付き)
*イベントに関するお問い合わせ、ご予約は下記へお願いいたします。
ジュンク堂書店池袋本店
TEL 03-5956-6111
東京都豊島区南池袋2-15-5
*当日、会場の4F喫茶受付でお支払いください。
*ご予約をキャンセルされる場合、ご連絡をお願いいたします。(電話:03-5956-6111)
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2月新刊:めずらしい花 ありふれた花

2016年 3月 15日

めずらしい花 ありふれた花
タイトル:めずらしい花 ありふれた花
サブタイトル:ロタと詩人ビショップとブラジルの人々の物語
カルメン・L・オリヴェイラ(著)
小口未散(訳)

判型:四六判上製
頁数:368頁
定価:3500円+税
ISBN:978−4−8010−0131−2 C0098 好評発売中!
装幀者:宗利淳一

内容紹介:
〈魅惑の都市〉に翻弄されて──
フラメンゴ公園造成を発案したロタとアメリカの桂冠詩人ビショップ。そそり立つ岩と雲流れる家,秘めやかな「家庭」,愛の暮し。家は建築賞,詩集はピュリッツァー賞に輝くが,公園事業がふたりの距離を生む。1950-60年代の軍政に向かう不穏な国で,政治的後ろ楯と仲間を失い,ロタは詩人との絆に賭けて渡米するが……。闇に埋もれた先駆的女性の一生を蘇らせ,詩人の飛躍を促したブラジル生活を,親友たちの証言で初めて公にした二人の評伝!

目次:
1章 一九七八年、ボストン/2章 おお、旅人よ/3章 みだらな花柄/4章 昔シナの王さまがおったとさ/5章 一九九四年、リオデジャネイロ/6章 日々の暮らし/7章 八百屋が幸運をつれてくる/8章 美しき椰子の木の国/9章 ドナ・ロタ/10章 ウアーイ――なぜ?/11章 大型倉庫/12章 赤裸の犬/13章 メルドー/14章 まばゆい月明かりの夜/15章 ブブブ・ノ・ボボボ/16章 財団/17章 大きな期待は大きな落胆に通じる/18章 カモンイスの棍棒/19章 ロレーナ産の風狂木/20章 筋を通している暇はない/21章 三流遊園地/22章 落日/23章 一九九四年、リオデジャネイロ/24章 一九七八年、ボストン/訳注/文献/あとがき

著者ついて:
カルメン・L・オリヴェイラ(Carmen L. Oliveira)
リオデジャネイロ生まれ。アメリカ合衆国インディアナ州ノートルダム大学大学院修了、文学専攻。軍政時代に大学での教職を辞し、作家・翻訳家として新聞『グロボ』『エスタード・ヂ・サンパウロ』、雑誌『ブラーヴォ!』などに寄稿。著書に小説Trilhos e quintais (1998)、短編集Diga toda a verdade—em modo oblíquo (2012)、論考にビショップ学会(1998)での発表「輝けるロタ」(”Luminous Lota,” L. Menides /A. Dorenkamp (eds.), In Worcester, Massachusetts, Peter Lang, 1999)、ブラジル国際関係センター学会(2001)で文化のアイデンティティとグローバリゼーションを論じた ” Jack Soul Brasileira — identidade cultural e globalização”(Globalização, democracia e desenvolvimento social, CEBRI, 2001)など。現在サンパウロ州在住。

訳者について:
小口未散(おぐち みちる)
一九五〇年東京生まれ。東京外国語大学フランス科卒、同大学院修了。岩波書店で編集に携わるかたわら詩人ビショップを研究。論考にアメリカの学会(1998)で発表した”The Art of Naming,” L. Menides /A. Dorenkamp (eds.), In Worcester, Massachusetts, Peter Lang,1999)に基づく「名づけるというわざ――夜のポエティックス」(『文学空間』V-No.4、二十世紀文学研究会、風濤社、2007)、「エリザベス・ビショップの家」(『詩と思想』、土曜美術社出版販売、1999)。訳書に『エリザベス・ビショップ詩集』(世界現代史文庫32、土曜美術社出版販売、2001)。ほかに散文「村里にて」(『文学空間』V-No.8、同前、2011)の訳がある。

