2月の新刊:さまざまな空間[増補新版]

2024年 2月 2日

さまざまな空間さまざまな空間[増補新版]

ジョルジュ・ペレック(著)
塩塚秀一郎(訳)

判型:A5変判上製
頁数:272頁
定価:3500円+税
ISBN:978-4-8010-0779-6 C0097
装幀:宗利淳一
2月下旬発売!

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「生きること、それは空間から空間へ、なるべく身体をぶつけないように移動すること」。
机上から宇宙にいたるあらゆる空間について、言葉遊びやパロディを織り交ぜながら、ときに哲学的に、ときに遊び心たっぷりに綴る、奇妙で美しい居住空間学入門。

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書評:『クローデルとその時代』

2024年 1月 30日

日本ヴァレリー研究会ブログ Le vent se lève にて西村友樹雄氏よる大出敦 編『クローデルとその時代』(2023年、小社刊行)の書評が掲載されました。

 

2月の新刊:リベラルアーツと民主主義

2024年 1月 22日

書影_リベラルアーツと民主主義リベラルアーツと民主主義
石井洋二郎(編)

判型:四六判並製
頁数:282頁
定価:2500円+税
ISBN:978-4-8010-0790-1 C0010
装幀:滝澤和子
2月下旬発売!

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「内なる順応主義」に抗して、
「健全な批判精神」を涵養する――


民主主義にとってリベラルアーツ教育は必要だろうか? 第一線で活躍する専門家3名によるシンポジウムに加え識者8名による論考を通して、この国の未来に必要なリベラルアーツを考える。「創造的リベラルアーツ」シリーズ堂々完結!

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2月の新刊:震える物質——物の政治的エコロジー

2023年 12月 29日

書影_震える物質震える物質
物の政治的エコロジー
ジェーン・ベネット(著)
林道郎(訳)

判型:四六判上製
頁数:321頁
定価:3500円+税
ISBN:978-4-8010-0728-4 C0010
装幀:Gaspard Lenski
2月上旬発売予定!

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〈物‐力〉のもつネットワーク
「物」は私たちの経験にいかにして作用しているのだろうか? 私たちもまた「物」なのだろうか?
路上に滞留するゴミの群れ、ニーチェの食事療法、オメガ3脂肪酸の摂取と人間の感情、大規模停電、ES細胞研究、ダーウィンのミミズ……。
不活発で受動的だとされてきた物質のもつ媒介作用を豊富な例から析出し、人間と人間以外のものが連鎖・協働する世界=アセンブリッジを思い描く。物=生命の新たなポリティカル・エコロジー。

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1月の新刊:アートと人類学の共創――空き家・もの・こと・記憶

2023年 12月 29日

アート人類_書影アートと人類学の共創
空き家・もの・こと・記憶
服部志帆+小野環+横谷奈歩(編)

判型:A5判上製
頁数:312頁+カラー別丁64頁
定価:4000円+税
ISBN:978-4-8010-0772-7 C0070
装幀:滝澤和子
1月中旬発売!

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声なき声にかたちをあたえる
一軒の空き家に残された「もの」から、いかにして人びとの生を描き出し、歴史を語り継ぐことができるのか。人類学者とアーティストは、それぞれの立場からこの問いに向き合い、「もの」たちの声に耳をすます。写真、家具から柱、果てはつもった埃に至るまで、空き家をくまなく探索することで浮かび上がったのは、ひとつの空き家を軸にした、ある家族の生きざまと塩江町の人びとの繋がりだった。今はなき人びとの記憶を継承するために、アートと人類学に何ができるのか。分野の壁を超えた挑戦的なプロジェクトの軌跡。

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1月の新刊:或る英国俳優の書棚

2023年 12月 29日

書影_或る英国俳優の書棚_書影或る英国俳優の書棚
野村悠里(著)

判型:A5判上製
頁数:268頁+別丁カラー24頁
定価:4000円+税
ISBN:978-4-8010-0758-1 C0098
装幀:間村俊一
1月中旬発売!

