6月の新刊『ふたりのキェシロフスキ』

2009年 5月 28日

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『ふたりのキェシロフスキ』
A5判上製304頁/定価=3000円+税 2009年6月上旬刊行

キェシロフスキ映画に愛をこめて
ふたつの人生, もうひとつの運命———
『トリコロール』三部作、『ふたりのベロニカ』、『デカローグ』を
はじめ、美と愛と輝きにみちた多彩な映像世界が甦る。
キェシロフスキ映画をこよなく愛する著者が「ダブル・ライフ/セカンド・チャンス」を
キーワードに、夭逝した名匠の全体像を見事に解明する。



[キェシロフスキ・プリズム](公式サイト http://www.kieslowski-prism.com
キェシロフスキの軌跡をたどるドキュメンタリー映画『スティル・アライヴ』と
日本初公開作品ほか、名匠のきらめく作品群を一挙特集上映!
6月20日より渋谷ユーロスペースほか、全国順次公開。




【姉妹書】好評発売中!

e382ade382a7e698a0e794bbe381aee585a8e8b28c0011マレク・ハルトフ著/吉田はるみ+渡辺克義訳
『キェシロフスキ映画の全貌』
A5判上製320頁/定価=3000円+税

彼の目には、世界の終わりが映っていた——
1996年3月13日、『トリコロール/赤の愛』を最後に、
ヨーロッパ映画の巨匠は突如として世を去った……。
だが、彼の早すぎた死を惜しみ、影響を受けた者たちは後を
絶たない。キェシロフスキの深遠な映像世界を読み解く、初の本格的な作家&作品論。

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話題の新刊『ベンヤミンと精神分析』

2009年 5月 28日


benjamin三原弟平
『ベンヤミンと精神分析——ボードレールからラカンへ』
四六判上製254頁/定価=2500円+税 絶賛発売中
ISBN978-4-89176-727-3  C0010

いま、《 恋 》 は可能なのか?
21世紀という出口のない日常のなかで、男女の「性関係」は
どのようにありえるのか? ベンヤミンの精神分析解釈をプリズムに、
ボードレール、フロイト、カフカ、そしてラカン派へと反射する書き下ろし批評。
パサージュ—強制収容所—現代を横断する、スリリングな 《 欲動の精神史 》。

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E・ブロッホ『ナチズム』書評

2009年 5月 27日

nazism_cover3 エルンスト・ブロッホ著/池田浩士・藤原辰史・本庄史明訳
『ナチズム——地獄と神々の黄昏』
A5判上製424頁/4,500円+税
絶賛発売中
ISBN 978-4-89176-685-6  C0010

正面の敵、ナチス。
ナチズム・ファシズムはいかにして批判可能なのか?
「もはや意識されていないもの」と「まだ意識されていないもの」を
キーワードに、ヒトラー政権下の日常を同時代の現場から批判し、瞞着者たちの暴力と野蛮を
あばきだした稀有な《思想的実戦》。名著『この時代の遺産』に続く、ブロッホの1930年代論集、
本邦初訳。

書評:
読売新聞(09年1月13日付朝刊)書評欄(評者=片山杜秀氏)
http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20090113bk06.htm

『インパクション』 168号 (評者=平井玄氏)
http://www.jca.apc.org/~impact/magazine/impaction.html



好評発売中
isannエルンスト・ブロッホ著/池田浩士訳
『この時代の遺産』
A5判上製688頁/定価=7000円+税
ISBN978-4-89176-684-9 C0010

なぜファシズムが勝利するのか?
サラリーマン文化、通俗読物、表現主義、ベンヤミン、
オカルト、ヴァーグナー、ニーチェ、そして映画……。
“ 黄金の1920年代 ” に民衆を陶酔させたサブカルチャーをモンタージュし、
ナチス政権前夜の危機の瞬間=空洞をとらえた《思想的実験》。
旧版の訳文を全面的に再検討し、大幅に註を増補した決定版、待望の刊行。

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ブログをはじめます。

2009年 5月 27日

いつも弊社刊行物をご愛読いただき、ありがとうございます。

新刊情報や出版情報をいち早くお届けするために、ブログをはじめることにしました。
あらためまして今後ともよろしくお願い申しあげます。

*弊社の書籍は、全国の書店・ネット書店でお求めください。

 

コメット通信第41号

2001年 1月 1日

コメット通信第41号
 うまく表示できない場合、こちらもご覧ください→(印刷用)

 

《エコクリティシズム・コレクション》

2000年 12月 16日

エコクリティシズム・コレクション
46判上製

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コメット通信第3号

2000年 10月 30日

コメット通信第3号
コメット通信第3号_特別付録

 

叢書《エル・アトラス》

2000年 9月 1日

叢書 エル・アトラス

列強支配からの独立後、アラブ・イスラムの伝統に根ざしながらも押し寄せる近代化の波のなかで《声》を発信し続けるマグレブ諸国(アルジェリア/モロッコ/チュニジア)。激動の政情に揺れる北アフリカの新しい文学を紹介する異色のシリーズ。
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《ブラジル現代文学コレクション》

2000年 2月 21日

ブラジル現代文学コレクション
編集=武田千香

現代を代表する作家から巨匠にいたるまで、いまだ日本国内ではその多くを知られていない〈ブラジル文学〉の力強い息吹きを伝える文学コレクション。
46判上製
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《フィクションの楽しみ》

2000年 2月 1日

フィクションの楽しみ

海外のもっとも新しい小説、実験的精神にあふれるフィクションの数々を最適の訳者によって贈る、新しい翻訳小説シリーズ。
46判上製

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《フィクションのエル・ドラード》

2000年 1月 1日

フィクションのエル・ドラード
編集=寺尾隆吉

欧米を席巻したラテンアメリカ文学の〈ブーム〉から半世紀を経た現在も、政治と社会の混乱のなかから、陸続と新しい小説、新しい小説家たちが現われ続けている。〈ブーム〉の巨匠たちから異色の新鋭まで、フィクションの未来を告げるシリーズ。
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