12月の新刊:《シュルレアリスムの25時》第5回配本

2010年 12月 21日 コメントは受け付けていません。

sima谷口亜沙子著

ジョゼフ・シマ 無音の光

四六版上製/総280頁(別丁カラー図版32頁)/定価3200円+税
ISBN978-4-89176-766-2 C0371 12月25日頃発売

彼が目をさませば、石はくだけちる
——オクタビオ・パス


昼と夜のへだたりを完全に消滅させる ごった煮の閃光
——ミシェル・レリス



結晶し、反射し、
光の彼方に現世を映し出す奇蹟の画家。

19世紀のボヘミアに生まれ、戦時下のパリ、
そして冷戦下のチェコを生き抜いた、ジョゼフ・シマ。
シュルレアリスムとは一線を画しつつ激動の時代を併走し、
そして晩年、一切が溶け合う光の表現へと到達する——。
日本ではじめて明らかになる、境界を生きた画家の全貌。

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