3月の新刊:ポストメディウム時代の芸術——マルセル・ブロータース《北海航行》について

2023年 3月 1日 コメントは受け付けていません。

書影_ポストメディウム時代の芸術

ポストメディウム時代の芸術
マルセル・ブロータース《北海航行》について
ロザリンド・クラウス(著)
井上康彦(訳)

判型:四六判上製
頁数:182頁
定価:2500円+税
ISBN:978-4-8010-00698-0 C0070
装幀:滝澤和子
3月25日頃発売!
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メディウムは再発明/救済される――
ポストメディウム的条件とは何か? メディウムとは何か? ポストメディウム時代の芸術とは何か? マルセル・ブロータースの作品の精緻な分析とベンヤミンの考古学的方法を深く交差させながら、現代における芸術そして「メディウム」の可能性を探究する。必読の理論書、待望の邦訳。解説=林道郎



著者について
ロザリンド・クラウス(Rosalind Krauss)
1941年生まれ。コロンビア大学教授。専攻、美術史・美術批評。主な著書に、『アヴァンギャルドのオリジナリティ──モダニズムの神話』(1985年、邦訳、月曜社、2021年)、『視覚的無意識』(1993年、邦訳、月曜社、2019年)、『アンフォルム──無形なものの事典』(イヴ= アラン・ボワとの共著、1997年、邦訳、月曜社、2011年)、『ピカソ論(1998年、邦訳、青土社、2000年)、『独身者たち』(1999年、邦訳、平凡社、2018年)などがある。

訳者について
井上康彦(いのうえやすひこ)
1977年生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科博士課程単位取得満期退学。専攻、美学・表象文化論。訳書に、ロザリンド・クラウス『独身者たち』(平凡社、2018年)、ハル・フォスター、ロザリンド・クラウスほか『ARTSINCE 1900──図鑑 1900年以降の芸術』(共訳、東京書籍、2019年)などがある。

関連書
没入と演劇性/マイケル・フリード/5000円+税
芸術の脱定義/ハロルド・ローゼンバーグ/3200円+税
カドミウム・イエローの窓/ユベール・ダミッシュ/4000円+税

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