4月の新刊:ルパンの世界

2018年 4月 16日 コメントは受け付けていません。

ルパンの書影ルパンの世界
ジャック・ドゥルワール(著)
大友徳明(訳)

判型:四六判上製
頁数:367頁
定価:3000円+税
ISBN:978−4−8010−0338−5 C0098
装幀:西山孝司
4月下旬発売

あきらかになる、ルパンの全貌
怪盗アルセーヌ・ルパンの人間関係や過去への偏愛、そして当時の衣装風俗や社会階層、はたまた乗り物やアクセサリーや武器にいたるまで、多角的かつ詳細な視点からその実像に迫った、ルパン愛読者必携の書。

目次
1 ベル・エポック
2 過去への回帰
3 いつも恋が……
4 家族同士
5 からだの利点
6 あらゆる罵り言葉
7 パリのおしゃれを伝える衣服
8 帽子
9 なくてはならないアクセサリー
10 危険な武器
11 何たることだ、わたしの宝石が!
12 あらゆる乗り物
13 自動車様々
14 立派な長所
15 嫌な欠点
16 涙を流す
17 赤面
18 古い貴族
19 さまざまな職業
20 下層階級の人たち
21 財界の人たち
22 政治
23 新聞と新聞記者
24 聖職者たち
25 警察は何をしていたか
26 悪漢たち
27 共犯者たち
28 人びとが受ける刑罰
29 気晴らし
30 芝居と映画
31 狩りと釣り
32 美食
33 そして飲み物は
34 その時どきの煙草
35 哀れな動物たち
36 きれいな植物
37 美しい景観
38 何とたくさんの水が!
39 時は過ぎゆく
40 建築のことを少々
41 城館と古い館
42 懐しのわが家
43 心地よい家具にかこまれて
44 美術品のこと
45 ホテルへの一時滞在

ルパンの足跡
ルパン譚二百字レジュメ

訳者あとがき

著者について
ジャック・ドゥルワール(Jacques Derouard)
1953年、フランス中西部の都市ラヴァルに生まれる。グルノーブル第一大学で物理学を教えるかたわら、1989年に伝記大作『心ならずもアルセーヌ・ルパンとなったモーリス・ルブラン』(セギエ社)を発表し、その後矢継ぎ早に『アルセーヌ・ルパン辞典』(アンクラージュ社、2001)、『ルパンの世界』(アンクラージュ社、2003)を世に問い、文字通りルパン研究の第一人者となった。

訳者について
大友徳明(おおとものりあき)
1935年、東京に生まれる。関東学院大学名誉教授。主な訳書に、モーリス・ルブラン『813』『三十棺桶島』『緑の目の令嬢』『バール・イ・ヴァ荘』(以上、偕成社)、ジャン=クロード・ラミ『アルセーヌ・リュパン』(東京創元社)、ジュール・ヴェルヌ『二年間の休暇』『海底二万里』『神秘の島』、A・デュマ『モンテ・クリスト伯』(以上、偕成社)などがある。

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