編集部通信/いよいよ明日!

2010年 11月 11日 コメントは受け付けていません。

ジュンク堂新宿店8階カフェで開催される
栗原幸夫さんと野崎六助さんのトークセッションが、
いよいよ明日に迫りました。
行こうかどうしようかと迷っているかたは、
ここはひとつご決断のうえ、お立ち寄りを!!
「えっ、あのひとも?」というようなかたが、
観客のなかにまざっているかもしれません!?



この秋に相次いで小社より刊行された
栗原幸夫さんの『わが先行者たち 文学的肖像』
そして、野崎六助さんの『日本探偵小説論』
この2著は、いずれも450ページ前後という手応えのある本となって、
おふたりの仕事のメルクマールとも言うべき作品ですが、
その刊行を記念して、おふたりのトークセッションを開催いたします。

テーマは……  1920年代の反逆思想!

アナキストやマルキストたち、そして芸術や思想や文化が
混沌としながら爆発し、ときには暴発さえしたこの時代。
現代社会に欠けている《反逆の思想》、
あるいは、もっともリアルな《生の拡充》の表現をめぐって、
ぞんぶんに語り尽くします。

概要は以下の通りです。白熱した展開が期待されますので、
ふるって足をお運びください。(編集部 Naovalis)

◎講 師:栗原幸夫さん(批評家/編集者)× 野崎六助さん(作家/評論家)
◎日 時
:2010年11月12日(金) 18時30分開演(18時開場)
◎場 所:ジュンク堂書店新宿店(三越新宿店内)8Fカフェ(定員50名)
◎入場料:1,000円(ドリンク付)
◎ご予約・お問い合わせ:ジュンク堂書店新宿店 tel. 03–5363-1300
◎ジュンク堂書店HPの詳細はこちら→(

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senkosha001栗原幸夫

わが先行者たち——文学的肖像

四六判上製/466頁/定価4500円+税
ISBN978-4-89176-803-4 C0095  好評発売中!


危機の瞬間にひらめく回想——。
自在な《精神の運動》による戦後文学/思想史の軌跡。



編集者として、批評家として、あるいは
べ平連やAA作家会議のアクティヴィストとして。
埴谷雄高、中野重治、堀田善衞ら《戦後》という時代を協働した、
こよなき《先行者たち》への批評/オマージュを集成する。
【附・著者による自筆略年譜】


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nihontantei_cover野崎六助

日本探偵小説論

四六判上製/444頁/定価4000円+税
ISBN978-4-89176-801-0 C0095  好評発売中!


真犯人、それは《近代日本》なのか !?




関東大震災の瓦礫のなかから、純文学やプロレタリア文学、
そして映画や写真などの新興メディアをも巻き込んで
自立してゆく《探偵小説》。そのスリリングな通史にして、
名著『北米探偵小説論』と双璧をなす、著者畢生の長篇文学論!
《探偵小説》なくして近現代の日本文学はありえない……。

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