12月の新刊:美学のアップデート

2025年 11月 21日 コメントは受け付けていません。

美学のアップデート_書影美学のアップデート
吉岡洋(著)

判型:四六判並製
頁数:196頁
定価:1800円+税
ISBN:978-4-8010-0941-7 C0010
装幀:齋藤久美子
12月上旬発売!

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OS(オペレーティング・システム)としての美学を更新せよ!

反省的思考
リフレクション
を許さない時勢に抗い、価値判断の根拠を問い直すことこそ美学である――
既成概念ではなく私たちの日常経験によってたつ、新しい美学入門。



目次

はじめに

第1章 「無関心性」への関心
第2章 炭鉱のカナリア、または「弱さ」について
第3章 アルス・エクス・マキナ(機械仕掛けの芸術)
第4章 天才と英雄
第5章 自然が芸術を模倣する?
第6章 目的なき合目的性
第7章 死なないために
付論 「おもろい」――興趣の関西語表現をめぐって

あとがき

著者について
吉岡洋(よしおかひろし)
1956年、京都府生まれ。京都大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、京都芸術大学文明哲学研究所所長。専攻は美学・芸術学、情報文化論。主な著書に『〈思想〉の現在形――複雑系・電脳空間・アフォーダンス』(講談社選書メチエ、1997年)、『〈こころ〉とアーティフィシャル・マインド』(共著、創元社、2021年)、『AIを美学する――なぜ人工知能は「不気味」なのか』(平凡社新書、2025年)などがある。

関連書
すべてがアートになったあと――現代美術と理論の戦略/マリオ・ペルニオーラ/2200円+税
君自身のアートへ/小林康夫/1800円+税
美術史とその外側/坂本満/3500円+税

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