1月の新刊:もうひとつの『異邦人』――ムルソー再捜査 叢書《エル・アトラス》

2018年 12月 29日 コメントは受け付けていません。

もうひとつの異邦人もうひとつの『異邦人』
ムルソー再捜査
叢書《エル・アトラス》
カメル・ダーウド(著)
鵜戸聡(訳)

判型:四六判上製
頁数:208頁
定価:2000円+税
ISBN:978-4-8010-0243-2
装幀:宗利淳一
2019年1月中旬頃発売!

「この物語は書き直さなきゃならないんだ。同じことばで、でも右から左にね。」
カミュの『異邦人』を反転させ、ムルソーによって殺害されたアラブ人の弟が紡ぐ《もうひとつの物語》とはなにか!? 世界でもっとも読まれたフランス小説をアラブ人の視点から創造=想像的に捉え返す衝撃作。


著者について
カメル・ダーウド(Kamel Daoud)
1970年、モスタガーネム(アルジェリア)に生まれる。作家、ジャーナリスト。主な作品に、ゴンクール最優秀新人賞を受賞した本作のほか、『ニグロの序文』(バルザフ社、2008年、モハメド・ディブ賞)、『ザボルあるいは詩篇』(アクト・シュッド社、2017年)、『女をむさぼり食らう画家』(ストック社、2018年)などがある。

訳者について
鵜戸聡(うどさとし)
1981年、南九州に生まれる。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、鹿児島大学法文学部准教授。専攻、フランス語圏アラブ=ベルベル文学。主な著書に、『アルジェリアを知るための62章』(共著、明石書店、二〇〇九年)、『反響する文学』(共著、風媒社、2011年)、『海賊史観からみた世界史の再構築』(共著、思文閣出版、2017年)などがある。

叢書《エル・アトラス》
イスラーム文化圏のなかでもフランス植民地支配の記憶を有するマグレブ(アルジェリア/モロッコ/チュニジア)に息づく作家たちの代表作を集成した異色のコレクション!

貧者の息子 ムルド・フェラウン/青柳悦子訳/2800円+税
部族の誇り ラシード・ミムニ/下境真由美訳/2500円+税

以下続刊!

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