1月2025のアーカイヴ

イベントのお知らせ:ACUT 2024 × ソノ アイダ #東京大学 talk_04《記憶と再生のあいだ——エステティクス再考1》

2025年 1月 29日

来る2月3日、東京大学アートセンター(本郷キャンパス)で開かれるトークイベント「ACUT 2024 × ソノ アイダ #東京大学 talk_04《記憶と再生のあいだ——エステティクス再考1》」に、小社刊行『調査的感性術:真実の政治における紛争とコモンズ』(マシュー・フラー+エヤル・ヴァイツマン著)の訳者、中井悠先生が登壇されます。

中井先生のほか、「ヒロシマ・アーカイブ」や「記憶の解凍」など、出来事の記憶をテクノロジーによって追体験可能にするプロジェクトを手がけてきた渡邉英徳先生と、2人の研究室で学ぶ冨田萌衣氏との3名で、個人的な記憶と社会的な記録が交差する場におけるリアリティの創出・再生や、その過程で浮かび上がる感性/美的判断の共有について語りあいます。

当日は対面(先着20名)+オンラインでの配信となります。奮ってご参加ください。

調査的感性術_書影


ACUT 2024 × ソノ アイダ #東京大学 talk_04《記憶と再生のあいだ——エステティクス再考1》
日時:2025年2月3日(月)17時00分~18時30分
会場:東京大学アートセンター 01_ソノ アイダ(本郷キャンパス・通信機械室)
参加方法:対面+オンライン配信(入場無料、要事前申込み、対面は先着20名)
登壇者:渡邉英徳(工学者、東京大学大学院情報学環・学際情報学府教授)、冨田萌衣(東京大学文学部3年、考古学専修)、中井悠(東京大学総合文化研究科准教授、副産物ラボ主催)。
主催:東京大学芸術創造連携研究機構(ACUT)
共催:ソノ アイダ

詳細・お申し込みは、下記のGoogleフォームを参照してください。
https://rb.gy/fdkmo7

 

2月の新刊:リベラルアーツと芸術

2025年 1月 22日

リベラルアーツと芸術_書影リベラルアーツと芸術
石井洋二郎・鈴木順子(編)

判型:四六判並製
頁数:259頁
定価:2500円+税
ISBN:978-4-8010-0846-5 C0070
装幀:宗利淳一
2月上旬発売!

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芸術こそ、真のリベラルアーツである
常識を揺さぶり、日常生活に埋もれた感性を目覚めさせる芸術作品は、自由を見つけるリベラルアーツの実践そのものではないだろうか? 社会を映す作品を通じて世界の見方を問いなおす、芸術教育/リベラルアーツ教育のあり方を探る。
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1月の新刊:コモン・グラウンドの倫理――デュラス、フーコー、シャールの文学空間《言語の政治》

2025年 1月 17日

コモン・グラウンドの倫理_書影コモン・グラウンドの倫理
デュラス、フーコー、シャールの文学空間
《言語の政治》
ロバート・ハーヴェイ(著)
中川真知子(訳)

判型:A5判上製
頁数:439頁
定価:6500円+税
ISBN:978-4-8010-0840-3 C0098
装幀:中山銀士(協力=金子暁仁)
1月下旬頃発売!

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想像力が開く共感の空間
「パルタージュ(共有/分断)」を鍵として、デュラス作品における災厄の痕跡へ肉薄し、シャールの詩作のうちに不朽の希望を探る。フーコー、アガンベン、ディディ゠ユベルマンとともに、フランス文学に刻まれた生政治の記憶を浮上させる試み。

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