7月の新刊:ミュージッキング――音楽は〈行為〉である

2023年 6月 30日 コメントは受け付けていません。

ミュージッキング_書影ミュージッキング[新装版]
音楽は〈行為〉である
クリストファー・スモール(著)
野澤豊一+西島千尋(訳)

判型:四六判上製
頁数:440頁
定価:4000円+税
ISBN:978-4-8010-0738-3 C0073
装幀:宗利淳一
7月下旬発売!

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音楽は、《作品》ではない、《実践》なのだ!
音楽を愛するすべてのひとに


既成概念を根底から転倒させ、わたしたちを《音の現場》へといざなう画期的な評論、待望の全訳。
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musicking[mjúːzikiŋ]【名】
to music(音楽する)の動名詞形。
各自の立場を問わずに音楽的なパフォーマンスに加わること。演奏者やリスナー、ダンサーから、ローディー、チケットの売り子や清掃係などの裏方まで、その場に集うすべての者が《音楽》に参加し、《音楽》を共有し、《音楽》に貢献している、という考え。クリストファー・スモールによって提唱され、本書のタイトルとなり、世界各国で多くの支持を得ている。
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目次
プレリュード 音楽と音楽すること
第1章 聴くための場所
第2章 コンサートとは現代的な出来事である
第3章 見知らぬ者同士が出来事を共有する
インターリュード1 身ぶりの言語
第4章 切り離された世界
第5章 うやうやしいお辞儀
第6章 死んだ作曲家たちを呼び起こす
インターリュード2 すべての芸術の母
第7章 総ス コア譜とパート譜
第8章 ハーモニー,天国のようなハーモニー
インターリュード3 社会的に構築された意味
第9章 劇場のわざ
第10章 関係を表現する音楽のドラマ
第11章 秩序のヴィジョン
第12章 コンサート・ホールではいったい何が起こっているのか?
第13章 孤独なフルート吹き
ポストリュード これは良いパフォーマンスだったのだろうか? そしてそのことをあなたはどうやってわかるのだろうか?

参考文献
索引

訳者あとがき

著者について
クリストファー・スモール(Christopher Small)
1927年、ニュージーランドに生まれる。ニュージーランドやイギリスの大学で作曲を学ぶ。ロンドンのカレッジで教師をする傍ら,作曲や執筆に携わった。2011年、スペインに没した。著書に Music, Society, Education, Wesleyan University Press, 1977, Music of the Common Tongue: Survival and Celebration in Afro-American Music, Wesleyan University Press, 1987. などがある。

訳者について
野澤豊一(のざわとよいち)
1978年、富山県に生まれる。金沢大学人間社会環境研究科博士後期課程修了。博士(社会環境科学)。現在,富山大学学術研究部人間科学系准教授。専攻、文化人類学。主な著書に『音楽の未明からの思考――ミュージッキングを超えて』(共編著、アルテスパブリッシング、2021年)、主な訳書にトマス・トゥリノ『ミュージック・アズ・ソーシャルライフ』(共訳、水声社、2015年)などがある。
西島千尋(にしじまちひろ)
1981年、富山県に生まれる。金沢大学人間社会環境研究科博士後期課程修了。博士(学術)。現在、金沢大学人間社会研究域講師。専攻、音楽教育学。主な著書に『よくわかる音楽教育学』(共著、ミネルヴァ書房、2023年)、主な訳書にトマス・トゥリノ『ミュージック・アズ・ソーシャルライフ』(共訳、水声社、2015年)がある。

関連書
トマス・トゥリノ/ミュージック・アズ・ソーシャルライフ/6000円+税
田中理恵子/生きている音楽/6000円+税

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