11月2024のアーカイヴ

12月の新刊:〈現実〉論序説――フィクションとは何か? イメージとは何か?

2024年 11月 29日

現実論_書影〈現実〉論序説
フィクションとは何か? イメージとは何か?
塚本昌則・鈴木雅雄(編)

判型:A5判上製
頁数:506頁
定価:7000円+税
ISBN:978-4-8010-0836-6 C0098
装幀:宗利淳一
12月中旬発売!

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イメージとフィクションは〈現実〉を変容させ、〈真実〉を再創造する
人文学のラディカルな再編のさなか、イメージと言語、身体と表象の関係を再定義する、16名の倦むことなき横断的思考。人文知の地勢図を描きなおし、来たるべき〈現実〉論への途を示す前人未到の試み。

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12月の新刊:バルザック『あら皮』研究——ダンテとラブレーから読み解く複合的構想

2024年 11月 29日

あら皮研究 _ジャケバルザック『あら皮』研究
ダンテとラブレーから読み解く複合的構想
吉野内美恵子(著)

判型:A5判上製
頁数:256頁
定価:4000円+税
ISBN:978-4-8010-0844-1 C0098
装幀:齋藤久美子
12月上旬発売!

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『あら皮』の結末から、天国を透かし見る
ダンテとラブレーの精読を経て、悪魔に魂を売った破滅の物語の『あら皮』は、罪の浄化というもう一つの物語に反転する――
「風俗研究」と「哲学的研究」の架橋をもくろむバルザックの広大な構想が明らかに。

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11月の新刊:マルグリット・ド・ヴァロワ——一人の女性の物語、一つの神話の歴史

2024年 11月 27日

マルグリットドヴァロワ_書影マルグリット・ド・ヴァロワ
一人の女性の物語、一つの神話の歴史
エリアーヌ・ヴィエノ(著)
鍛治義弘(訳)

判型:A5判上製
頁数:448頁
定価:6000円+税
ISBN:978-4-8010-0818-2 C0022
装幀:齋藤久美子
11月下旬発売!

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詩人、弁護人、フェミニストとしての王妃マルグリット 
兄弟との恋愛関係、退廃した生活、政敵の暗殺……ヴァロワ朝最後の王妃から悪女〈マルゴ〉のイメージを払拭すべく、回想録と書簡、後世の歴史家たちの著作を精査し、フランスの女性貴族をめぐる歴史的文脈とフェミニスト運動の展開を辿りながら、〈マルゴ伝説〉誕生の経緯と、神話の裏に隠された王妃の実像を明らかにする。

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12月の新刊:君自身のアートへ

2024年 11月 21日

君自身のアートへ_書影君自身のアートへ
小林康夫(著)

判型:四六判並製
頁数:167頁
定価:1800円+税
ISBN:978-4-8010-0835-9 C0070
装幀:宗利淳一
12月上旬発売!

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迷える若きアーティストへ
苛烈なカタストロフィーの時代のただ中にあって、今、〈アーティスト〉であることに何の意味があるのか?
半世紀にわたってアートと並走した哲学者が贈る、過激な挑発!

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イベントのお知らせ:『調査的感性術:真実の政治における紛争とコモンズ』読書会

2024年 11月 20日

『調査的感性術:真実の政治における紛争とコモンズ』読書会

来る11月27日、東京藝術大学において、『調査的感性術:真実の政治における紛争とコモンズ』(マシュー・フラー+エヤル・ヴァイツマン著、中井悠訳、2024年10月小社刊)の読書会が開催。本書の訳者である中井悠先生の報告が行われます。当日はオンラインでの配信のみとなりますが、ふるってご参加ください。

調査的感性術_書影

『調査的感性術:真実の政治における紛争とコモンズ』読書会
報告:「プレテクスト――感性術の翻訳/翻訳の感性術」|中井悠(東京大学大学院総合文化研究科准教授)
日時:2024年11月27日(水)19時00分~21時00分
会場:東京藝術大学音楽学部上野キャンパス国際交流棟4階GA講義室
参加方法:ライブ配信
配信方法:Zoom
主催:東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科 毛利嘉孝研究室+清水知子研究室、ポストメディア研究会(Post-Media Research Network)

詳細・お申し込み・お問い合わせは、下記の東京藝術大学HPを参照してください。
https://ga.geidai.ac.jp/2024/11/19/investigative-aesthetics/


 

11月の新刊:歌、燃えあがる炎のために《フィクションの楽しみ》

2024年 11月 8日

歌、燃えあがる炎のために書影歌,燃えあがる炎のために
《フィクションの楽しみ》
フアン・ガブリエル・バスケス(著)
久野量一(訳)

判型:四六判上製
頁数:265頁
定価:3000円+税
ISBN:978-4-8010-0833-5 C0097
装幀:宗利淳一
11月上旬発売!

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物語は誰かの手によって語り直される、慰めのために、励ましのために、そして真実のために……
数奇な運命を辿り作家の手元に届いた物語――忘却された真実を捉える写真、愛憎極まった読者からの手紙、匿名の暴力に晒される失踪劇、理由なき殺人を生き延びた男の撮る映画、伝説的ヴォーカリストの最後の録音、自由を求めて生きた女性の評伝――こぼれ落ちた記憶に息吹をあたえ、物語を歌いあげる9作品。

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11月の新刊:今井祝雄――長い未来をひきつれて

2024年 11月 5日

今井_書影今井祝雄
長い未来をひきつれて
芦屋市立美術博物館(編)

判型:A5判並製
頁数:144頁
定価:3000円+税
ISBN:978-4-8010-0832-8 C0070
装幀:吉村麻紀
11月上旬発売!

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最年少会員として参加した「具体」での活動から、ものと人間の関係への問い、映像・写真というメディアへの取り組みなど、今井祝雄の60年にわたる多彩な活動を紹介し、そのポ活動の軌跡を明らかにする!
執筆=今井祝雄、勝俣涼、高嶋慈、藤本由紀夫、大槻晃実

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