3月の新刊:ピョートル・ボガトゥイリョフ——民衆文化記号論へ向けて《知の革命家たち》

2026年 2月 26日 コメントは受け付けていません。

【知の革命家たち】ピョートル・ボガトゥイリョフ書影ピョートル・ボガトゥイリョフ
民衆文化記号論へ向けて
《知の革命家たち》
桑野隆(著)

判型:四六判上製
頁数:176頁
定価:1800円+税
ISBN:978-4-8010-0972-1 C0339
装幀:宗利淳一
3月中旬発売!

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プラハ言語学サークルの一員として、構造主義的・記号論的分析を民俗衣裳、民衆演劇の研究にいち早く適用した知られざる民俗学者・民族学者。バルトやレヴィ=ストロースにも影響を与えた〈衣裳の記号論〉や〈機能構造主義〉をはじめとする独創的思想に光を当てるとともに、社会に開かれた〈運動としての学問〉の実践者の相貌を描き出す。

【人物紹介】
ピョートル・ボガトゥイリョフ
1893年にロシア、サラトフに生まれ、1971年にモスクワに没した。民俗学者、民族学者。チェコおよびスロヴァキアの民衆文化を〈機能構造主義〉的方法に基づいて研究し、構造民族学の基礎を築いた。主な著書には、『ポトカルパツカー・ルスの呪術・儀礼・信仰』、『モラヴィア・スロヴァキアの民俗衣裳の機能』、『チェコ人・スロヴァキア人の民衆演劇』などがある。



目次

ボガトゥイリョフの生涯
文化記号論のプロレゴメナ
共時的方法と機能
機能構造主義
演劇と〈民衆の笑い〉

著者について
桑野隆(くわのたかし)
徳島県に生まれる。東京外国語大学大学院修了。元早稲田大学教授。専攻、ロシア文化・思想。主な著書には、『民衆文化の記号学』(東海大学出版会、1981年)、『未完のポリフォニー』(未来社、1990年)、『夢みる権利』(東京大学出版会、1996年)、『危機の時代のポリフォニー――ベンヤミン、バフチン、メイエルホリド』(水声社、2009年)、『20世紀ロシア思想史』(岩波書店、2017年)、『増補 バフチン』(平凡社ライブラリー、2020年)、『生きることとしてのダイアローグ――バフチン対話思想のエッセンス』(岩波書店、2021年)、『言語学のアヴァンギャルド――ボードアン・ド・クルトネからロシア・フォルマリズムへ』(水声社、2021年)などが、主な訳書には、バフチン『マルクス主義と言語哲学』(改訳版、未来社、1989年)、『ヤコブソン・セレクション』(共訳、平凡社ライブラリー、2015年)、ヤン・ボードアン・ド・クルトネ『民族の平和的共存は可能か――ロシア、ポーランド、ウクライナ』(ゲンロン、2025年)などがある。

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