11月の新刊:ピランデッロ戯曲集 Ⅰ

2021年 11月 17日 コメントは受け付けていません。

ピランデッロピランデッロ戯曲集 Ⅰ
役割ごっこ/作者を探す六人の登場人物
斎藤泰弘(編訳)

判型:A5判上製
頁数:288頁
定価:4000円+税
ISBN:978-4-8010-0609-6 C0374
装幀:宗利淳一
11月下旬発売!

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われわれは作者を探して、ここまでやってきたのですが。

世界大戦の破壊と殺戮の中で、現代演劇を切り開いた20世紀イタリアの劇作家ピランデッロ。ベルエポック期の市民劇を極限まで推し進めたグロテスク劇の傑作『役割ごっこ』、自分たちの人生のドラマを上演しようと異常な一家が訪ねてくる『作者を探す六人の登場人物』を収録。



目次

まえがき

役割ごっこ
作者を探す六人の登場人物

解説 斎藤泰弘

著者について
斎藤泰弘(さいとうやすひろ)
1946年、福島県に生まれる。京都大学名誉教授。専攻、イタリア文学、イタリア演劇。『鳥の飛翔に関する手稿』(谷一郎、小野健一との共著。岩波書店、1979年)で第三回マルコ・ポーロ賞受賞。おもな著書に、『レオナルド・ダ・ヴィンチの謎 ――天才の素顔』(岩波書店、1987年)、『ダ・ヴィンチ絵画の謎』(中公新書、2017年)、 『誰も知らないレオナルド・ダ・ヴィンチ』(NHK出版新書、2019年)、『レオナルド・ダ・ ヴィンチ ミラノ宮廷のエンターテイナー』(集英社新書、2019年)、おもな訳書に、『カルロ・ゴルドーニ喜劇集』(名古屋大学出版会、2007年)、『レオナルド・ダ・ヴィンチ 絵画の書』(岩波書店、2014年)、『ピランデッロ 秘密の素顔』(水声社、2020年)などがある

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