5月2020のアーカイヴ

新刊:亡霊たちの中世

2020年 5月 29日

亡霊たちの中世亡霊たちの中世
引用・語り・憑在
高木信(著)

判型:四六判上製
頁数:380頁
定価:3800円+税
ISBN:978-4-8010-0478-8 C0095
装幀:宗利淳一
好評発売中!

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〈亡霊〉はそこにいる――
自己と他者の境界を攪乱する「語り」(ナラティヴ)に潜む亡霊、時間と空間を混線させる「間テクスト性」(インターテクスチュアリティ)に潜む亡霊――
主体・意味・記号の一義性が、亡霊に取り憑かれたときに消滅する。
『源氏物語』『平家物語』をはじめとする日本古典の数々を緻密に読み解き、テクストにまったく新しい時空と意味を導き入れる〈亡霊論的転回〉の試み。
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荒川徹『ドナルド・ジャッド――風景とミニマリズム』、第11回「表象文化論学会 奨励賞」を受賞

2020年 5月 26日

小社より刊行の『ドナルド・ジャッド――風景とミニマリズム』が、第11回「表象文化論学会 奨励賞」を受賞されました(受賞公式ページはこちら)。荒川徹さん、おめでとうございます!!

以下で、『ドナルド・ジャッド』の序章を特別に公開いたします。在庫もございますので、この機会にぜひお読みください。

ドナルド・ジャッド 序章(PDF)

 

4月の新刊:オーダーメイドの幻想《批評の小径》  

2020年 5月 14日

オーダーメイドの幻想オーダーメイドの幻想
《批評の小径》
ジェラール・マセ(著)
鈴木和彦(訳)

判型:46判上製
頁数:168頁
定価:2000円+税
ISBN:978-4-8010-0412-2 C0098
装幀:宗利淳一
4月下旬頃発売!

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控えめに、日々の暮らしを彩る
シュルレアリスム的な詩でデビューし、写真家、作家、エッセイストとして独自の作品を生み出してきたジェラール・マセ。
世界各地を旅しながら、時には夢か幻か、猫たちの儀式に立ち会い、文学と幻想のあわいを逍遥する、紀行エッセイ。
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5月の新刊:三木竹二——兄鴎外と明治の歌舞伎と 《水声文庫》

2020年 5月 12日

三木竹二ジャケット三木竹二
兄鴎外と明治の歌舞伎と
《水声文庫》
木村妙子(著)

判型:四六判上製
頁数:496頁+別丁図版40頁
定価:4000円+税
ISBN:978-4-8010-0465-8 C0074
装幀:宗利淳一
5月中旬頃発売!

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激動の明治歌舞伎
好色、残忍、妄誕、荒唐無稽と、近代からの批判に曝された歌舞伎に深く魅せられ、その衰退を押し止めるべく、歌舞伎の《型の記録》《型の保存》に邁進しながら、若くして逝った、森鴎外の弟にして劇評家、編集者の生涯と仕事を克明に描き出す。

《裸でいけやポエジー!》(鴎外)
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【第三回公開】座談会*文学としての人文知

2020年 5月 12日

2019年夏〜2021年冬にかけ、東京大学文学部と早稲田大学文学部で開催される研究座談会『文学としての人文知』は、再編されつつある人文科学との対話のなかで、〈文学〉が〈人文知〉と取り結ぶ新たな関係を描き出そうという試みです。発表内容は小社から単行本として刊行する予定ですが、本ページでは、刊行に先駆けて座談会の内容を公開していきます。

第1回 【座談会】文化人類学と文学 〈イメージの人類学〉をめぐって
① 「不可量部分」と「イメージ」② 多元性・複数性③ 幻覚体験をめぐって④ 「フレーム」をめぐる体験

第2回 【座談会】フィクションと文学 フィクション論の現在
① 小説論ではないフィクション論② フィクションと事実の区別③ フィクションと現実の境界をずらす④ フィクションと夢

第3回 【座談会】無意識と文学 ラカンとメルロ=ポンティ
① ラカンvsメルロ=ポンティ?② 哲学者と画家③ 想像的なものの現実性④ 無意識の表象システム⑤ 現実とフィクションとの境界⑥ 哲学と文学、精神分析と文学⑦ 垂直的な過去⑧ まなざしと声
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5月の新刊:句集 玫瑰(はまなす)

2020年 5月 11日

はまなす句集 玫瑰(はまなす)
鹿島由紀子(著)

判型:四六判上製
頁数:221頁
定価:2000円+税
ISBN:978-4-8010-0498-6 C0095
装幀:滝澤和子
5月下旬頃発売!

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『トルストイ』『ロシア文学の庭』で知られるロシア文学者のはじめての句集! 老境にあってなおみずみずしい生への渇望、そして深く静かな観想、自然のなかでの動植物との交感……
〈霜柱育ちゆくらむ睡れぬ夜〉
〈噴水や高きを競い落ち急ぐ〉
〈走り去る火は救いなり野焼きかな〉
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4月の新刊:ことばにうつす風景――近代日本の文章表現における美辞麗句集 《エコクリティシズム・コレクション》

2020年 5月 2日

ことばにうつす風景ことばにうつす風景
近代日本の文章表現における美辞麗句集
湯本優希(著)

判型:四六判上製
頁数:320頁
定価:3500円+税
ISBN:978-4-8010-0483-2 C0095
装幀:滝澤和子
4月下旬発売!

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〈白雲の靉靆たるが如く、紅錦の幔幕をめぐらしたるが如し〉……
明治期に隆盛をきわめた美辞麗句集や、大町桂月、小島烏水らにも用いられた美辞麗句表現などが、文学作品のみならず、時代の流れのなかで人々にいかに受容され、文章の近代化にどのような作用をもたらしたかを考究する。
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4月の新刊:近代かな書を切り拓く——評伝 桑田笹舟

2020年 5月 1日

笹舟近代かな書を切り拓く
評伝 桑田笹舟
谷藤史彦(著)

判型:菊判変形上製
頁数:244頁+カラー別丁16頁
定価:3500円+税
ISBN:978-4-8010-0482-5 C0070
装幀:宗利淳一
4月下旬発売!

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かな世界の巨人・桑田笹舟
「書は芸術たりうるか」という根本問題を探求し続け、昭和のかな書界を牽引した桑田笹舟をえがく、初の本格的評伝。古筆・料紙研究の第一人者であり、王朝の料紙を再現し、その成果をいかし料紙、筆と調和した現代作品を残した書家の、生涯、業績、書法、理論を明らかにする。「生誕120年 桑田笹舟展」(ふくやま書道美術館、2020年4月9日―6月28日)の関連書籍。
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4月の新刊:中村真一郎手帖⑮

2020年 5月 1日

中村真一郎手帖15中村真一郎手帖⑮
中村真一郎の会(編)

判型:A5判並製
頁数:88頁
定価:1000円+税
ISBN:978-4-8010-0493-1 C0091
装幀:齋藤久美子
好評発売中!

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戦後文学の旗手・中村真一郎の業績を顕彰する研究・活動を続けている〈中村真一郎の会〉の機関誌第15号。王朝文学から江戸漢詩、そして現代文学まで、長大な展望のもとに縦横に論じた中村真一郎について比較考察する諸論考をはじめ、中村真一郎の旧制一高時代の作品を収録する。
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