10月の新刊:パリの片隅を実況中継する試み--ありふれた物事をめぐる人類学《フィクションの楽しみ》

2018年 11月 1日 コメントは受け付けていません。

パリの片隅実況してみたパリの片隅を実況中継する試み
ありふれた物事をめぐる人類学
《フィクションの楽しみ》
ジョルジュ・ペレック(著)
塩塚秀一郎(訳)

判型:四六判上製
頁数:152頁
定価:1800円+税
ISBN:978-4-8010-0363-7 C0097
装幀:宗利淳一
10月下旬頃発売!


コンセプチュアル・アート? 小説? 人類学? パリ版路上観察学!?
映画『ダ・ヴィンチ・コード』の舞台、パリのサン=シュルピス教会、ではなく、
その前の広場を三日間ひたすら描写し続けてみた――
あまりにもありふれた、誰もが見落としてしまうような、瑣末な日常を捉えようとする実験の記録。
登場人物1000人以上の大作『人生 使用法』や「い」の段なしの小説『煙滅』など奇作を世に届けてきた作家が探求する、〈ファクトグラフィー〉の試み。読者に〈観察〉の疑似体験を促す、日常観察学入門?

著者について
ジョルジュ・ペレック(Georges Perec)
1936年、パリに生まれ、1982年、同地に没した。小説家。1966年に、フランソワ・ル・リヨネー、レーモン・クノーなどの率いる実験文学集団「ウリポ」に加わり、言語遊戯的作品の制作を行う。主な著書には、『煙滅』(1969年。水声社、2010年)、『さまざまな空間』(1974年。水声社、2003年)、『人生 使用法』(1978年。水声社、1992年)などがある。

訳者について
塩塚秀一郎(しおつかしゅういちろう)
1970年、福岡県に生まれる。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学、パリ第三大学博士(文学)。現在、東京大学大学院人文社会系研究科准教授。専攻、フランス文学。主な著訳書に、『ジョルジュ・ペレック』(中央公論新社、2017年)、ジョルジュ・ペレック『煙滅』(水声社、2010年)、レーモン・クノー『リモンの子供たち』(水声社、2012年)などがある。

ジョルジュ・ペレックの作品
傭兵隊長/2500円+税
眠る男/2200円+税
煙滅/3200円+税
美術愛好家の陳列室/1500円+税
人生 使用法/5000円+税
家出の道筋/2500円+税
Wあるいは子供の頃の思い出/2800円+税

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