 

3月の新刊:ヴァルター・ベンヤミンの墓標《叢書 人類学の転回》

2016年 3月 9日

Benjamin
ヴァルター・ベンヤミンの墓標
マイケル・タウシグ(著)
金子遊・井上里・水野友美子訳(訳)


判型:四六判上製
頁数:392頁
定価:3800円+税
ISBN:978−4−8010−0160−2 0010 3月25日発売!
装幀者:宗利淳一


内容紹介:
《叢書 人類学の転回》第3回配本
21世紀の文化人類学界に強烈なインパクトを与えた人類学者であり、現代における最も重要な「移動するエッセイスト」でもある著者の初の邦訳がついに刊行!

ゴンゾー人類学者による、ビートニク小説のようにも読める民族誌的試論集

ベンヤミンが没したフランスと国境を接するスペインの町ポルトボウについてのエッセイにはじまり、コロンビアの農民詩、悪魔との契約、〈海〉が消えていったいきさつ、シャーマンの身体の特質、宗教や道徳上の侵犯、ニューヨーク市警察の横暴、〈花〉と〈暴力〉との関係、について刺激的に語る。


目次:

著者ノート
第一章 ヴァルター・ベンヤミンの墓標――非宗教的な啓示
第二章 アメリカの構築
第三章 太陽は求めず与える
第四章 浜辺(ファンタジー)
第五章 直感性と信仰と懐疑――もうひとつの呪術論
第六章 侵犯
第七章 NYPDブルース
第八章 花言葉


著者・訳者紹介:
マイケル・タウシグ(Michael Taussig) 1940年、オーストラリアのシドニーに生まれる。南米のコロンビアやベネズエラのアマゾン地域を専門とする文化人類学者。現在、コロンビア大学教授。主な著書に『ラテンアメリカの悪魔と商品の物神崇拝』(未訳、1980)、『シャーマニズム、植民地主義、ワイルドマン』(未訳、1986)、『模倣と他者性』(井村俊義訳、水声社近刊、1993)などがある。

金子遊(かねこゆう) 1974年、埼玉県で生まれる。映像作家、批評家、民族誌学者。現在、慶應義塾大学環境情報学部ほか非常勤講師。「弧状の島々 ソクーロフとネフスキー」で三田文学新人賞(評論部門)受賞。著書に『辺境のフォークロア』(河出書房新社、2015)、編著に『吉本隆明論集』(アーツアンドクラフツ、2013)、『国境を超える現代ヨーロッパ映画250 移民・辺境・マイノリティ』(河出書房新社、2015)などがある。
井上里(いのうえさと) 1986年、宮崎県に生まれる。早稲田大学第一文学部総合人文学科卒業。現在、法政大学社会学部非常勤講師。専攻、アメリカ文学。主な訳書に、ジョアンナ・ラコフ『サリンジャーと過ごした日々』(柏書房、2015)などがある。
水野友美子(みずのゆみこ) 1983年、富山県に生まれる。ロンドン大学ゴールスミス・カレッジ・メディア&コミュニケーション学部修士課程、一橋大学大学院総合社会科学専攻人間行動研究科修士課程修了。専攻、アートの人類学・映画学。共訳書に、ニコラス・キャンピオン『世界史と西洋占星術』(柏書房、2012)などがある。

関連書
マリリン・ストラザーン 大杉高司・浜田明範・田口陽子・丹羽充・里見龍樹訳『部分的つながり』3000円+税
エドゥアルド・ヴィヴェイロス・デ・カストロ 近藤宏・里見龍樹訳『インディオの気まぐれな魂』 2500円+税
アルフォンソ・リンギス 小林徹訳『変形する身体』2800+税
ピエール・クラストル 渡辺公三訳『国家に抗する社会』 3500円+税