4月の新刊:高松次郎 制作の軌跡

2015年 4月 28日 コメントは受け付けていません。

見積書004
高松次郎 制作の軌跡
国立国際美術館編

B5版変形
224頁
定価
3500円+税
ISBN978-4-8010-0093-3 C0070 好評発売中!
装幀:宗利淳一

1960年代から日本の現代美術を牽引した美術家の活動を、「点」「影」
「遠近法」「単体」「複合体」「平面上の空間」「形」といったテーマにそって、絵画、版画、立体作品、写真、とりわけ残された多数のドローイングを詳細に読み解くことによって考察する。言葉とものの関係を問い続けた高松の思考の推移を探る。
2015年4月7日から7月5日まで国立国際美術館(大阪)で開催中の「高松次郎 制作の軌跡」展の公式図録。400点以上の作品をカラー図版で収録。


目次
序 高松次郎の仕事  山梨俊夫
高松次郎の全体像:ドローイングと装幀・挿画の仕事を交えて、年代順に
 中西博之
作品図版
内法の無限性  松浦寿夫
高松次郎とアンフォルメル以後の抽象絵画  野田吉郎
高松次郎を斜めから見る 沢山遼
出品作品リスト
展覧会歴
主要文献

テキスト執筆者について
松浦寿夫 画家、東京外国語大学教授
野田吉郎 東京文化財研究所研究補佐員
沢山遼 美術批評家
中西博之 国立国際美術館主任研究員

関連書
世界拡大計画 高松次郎 4000円+税
不在への問い 高松次郎 4500円+税
高松次郎 言葉ともの 光田由里 3000円+税
高松次郎を読む 真武真喜子、神山亮子、沢山遼、野田吉郎、森啓輔=編
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