2月の新刊:奥の国
2026年 2月 16日 コメントは受け付けていません。
奥の国
イヴ・ボヌフォワ(著)
小倉和子(訳)
判型:四六判上製
頁数:149頁
定価:2000円+税
ISBN:ISBN978-4-8010-0953-0 C0098
装幀:宗利淳一
2月下旬発売!
場所をめぐる思索の旅
現実の向こうに開ける「奥の国」。「現前」の詩人はイタリアの風景、クワトロチェントの絵画、遠い記憶の断片をたどりながら、一本の道を選ぶとき、選ばなかった道が通じていたはずのもう一つの国に、永続的な憧れと不確かな予感を抱く。
夢と現実が溶け合い、静謐な迷路を織りなす自伝的エセー。
【著者について】
イヴ・ボヌフォワ
1923年、フランスのトゥールに生まれ、2016年、パリにて没する。1981年から1993年まで、コレージュ・ド・フランス教授として「詩の機能の比較研究」講座を担当。主な著作に、詩集『ドゥーヴの動と不動』(1953年)、『昨日は荒涼と支配して』(1958年)、『書かれた石』(1965年)、『敷居の惑わしの中で』(1975年)、『光なしに在ったもの』(1987年)、『湾曲した板』(2001年)のほか、詩論・絵画論・エセー集として『ありそうもないこと』(1959年)、『赤い雲』(1977年)、『言葉の真実』(1988年)などがあり、シェイクスピアをはじめとする英文学作品の仏訳も多数。
【訳者について】
小倉和子 (おぐらかずこ)
1957年、東京都に生まれる。東京大学大学院博士課程単位取得退学。パリ第十大学博士(文学・人文学)。現在、立教大学異文化コミュニケーション学部特別専任教授。専攻、現代フランス文学・ケベック文学。主な著書に、『フランス現代詩の風景――イヴ・ボヌフォワを読む』(立大学出版会、2003年)、『記憶と風景――間文化社会ケベックのエクリチュール』(彩流社、2021年)、訳書に、ダニー・ラフェリエール『書くこと 生きること』(藤原書店、2019年)、ジャック・ラクルシエール『ケベックの歴史』(共訳、水声社、2023年)などがある。
【関連書 】
おしゃべり 子供部屋/ルイ=ルネ・デフォレ/清水徹/2800円+税
ルイ=ルネ・デフォレ/佐藤典子/4000円+税
ジャック・デュパン、断片の詩学/丸川誠司/2727円+税
私は知っている/イト・ナガ/中山慎太郎/2500円+税