【書評】町田久美・絵/中川素子・文『共振』、図書新聞に書評掲載

2021年 2月 22日 コメントは受け付けていません。

2021年2月6日(土)付の『図書新聞』に、三木卓氏による、町田久美・絵/中川素子・文『共振』の書評(「生きている画家の仕事」)が掲載されました。

《中川さんはラジカルな絵本観をもっている人なので、どこにでもあるような絵本であるはずがないけれど、これはすごい。わたしは幾度もくりかえして見た。[……]苑人物の輪郭を描いている黒線がすごい。[……]墨で幾度も塗って描いたものらしい。[……]一気に断乎としてひいたとまずは思われるものが、そういわれてみるとここで世界を区切るという決断が見えてきて、生きている画家の仕事なのだ、とわかる。
 全部で28点の作品があり、その一点一点に中川素子さんの感想がつけられている。[……]絵の細部に起こっている出来事など、わたしが見落としたかもしれないものまで指摘してくれていて、町田久美さんの仕組んだものもわからせてくれる。中川さんに導かれてこの本を見終わると、これがどこにでもある絵本ではなく、一冊の画集なのだということがわかる。》(三木卓氏評)

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