4月の新刊:オーダーメイドの幻想《批評の小径》  

2020年 5月 14日 コメントは受け付けていません。

オーダーメイドの幻想オーダーメイドの幻想
《批評の小径》
ジェラール・マセ(著)
鈴木和彦(訳)

判型:46判上製
頁数:168頁
定価:2000円+税
ISBN:978-4-8010-0412-2 C0098
装幀:宗利淳一
4月下旬頃発売!

▶︎直接のご注文はこちらへ◀︎


控えめに、日々の暮らしを彩る
シュルレアリスム的な詩でデビューし、写真家、作家、エッセイストとして独自の作品を生み出してきたジェラール・マセ。
世界各地を旅しながら、時には夢か幻か、猫たちの儀式に立ち会い、文学と幻想のあわいを逍遥する、紀行エッセイ。


著者について
ジェラール・マセ(Gérard Macé)
1946年、パリに生まれる。詩人、写真家。主な著書に、Le Jardin des langues, Gallimard, 1974, Le Manteau de Fortuny, Gallimard, 1987, Le Dernier des Egyptiens, Gallimard, 1988(『最後のエジプト人』白水社、1995), La mémoire aime chasser dans le noir, Gallimard, 1993(『記憶は闇の中での狩りを好む』水声社、2019), Choses rapportées du Japon, Fata Morgana, 1993, Pensées simples, Gallimard, 2011(『つれづれ草』水声社、2019), La Carte de l’empire, Pensées simples II, Gallimard, 2014(『帝国の地図 つれづれ草Ⅱ』水声社、2019), Des livres mouillés par la mer, Pensées simples III, Gallimard, 2016などがある。

訳者について
鈴木和彦 (すずきかずひこ) 
1986年、静岡県に生まれる。パリ・ナンテール大学 博士課程修了。博士(文学)。現在、明治学院大学専任講師。専攻、フランス文学。主な著訳書に、Les Mondes de Gérard Macé (collectif, Le temps qu’il fait & Le bruit du temps, 2018)、クリスチャン・ドゥメ『日本のうしろ姿』(水声社、2013)などがある。

関連書
つれづれ草 ジェラール・マセ/桑田光平訳
帝国の地図――つれづれ草Ⅱ ジェラール・マセ/千葉文夫訳
記憶は闇の中での狩りを好む ジェラール・マセ/桑田光平訳

Comments are closed.