6月の新刊:テクストとイメージ――アンヌ=マリー・クリスタンへのオマージュ

2018年 6月 21日 コメントは受け付けていません。

書影テクストとイメージ
アンヌ=マリー・クリスタンへのオマージュ
マリアンヌ・シモン=及川(編)

判型:A5判上製
頁数:272頁
定価:4500円+税
ISBN:978-4-8010-0352-1 C0070
装幀:宗利淳一
6月30日頃発売!

テクストとイメージはいかなる創造を可能にするのか? ボードレールとマネ、ベーコンとレリスの結びつきに見られる〈作家と芸術家〉の関係(第Ⅰ部)、マンガや映画、そして美術館に見られる〈イメージと表象空間〉の関係(第Ⅱ部)、文字と図像、そして音に見られる〈記号と音〉の関係(第Ⅲ部)から、テクストとイメージの関係を明らかにする。この分野の嚆矢となった故アンヌ=マリー・クリスタンに捧げる論文集。


目次
はじめに(マリアンヌ・シモン=及川)
京都風景(抄)(アンヌ=マリー・クリスタン)

第Ⅰ部 作家と芸術家

ボードレールとマネ――散文詩「紐」を中心に(吉田典子)
フランシス・ベーコンによるミシェル・レリスの肖像(千葉文夫)
モーパッサン短編作品集と写真製版技術の挿絵(寺田寅彦)

第Ⅱ部 漫画と美術館の展示

小説を読む経験とはどのようなものか――高野文子「黄色い本 ジャック・チボーという名の友人」における文字とイメージ(森田直子)
大島弓子のmanga(北村陽子)
ジャン=リュック・ゴダールと〈ユートピアへの(複数の)旅〉(吉村和明)

第Ⅲ部 文字、絵、音

文字、イメージ、思考――日本と西欧(谷川多佳子)
マラルメの『賽の一振り』の諸ページおける視覚的・空間的読解(ドウ・ユンジュン)
ピエール・アルベール=ビローの視覚詩の誕生――ある変身の物語(マリアンヌ・シモン=及川)
音声詩人によるタイポグラフィの遊戯(ヤン・バテンス)

アンヌ・マリー=クリスタン書誌

Word and Image 学会にいたるアンヌ゠マリー・クリスタンの若干の追憶――あとがきにかえて(稲賀繁美)

編者について
マリアンヌ・シモン=及川(René Depestre)
 1969年、マルセイユ生まれ。現在、東京大学大学院准教授。専攻、比較文学(日仏)。編書に、Pierre et Iles Garnier, Japon(L’Herbe qui tremble, t.I-II, 2016)、『絵を書く』(2012年)、『詩とイメージ』(2015年、以上、水声社)。共編著に、『日本の文字文化を探る』(勉誠出版、2010年)、Textimage, vol 8(2017)などがある。

関連書
絵を書く マリアンヌ・シモン=及川編/4000円+税
詩とイメージ――マラルメ以降のテクストとイメージ マリアンヌ・シモン=及川編/4000円+税



本書『テクストとイメージ』に誤植・表記修正がありましたので,下記のPDFをご覧ください。
▶︎正誤表(テキストとイメージ)

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