2月の新刊:『シュタイナー教育基本指針 Ⅰ』

2014年 7月 30日 コメントは受け付けていません。

シュタジャケ入稿シュタイナー教育基本指針 Ⅰ

ライナー・パツラフ+クラウディア・マッキーン+イーナ・フォン・マッケンゼン+クラウディア・グラー=ヴィティッヒ

入間カイ訳

四六判上製/240頁/定価2500円+税

978−4−8010−0022−3 C0037 好評発売中

装幀=齋藤久美子

ドイツのヴァルドルフ(シュタイナー)学校連盟と幼稚園連盟が共同編集のうえ出版した乳幼児教育のための基本指針。現在子どもたちをとりまく環境はさまざまな問題をかかえている。シュタイナー教育が日本に紹介されて40年がすぎた今日、ヴァルドルフ教育が、学校、幼稚園・保育園での実践としてのみではなく、人びとの自律性と創造性を高めるために何ができるのか。日本独自の指針を創っていくための必読書。

【目次】
はじめに/第1部 教育的基礎と目標設定/第2部 乳幼児期の発達とその促進/第3部 乳幼児保育における教育的実践/第4部 保育施設運営のための条件/付録 3歳未満の子どもを受け入れる施設のための品質指標/参考文献/本書の理解を深めるために 今井重孝/訳者あとがき

【著者】
クラウディア・グラー=ヴィティッヒ(Claudia Grah-Wittich) ソーシャル・ペタゴーグ。フランクフルト=ニーダーウルゼルの教育施設〝デア・ホーフ〟にて父母に対するコンサルティングおよび乳幼児支援を行う。さまざまな地域で乳幼児教育のための成人教育講座の講師も務めている。本書第4部執筆担当。
イーナ・フォン・マッケンゼン(Ina von Mackensen) 乳幼児領域におけるヴァルドルフ保育者。ベルリンの保育所/ヴァルドルフ幼稚園プレンツラウアー・ベルク、ベルリン・ヴァルドルフ幼稚園ゼミナール講師。本書第3部執筆担当。
クラウディア・マッキーン医学博士(Dr. med. Claudeia McKeen) 一般内科専門医。園医/校医。シュトゥットガルト・ヴァルドルフ幼稚園ゼミナール講師。本書第2部執筆担当。
ライナー・パツラフ教授(Prof Dr. Rainer Patslaff) ボン近郊アルフタ―のアラヌス大学にて「子ども時代教育」を教える。シュトゥットガルト・イプスム研究所所長。本書第1部執筆担当。

【訳者】
入間カイ(いるまかい) 1963年、鎌倉市に生まれる。現在、那須内海学園那須みふじ幼稚園理事長・園長。一般社団法人日本シュタイナー幼児教育協会〔http://jaswece.org/〕代表理事。ゲーテアヌム医学セクション外部研究員。主な著・訳書に『三月うさぎのティータイム』(南方新社)、『これからのシュタイナー幼児教育』(春秋社)、『小児科診察室』(グレックラー/ゲーベル共著、水声社)などがある。

【シュタイナー教育の本】
小児科診察室 シュタイナー教育・医学からの子育て  4000円+税(改訂版準備中)
乳幼児のためのシュタイナー保育  2500円+税
シュタイナー学校は教師に何を求めるか  2000円+税

Comments are closed.