1月の新刊:ギー・ドゥボール全著作1 1950-1961

2025年 12月 24日 コメントは受け付けていません。

ドゥボール1ギー・ドゥボール全著作1
1950-1961
ジャン゠ルイ・ランソン+アリス・ドゥボール(編)
木下誠(訳)

判型:A5判上製
頁数:804頁
定価:12000円+税
ISBN:978-4-8010-0891-5 C0397
装幀:宗利淳一
1月上旬発売!

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芸術の乗り越え! 日常生活、そこが文化=政治の新しい戦場だ
アヴァンギャルド運動を刷新し、芸術的反逆と政治的反逆を一体のものとして推し進めた前代未聞の革命家の著作を全3巻に集成! 
第1巻は、レトリスト・インターナショナルの結成からシチュアシオニスト・インターナショナルの発展にかけて、1950年から1960年までの活動を収録。ビラや書簡、宣伝・論文から、シナリオ、ポスター、写真、映画、雑誌、書物にいたるまで、革命的生の軌跡=作戦行動の記録を網羅する!



目次

序文/ヴァンサン・コフマン

前提原理 1950-1952年
レトリスト・インターナショナル 1952-1957年
シチュアシオニスト・インターナショナル 1957-1972年
〔第1期 1957-1961〕

訳者解題・訳注
詳細目次

【本巻に収録された主なテクスト】

未来の全映画への前提原理

サドのための絶叫

『アンテルナシオナル・レトリスト』誌

『ポトラッチ』誌(抜粋)

都市地理学批判序説

転用の使用法

漂流の理論

状況の構築に関する報告

回想録

コンスタント統一的都市計画の道

かなり短い時間単位内での何人かの人物の通過について

統一的革命綱領の定義に向けた予備作業

分離の批判

芸術の革命的評価のために

日常生活の意識的変更のパースペクティブ

訳者について
木下誠(きのしたまこと)
1956年、鳥取県生まれ。フランス文学。主な訳書にギー・ドゥボール『スペクタクルの社会』(平凡社、1993年/ちくま学芸文庫、2003年)、『映画に反対して――ドゥボール映画作品全集』上・下(現代思潮社、1999年)、『スペクタクルの社会についての注解』(現代思潮社、2000年)、『アンテルナシオナル・シチュアシオニスト』全6巻、監訳(インパクト出版会、1994-2000年)、アリス・ベッケル゠ホー『ヴェネツィア、最初のゲットー』(水声社、2016年)、ヴィクトル・セガレン『エグゾティスムに関する試論/覊旅』(現代企画室、1995年)、『セガレン著作集第1巻 記憶なき民』(水声社、2003年)、ジル・マンスロン『ヴィクトル・セガレン伝』(水声社、2015年)などがある。

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