11月の新刊:共振

2020年 12月 2日 コメントは受け付けていません。

共振共振
町田久美(絵)
中川素子(文)

判型:A4変判上製
頁数:64頁
定価:2800円+税
ISBN:978-4-8010-0525-9 C0070
装幀:宗利淳一
11月下旬発売!

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〈次はあなたとの共振になるに違いない〉
自己と世界との関係性をえがく現代美術家の町田久美の絵画作品(28点)に触発され、現代美術批評家の中川素子が文を綴る。絵画と言葉がふれあい生まれる「共振」。

著者について
町田久美 (まちだくみ)
画家。1970年、群馬県高崎市に生まれる。多摩美術大学絵画科日本画専攻卒業。2004年、西村画廊(東京)で展覧会を開催。2008―2009年、文化庁新進芸術家海外留学制度でデンマークに滞在。2012年に『町田久美画集』(青幻舎)を刊行。主な個展に刊行。「Kumi Machida」(ケストナーゲゼルシャフト、ハノーファー、ドイツ、2008)、「Kumi Machda ことばを超えて語る線」(高崎市タワー美術館、2008)、「Kumi Machida 日本・デンマーク外交関係樹立150周年記念個展」(カルチャーハウス・カッペルボー、スケーエン、デンマーク、2017)、グループ展に、「MOTアニュアル2006 No Border―『日本画』から/『日本画』へ」(東京都現代美術館、2006)、「絵画の庭―ゼロ年代日本の地平から」(国立国際美術館、大阪、2010)、「Japanorama. A new vision on art since 1970」(ポンピドゥー・センター・メッス、フランス、2017)などがある。
中川素子(なかがわもとこ)
文教大学名誉教授。1942年、東京都に生まれる。東京芸術大学大学院美術研究科修了。1965年、安宅賞受賞。主な著書に、『絵本はアート――ひらかれた絵本論をめざして』(教育出版センター、1991、日本児童文学学会奨励賞受賞、1992)、『本の美術誌――聖書からマルチメディアまで』(工作舎、1995)、『ブックアートの世界―― 絵本からインスタレーションまで』(共編著、水声社、2006)、『スクール・アート ――現代美術が開示する学校・教育・社会』(水声社、2012)、『アウスラさんのみつあみ道』スタシス・エイドリゲーヴィチュス絵、石風社、2015)、『スポーツするえほん』(岩波書店、2019)、『宙からきた子どもたち』森ヒロコ絵、柏艫社、2019)などがある。また、作品に、興福寺八部衆のうち五部浄像の脱乾漆復元想定像(東京芸術大学大学美術館蔵)がある。

関連書
スクール・アート――現代美術が開示する学校・教育・社会 中川素子 2800円
ブック・アートの世界――絵本からインスタレーションまで 中川素子+坂本満編 3000円

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