2月の新刊:未来のイヴ——《ヴィリエ・ド・リラダン・コレクション》

2026年 2月 16日 コメントは受け付けていません。

未来のイヴ書影未来のイヴ
《ヴィリエ・ド・リラダン・コレクション》
ヴィリエ・ド・リラダン(著)
木元豊(訳)

判型:四六判上製
頁数:469頁
定価:4000円+税
ISBN:978-4-8010-0955-4 C0097
装幀:Gaspard Lenski
2月下旬発売!

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空疎な言葉の繰り返しに魂は宿るのだろうか?
野心に燃える発明家エジソンのもとに、恋に幻滅した青年貴族エワルドが訪れる。意のままに操れる機械仕掛けこそが理想の恋人だと唱える発明家と、心をかよわす人間の愛情を求めてやまない青年貴族が、愛の真実をめぐり論戦を繰り広げるなか、人造人間が目を覚ます……時代を予告した形而上学的対話篇の新訳!



目次

読者へ

第1巻  エジソン氏
第1章  メンロー・パーク
第2章  フォノグラフのパパ
第3章  エジソンの嘆き
第4章  ソワナ
第5章  ひとり言の概要
第6章  神秘的な物音
第7章  一通の電報
第8章  物思う人、思いの対象に触れる
第9章  回顧的省察
第10章  世界史の写真
第11章 エワルド卿
第12章 アリシア
第13章 影
第14章 いかにして内容は形式とともに変化するか
第15章 分析
第16章 仮説
第17章 解剖
第18章 対決
第19章 叱責

第2巻  契約
第1章  白魔術
第2章  安全措置
第3章  出現
第4章  奇跡の序章
第5章  茫然自失
第6章  もっと高く!
第7章  万歳! 学者は手早いぞ!
第8章  ひと休み
第9章  曖昧な冗談
第10章  女はみんなこうしたもの
第11章 騎士道的な話
第12章 理想に向かう旅人――別れ道!

第3巻  地下のエデン
第1章  アウェルヌスへの降り道は易し
第2章  幻惑
第3章  鳥たちの歌
第4章  神
第5章  電気

第4巻  秘密
第1章  ミス・イヴリン・ハバル
第2章  浮気の深刻な側面
第3章  ウパスの葉陰
第4章  死の舞踏
第5章  発掘
第6章  悪しき考えを抱く者に災いあれ!
第7章  目のくらむような驚き

第5巻  ハダリー
第1章  この機械の人類への初披露
第2章  天が下に新しきものなし
第3章  歩み
第4章  永遠に女性的なるもの
第5章  平衡
第6章  衝撃
第7章  私は黒い、けれど美しい
第8章  肉
第9章  バラの口と真珠の歯
第10章  身体のにおい
第11章 ウラニア
第12章 霊の目
第13章 肉体の目
第14章 髪の毛
第15章 皮膚
第16章 約束の時が鳴る

第6巻  ……こうして影があった!
第1章  魔法使いの家で夜食をとる
第2章  暗示
第3章  栄光の煩わしさ
第4章  日食の日の夕暮れに
第5章  女の姿のスフィンクス
第6章  夜に姿をあらわす者たち
第7章  天使との格闘
第8章  助け手
第9章  反抗
第10章  まじない
第11章 夜の田園恋愛詩
第12章 考え込む男
第13章 手短な説明
第14章 別れ
第15章 宿命

訳註
訳者解説

訳者について
木元豊(きもとゆたか) 
1965年、広島県に生まれる。パリ第四大学博士課程修了。博士(文学)。現在、武蔵大学教授。専攻、19世紀フランス文学。主な著書に『人形の文化史』(共著、水声社、2016年)などがある。

ヴィリエ・ド・リラダン・コレクション
残酷物語/田上竜也/3500円+税
クレール・ルノワール/鈴木雅生/近刊

『未来のイヴ』を読みなおす/福田裕大編/3500円+税

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