4月2025のアーカイヴ

5月の新刊:中村真一郎手帖20

2025年 4月 30日

中村手帖20中村真一郎手帖20
中村真一郎の会(編)

判型:A5判並製
頁数:88頁
定価:1000円+税
ISBN:978-4-8010-0867-0 C0091
装幀:齋藤久美子
5月上旬発売!

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東西古典詩の翻訳『古韻余響』から「訳詩家・中村真一郎」の姿に迫る講演、『王朝文学論』を読み解き「ロマネスク」をめぐる中村の文学観を明らかにする講演ほか、論考・エッセイを多数収録。

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5月の新刊:オーネット・コールマン――領土と冒険

2025年 4月 22日

コールマン_書影オーネット・コールマン
領土と冒険
マリア・ゴーリア(著)
林道郎(訳)

判型:A5判並製
頁数:381頁
定価:4000円+税
ISBN:978-4-8010-0866-3 C0073
装幀:宗利淳一
5月上旬発売!

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自由、来るべきもの
前人未踏の領域を切り開き、20世紀を震撼させた《フリー・ジャズの闘士》。
同時代の広大な社会・文化的ネットワークを踏破し、膨大な証言の中から新たなオーネット像を描き出す、画期的評伝

やつが何をやっているのか、正確に言い当てることはできない。それは組織化された脱組織化、あるいは間違っているものを正しく演奏するようなものなんだ。
――チャールズ・ミンガス

そうか。これこそが答えに違いない。
――ジョン・コルトレーン

あいつの書く曲と演奏を聴いてみればいい、心の中がやられているんだよ。
――マイルス・デイヴィス

僕たちは演奏しはじめたんだけど、それは聴いたこともない音楽だった。
――チャーリー・ヘイデン

ロックとかパンクの人間たちにとっての彼の魅力の一部は、彼が複雑なミュージシャンであることを求めていないことです。
――パティ・スミス

オーネットの凄さは、彼が実際に演奏するものを超えている。
――パット・メシーニー Read the rest of this entry »

 

5月の新刊:漂流する思考

2025年 4月 14日

漂流する思考_書影 漂流する思考
新形信和(著)

判型:四六判上製
頁数:288頁
定価:2500円+税
ISBN:978-4-8010-0868-7 C0010
装幀:齋藤久美子
5月上旬頃発売!

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漂流を阻止し、思考がもつ力をとりもどす
日本人の思考は漂流する。思考がむなしくさまよい、思考が本来持っている現状(現実)を変える(変革する)力を失い、現状(現実)に流される。現在の日本のさまざまな領域に見られる停滞はこのような思考の漂流によって生じているのではなかろうか。 Read the rest of this entry »

 

4月の新刊:小説と映画の修辞学[改訳決定版]《記号学的実践叢書》

2025年 4月 14日

小説と映画の修辞学_書影小説と映画の修辞学[改訳決定版]
《記号学的実践叢書》
シーモア・チャットマン(著)
田中秀人(訳)

判型:A5判上製
頁数:349頁
定価:6000円+税
ISBN:978-4-8010-0621-8 C0098
装幀:中山銀士
4月中旬発売!

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物語論の画期的実践
ブース、バルト、ジュネットといった物語理論の先駆者たちの流れを汲む英米物語学の泰斗チャットマンが、「小説」と「映画」における多くの作品を緻密に分析。「物語学」における既存の用語を批判的に検討し、さらには「物語学」そのもののあり方をも問い直す。待望の改訳決定版!
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4月の新刊:KATSUTOSHI YUASA: IMAGEMAKER

2025年 4月 11日

湯浅克俊_書影KATSUTOSHI YUASA: IMAGEMAKER
湯浅克俊(著)

判型:B5変判上製
頁数:258頁
定価:5000円+税
ISBN:978-4-8010-0864-9 C0070
ブックデザイン:木村稔将
4月中旬発売!

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「私は主観的な知覚を客観的な虚構に適合させるためのイメージを露わにする方法として木版画の技法を用いている。」
写真から絵画へ、絵画から木版画へ、木版画からイメージへ――
木版画を主要な表現手段としながらも、様々な素材、手法で新たなイメージに挑み続ける湯浅克俊の作品集。
寄稿=桑田光平(東京大学教授)、マイケル・エメリック(カリフォルニア大学教授)。

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4月の新刊:美術史とその外側

2025年 4月 11日

美術史とその外側_書影 美術史とその外側
坂本満(著)

判型:四六判並製
頁数:383頁
定価:3500円+税
ISBN:978-4-8010-0865-6 C0070
装幀:齋藤久美子
4月中旬発売!

