9月の新刊:『まなざしに触れる』

2014年 10月 22日 コメントは受け付けていません。

まなざしに触れる『まなざしに触れる』

著者=鷹野隆大(写真)+新城郁夫(文)
A5判上製/152頁/定価3000円+税
978−4−8010−0047−6 C0072 好評発売中!
ブックデザイン=宗利淳一

 

〈あらゆる境界を侵犯していく影に導かれつつ、政治的かつ美学的な力動として現れる鷹野隆大の写真のまなざしに、私たちは貫かれることになる。〉

主に男性ヌードを撮ることでジェンダーを問う写真家と、その写真のもつ社会へのエロス的侵犯を論じるジェンダー/日本現代文学研究者によるコラボレーション。2人の著者のまなざしはどのように交わり、どのように接するのか。鷹野の写真作品78点を収録。

【目次】
あなたへの距離に触れる
接することと、触れること
物象化に抗して
みずからから抜け出る
対象に見られること
秘密

反=場所
避難都市としての身体

特装版『まなざしに触れる』
A5判上製/クロス装、クロス貼函入/152頁/オリジナルプリント2葉+サイン+エディションナンバー入/収録作品78点/限定30部/定価80000円+税
978−4−8010−0059−9 C0072

オリジナルプリントには下記のAまたはB(各15部)の2枚があります。ご購入にあたって、ご希望がある場合には、AまたはBとご指定下さい。
ただし先着順ですので、品切のさいはご容赦下さい。

A-1
021
A-2
022
B-1
053
B-2
054

【著者】
鷹野隆大(たかのりゅうだい) 1963年、福井県に生まれる。早稲田大学政経学部経済学科卒業。写真集『In My Room』(蒼穹舎、2005年)で第31回木村伊兵衛写真賞受賞。主な個展に、「モノクロ写真」(ユミコ チバ アソシエイツ ビューイングルーム新宿、2012年)、「立ち上がれキクオ」(ツァイト・フォト・サロン、2012年)、「おれと」(ナディフアパート、2009年)などがある。
新城郁夫(しんじょういくお) 1967年、沖縄に生まれる。立教大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。現在、琉球大学教授。主な著書に、『沖縄を聞く』(みすず書房、2010年)、『到来する沖縄』(2007年)、『沖縄文学という企て』(2003年、ともにインパクト出版会)などがある。

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