5月の新刊:中村真一郎手帖20
2025年 4月 30日 コメントは受け付けていません。
中村真一郎手帖20
中村真一郎の会(編)
判型:A5判並製
頁数:88頁
定価:1000円+税
ISBN:978-4-8010-0867-0 C0091
装幀:齋藤久美子
5月上旬発売!
東西古典詩の翻訳『古韻余響』から「訳詩家・中村真一郎」の姿に迫る講演、『王朝文学論』を読み解き「ロマネスク」をめぐる中村の文学観を明らかにする講演ほか、論考・エッセイを多数収録。
【目次】
■講演
『古韻余響』を読む――訳詩家としての中村真一郎 沓掛良彦
中村真一郎の『王朝文学論』 藤原克己
*
西洋の騎士道とわが国王朝の色好み 中村真一郎
■中村真一郎を読む
「響き合う心」の歳月――中村真一郎と神西清 島内裕子
「おのれとはべつのなにか」をもとめていく〈性〉――『老木に花の』に中村真一郎が託したもの 助川幸逸郎
バブル世代の体験的中村真一郎論――そして「幻」の出版企画について 仲島岳
■追悼 中村香織
回想の Soeur Musica 香織 十河清
■中村真一郎の会
短信/趣意書/会則