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新しい美術史への入門書!
影絵、だまし絵、解剖図、民衆版画、二重螺旋階段、ルイ14世の戦争ゲーム……
こり固まった教養や堅苦しい能書きにしばられず、自由な心で率直に作品と向き合えば、美術史の〈外側〉にも豊かな作品世界が広がっている。
古今東西を軽やかに往還する、作品との開かれた出会いへの誘い。

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中村真一郎の会 第20回総会開催のお知らせ

2025年 4月 11日

中村真一郎の会 第20回総会開催のお知らせ

2025年4月26日(土)午後2時より、明治大学駿河台校舎研究棟4階、第1会議室において、中村真一郎の会第20回総会および記念講演会を開催いたします。

pm 2:00〜 総会
pm 2:30〜pm 4:45 記念講演会
◇飯島洋先生「中村と堀辰雄 二人にとっての戦争──中村眞一郎のアクチュアリテ」
◇紅野謙介先生「中村真一郎と中里介山──解剖台の上にミシンと蝙蝠傘を並べて」

記念講演会は非会員の方の参加も受け付けております(参加料=1000円)。
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最新情報は、「中村真一郎の会」ホームページにて発信いたします。https://sites.google.com/suiseisha.net/nakamura/

 

イベントのお知らせ:「人文学から見る落語/落語から見る人文学」(刊行記念イベント『落語と学問する』)

2025年 4月 11日

来たる5月24日、本屋B&Bにて、小社新刊『落語と学問する』(森本淳生・鈴木亘編)の刊行を記念し、「人文学から見る落語/落語から見る人文学」が開催されます。
多種多様な問題がうごめく豊饒な落語の世界から出発し、落語に寄り添いつつ考えるアマチュアリズムの実践である本書を出発点として、『落語の国の精神分析』の著者で精神分析家/精神科医の藤山直樹先生をゲストにお招きし、編者である森本淳生先生、鈴木亘先生とともに、落語の楽しみについて語っていただきます。
ぜひ、この機会にご参加ください。

落語と学問する_書影

日時:2025年5月24日(土)19時~21時
会場:本屋B&B(世田谷区代田2-36-15 BONUS TRACK 2F)+ Zoomオンライン(見逃し配信あり) 
登壇者:森本淳生(京都大学人文科学研究所)、鈴木亘(東京大学大学院人文社会系研究科)、藤山直樹(精神科医、精神分析家)
参加方法:会場参加/ライブ配信(Zoom ウェビナー)、有料

入場料・参加方法をはじめ、申し込みに関する詳細は、以下の本屋B&Bのページをご覧ください。
https://bookandbeer.com/event/20250524_hfr/

 

4月の新刊:鷹野隆大 カスババ ―この日常を生きのびるために―

2025年 4月 3日

鷹野隆大_書影鷹野隆大 カスババ
―この日常を生きのびるために―

東京都写真美術館(編)

判型:A5判並製
頁数:358頁
定価:3600円+税
ISBN:978-4-8010-0838-0 C0070
ブックデザイン:北川一成(GRAPH)
4月上旬発売!

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ジェンダー、身体、(カスのような)場所、影……
〈カスババ〉、〈おれと〉、〈男の乗り方〉といった代表作から、未発表作品まで、
第31回木村伊兵衛写真賞受賞作家の全貌に迫る!
カラー作品256ページ収録!
執筆=鷹野隆大、沢山遼、高嶋慈、伊藤亜紗、遠藤みゆき

【大規模個展開催中】
鷹野隆大 カスババ ―この日常を生きのびるために―
於:東京都写真美術館
日時:2025年2月27日~2025年6月8日
• 広島市現代美術館に巡回予定

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ピエール・ミション『小さき人びと——折々の肖像』(千葉文夫訳)、小西財団日仏翻訳文学賞を受賞

2025年 4月 2日

小社より2023年9月に刊行した、ピエール・ミション『小さき人びと——折々の肖像』(千葉文夫訳)が、第30回小西財団日仏翻訳文学賞を受賞しました。訳者の千葉文夫先生、おめでとうございます。また、選考委員の皆様をはじめ、このたびの選考に関わられた皆様に感謝申し上げます。