4月の新刊:近代かな書を切り拓く——評伝 桑田笹舟

2020年 5月 1日 コメントは受け付けていません。

笹舟近代かな書を切り拓く
評伝 桑田笹舟
谷藤史彦(著)

判型:菊判変形上製
頁数:244頁+カラー別丁16頁
定価:3500円+税
ISBN:978-4-8010-0482-5 C0070
装幀:宗利淳一
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かな世界の巨人・桑田笹舟
「書は芸術たりうるか」という根本問題を探求し続け、昭和のかな書界を牽引した桑田笹舟をえがく、初の本格的評伝。古筆・料紙研究の第一人者であり、王朝の料紙を再現し、その成果をいかし料紙、筆と調和した現代作品を残した書家の、生涯、業績、書法、理論を明らかにする。「生誕120年 桑田笹舟展」(ふくやま書道美術館、2020年4月9日―6月28日)の関連書籍。

目次
序文 西嶋慎一

はじめに

第Ⅰ章 書家になる
1 福山時代
2 神戸時代

第Ⅱ章 料紙との出合いとその探求
1 料紙との出合い
2 料紙の探究

第Ⅲ章 かな書とは何か ――『仮名書道概説』を著す
1 はじめての著作出版
2 かな書とは何か
3 書の実践的な研究

第Ⅳ章 古筆の研究
1 高野切
2 関戸本古今和歌集
3 寸松庵色紙
4 継色紙

第Ⅴ章 書法の研究
1 笹舟理論
2 用具材料論
3 書画一致論
4 墨をめぐって
5 表現について
6 構成の方法

第Ⅵ章 書家としての歩み
1 戦前期
2 戦後期
3 笹舟の生涯の作品


年譜
参考文献

謝辞 田頭一舟

あとがき

著者について
谷藤史彦(たにふじふみひこ)
1955年、岩手県に生まれる。早稲田大学第二文学部卒業。京都大学大学院にて博士(人間・環境学)を取得。前ふくやま美術館副館長。主な展覧会企画に、「アフロ ブッリ フォンタナ」、「フランク・ロイド・ライトと武田五一」、「マッキアイオーリ」、「キネティック・アート」、「ピカソ展 誰でもわかる天才の名画」などがある。主な著書に、『ルチオ・フォンタナとイタリア二十世紀美術』(中央公論美術出版、2016年)、『藤井厚二の和風モダン――後山山荘・聴竹居・日本趣味をめぐって』(2019年)、『武田五一的な装飾の極意――茶室からアール・ヌーヴォーをめぐる建築意匠』(2017年)、『祭りばやしのなかで――評伝 高橋秀』(2015年)、『岸田劉生――実在の神秘、その謎を追う』(共著、2018年、いずれも水声社)などがある。

谷藤史彦の本
祭りばやしのなかで――評伝 高橋秀/3800円+税
藤井厚二の和風モダン――後山山荘・聴竹居・日本趣味をめぐって/3000円+税
武田五一的な装飾の極意――茶室からアール・ヌーヴォーをめぐる建築意匠/3200円+税

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