10月の新刊:オーバーラップ――飛行あるいは夢見ること

2023年 10月 4日 コメントは受け付けていません。

オーバーラップ_書影オーバーラップ
飛行あるいは夢見ること
加藤有希子(著)

判型:四六判上製
頁数:144頁
定価:2000円+税
ISBN:978-4-8010-0762-8 C0093
装幀:滝澤和子
10月下旬発売!

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男は砂漠で葉書を書いた、そこからすべてがはじまる――
アメリカの大学院で美術史を学ぶ千尋と、並行世界を旅する〈飛行機乗り〉の語りが交差する表題作のほか、憎しみの連鎖を断ち切るためのウィットに富んだ短編「ブラックホールさんの今日この日」を収録。





著者について
加藤有希子(かとうゆきこ)
1976年、横浜市に生まれる。デューク大学美術史視覚文化学科博士課程修了(Ph.D. Art History)。現在、埼玉大学大学院人文社会科学研究科准教授。専攻は美学、芸術論、色彩論。主な著書に、『新印象派のプラグマティズム――労働・衛生・医療』(三元社、2012年)、『カラーセラピーと高度消費社会の信仰――ニューエイジ、スピリチュアル、自己啓発とは何か?』(サンガ、2015年)などが、小説に、『クラウドジャーニー』(2021年)、『黒でも白でもないものは』(2022年、いずれも水声社)がある。

関連書
クラウドジャーニー/加藤有希子/2000円+税
黒でも白でもないものは/加藤有希子/2000円+税

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