『午前四時のブルー』刊行記念イベントのお知らせ

2018年 5月 25日 コメントは受け付けていません。

小林康夫×國分功一郎
〜「謎、それは自分」をめぐって〜
『午前四時のブルー』刊行記念イベント

水声社が送り出す『午前四時のブルー』は、文学、芸術、哲学のフィールドで活躍する方々に、特集のテーマに沿って書かれたテクストを寄稿していただく新しい試みの雑誌です。
パスカル・キニャールの一文「謎、それは自分」をテーマにした第Ⅰ巻は、冒頭の写真家・高木由利子氏の“謎”の写真から、フランスの作家・パスカル・キニャールとの対話、朝吹亮二氏の詩篇などを収録し、本書に触れた読者はそれぞれのテクストをつなげる〈微弱な磁力〉を感じとれるかもしれません。
今回のイベントでは「謎、それは自分」という哲学的テーマについて、責任編集として本誌の“庭師”をつとめる小林康夫氏と、気鋭の哲学者として注目を集める國分功一郎氏をお招きして対談していただきます。考えるヒントを与えてくれる本イベントに、ぜひ足をお運び下さい。

参加を希望される方は、神楽坂モノガタリのウェブサイト(https://peatix.com/event/387731/)をご覧ください。

場所:神楽坂モノガタリ 東京都新宿区神楽坂6-43 K’s Place 2F
日時:2018年6月8日(金)
開場:19:00~21:00 (18:30開場)
参加費:2,000円+1 drink付/(学生)1,000円+1 drink付(要学生証)

登壇者紹介
小林康夫(こばやしやすお)
哲学者。東京大学名誉教授。現在、青山学院大学特任教授。おもな共編著には、『知の技法』(東京大学出版会、1994年)、著書には、『不可能なものへの権利』(水声社、1988年)、『君自身の哲学へ』(大和書房、2015年)、『絵画の冒険』(東京大学出版会、2016年)、訳書には、リオタール『ポスト・モダンの条件』(水声社、1989年)などがある。

國分功一郎(こくぶんこういちろう)
哲学者。現在、東京工業大学教授。おもな著書には、『中動態の世界』(医学書院、2017年、小林秀雄賞)、『暇と退屈の倫理学』(朝日出版社、2011年、紀伊國屋じんぶん大賞)、『ドゥルーズの哲学原理』(岩波書店、2013年)、訳書には、ドゥルーズ『カントの批判哲学』(筑摩書房、2008年)などがある。

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