12月の新刊:パラタクシス詩学《水声文庫》

2021年 12月 19日 コメントは受け付けていません。

書影_パラタクシス詩学パラタクシス詩学
《水声文庫》
野村喜和夫+杉中昌樹(著)

判型:四六判上製
頁数:283頁
定価:3000円+税
ISBN:978-4-8010-0617-1 C0092
装幀:宗利淳一
12月下旬頃発売!

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詩と詩論の往復書簡
パラタクシス、中間休止、ルサンブランス、メシア、黙示録、トランジット、メタファー、世界/セカイ……批評家が概念を打ち出し、詩人が詩作で応答する。創作行為の逆転現象を経て、互いの言葉はゆらぎ、思考の振幅は増し、共鳴・反転ののち、主体から解き放たれた言語のプラズマ状態へと誘う、スリリングな往復書簡。



目次
序文
1 パラタクシス
2 浮動性
3 子供の詩
4 中間休止
5 ストレッタ
6 ルサンブランス
7 メシア
8 聖なるもの
9 黙示録
10 トランジット
11 メタファー
12 動物性

14 世界/セカイ
番外 コロナ(COVID-19)
〈パラタクシス実践〉一覧
参考文献
あとがき

著者について
野村喜和夫(のむらきわお)
1951年、埼玉県に生まれる。現代詩の先端を走り続ける詩人、批評家。主な詩集に、『現代詩文庫・野村喜和夫詩集』(思潮社、1996年)、『風の配分』(水声社、1999年、高見順賞)、『ニューインスピレーション』(書肆山田、2003年、現代詩花椿賞)、批評に、『オルフェウス的主題』(水声社、2008年)、『移動と律動と眩暈と』(書肆山田、2011年)、『萩原朔太郎』(中央公論新社、2011年、前者とともに鮎川信夫賞)などがある。
杉中昌樹(すぎなかまさき)
1961年、小樽市に生まれる。詩人、批評家。詩誌『詩の練習』主宰。主な著書に、『野村喜和夫の詩』(七月堂、2017年)がある。

野村喜和夫の本
風の配分/2800円+税
よろこべ午後も脳だ/3500円+税
オルフェウス的主題/2800円+税
水声通信 no.5 野村喜和夫 詩の未来に賭ける/1000円+税

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