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俳優クロフトンが集めた小さな書物たち

1932年の冬、ロンドン大学に500冊の《リトル・ブック》が寄贈された。小型本を寄贈したのはセシル・F・クロフトン、ヴィクトリア朝時代の舞台に立ち、アンティークショップの店主でもあった――
英国の演劇史に名を残すこともなかった《或る俳優》がスクラップブックに切り貼りした新聞、絵葉書、手紙、写真など多様な断片から知られざる人生を復元し、製本史からそのコレクションに光をあてる。

《数年前のことになるが、なにかの縁があって筆者はクロフトンの蔵書票のついた本を譲り受けた。400年前に出版されたイタリア史の英訳本である。(…)表紙を開くと、マーブル紙の見返しには「誰も死ぬまで幸福ではない」という蔵書票が貼られている。(…)書棚のある部屋はいったいどこで、椅子に座って本を読んでいる人物は誰なのか。筆者はこの大型本を頼りに渡英し、旧所蔵者の情報を探しはじめた。》(本書より)

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12月の新刊:聖なる自己――カリスマ派の癒しの文化現象学《人類学の転回》

2023年 12月 25日

聖なる自己聖なる自己
カリスマ派の癒しの文化現象学
《人類学の転回》
トーマス・J・チョルダッシュ(著)
飯田淳子+島薗洋介+川田牧人(監訳)
津村文彦+野波侑里+堀口佐知子+村津蘭(訳)

判型:四六判上製
頁数:457頁
定価:6000円+税
ISBN:978-4-8010-0770-3 C0010
装幀:宗利淳一
12月下旬発売!

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内なる他者性との邂逅へ
集会のさなか気を失ったり、異言や預言を発したりする信徒たちの身には、なにが起こっているのか――。カリスマ派キリスト教の宗教体験をめぐって、現象学をはじめとするさまざまな分野の知見を渉猟しながら、身体性の次元から人間の経験にせまる、《聖なるもの》の民族誌。

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「アラン・バディウ」ブックフェア開催!

2023年 12月 15日

2023年12月15日から2024年1月14日まで、ジュンク堂書店池袋本店4階にて、『アラン・バディウ、自らの哲学を語る』刊行記念ブックフェアを開催いたします。

『アラン・バディウ、自らの哲学を語る』を中心に、バディウの著書から現代フランス哲学の関連書まで、バディウの思想に(再)入門するための必読書が50点近く紹介されます。

この機会にぜひ足をお運びください。

 

12月の新刊:摩擦――グローバル・コネクションの民族誌《人類学の転回》

2023年 12月 13日

摩擦_書影摩擦
グローバル・コネクションの民族誌
《人類学の転回》
アナ・ツィン(著)
石橋弘之・岩原紘伊・寺内大左・難波美芸・箕曲在弘(訳)
判型:四六判上製
頁数:474頁
定価:5200円+税
ISBN:978-4-8010-0787-1 C0010
装幀:宗利淳一
12月下旬発売!

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燃えあがる熱帯雨林のポリティクス

樹木に自らの名を刻むチェーンソーマン、軍隊とともに山頂を目指す自然愛好家、人間に大木の手入れをさせるオオミツバチ、ボルネオ島のすべての生き物を記録するダヤックの指導者……

インドネシアの南カリマンタンに拡がる美しい熱帯雨林を舞台に、あらゆる差異を抹消し地球をひとつにしようとする力学と、さまざまなアクターの偶発的な《協働》が織りなす、断片的なもののエスノグラフィ。

車輪が回転するのは道の表面と出会うからであり、宙に浮いた車輪はどこへも行くことができない。二本の棒を擦りつけると熱と光を生じさせるが、一本の棒はただの棒だ。比喩表現としての摩擦が私たちに思い起こさせるのは、異種混淆的で不均衡な出会いは、文化と権力の新たな布置へと導いてくれるということだ。(本書より)


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12月の新刊:マルグリット・ド・ヴァロワ回想録

2023年 12月 8日

ヴァロワ回想録マルグリット・ド・ヴァロワ回想録
鍛治義弘(訳)

判型:A5判上製
頁数:248頁
定価:3500円+税
ISBN:978-4-8010-0773-4 C0022
装幀:齋藤久美子
12月下旬発売!

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デュマが描いた〈王妃マルゴ〉、自らを語る

美貌により男たちを破滅させた〈悪女〉と伝えられる一方で、高い知性と教養を備え、カトリックとユグノーの狭間で外交手腕を発揮したヴァロワ朝最後の王妃マルグリット・ド・ヴァロワ。

自らの激動の半生を振り返る、サン=バルテルミーの大虐殺で幕を開ける宗教戦争時代の最良の証言にしてフランス・ルネサンスを代表する〈自伝〉作品。

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12月の新刊:関係性の美学

2023年 12月 7日

関係性の美学関係性の美学
ニコラ・ブリオー(著)
辻憲行(訳)

判型:四六判上製
頁数:256頁
定価:3200円+税
ISBN:978-4-8010-0782-6  C0070
装幀:宗利淳一
12月下旬発売!

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90年代、モダニズム失効後に現れたリレーショナル・アート。
参加、出会い、待ち合わせ、はては労働行為や商取引までをも形式化する捉えどころのない作品たちは、いかにして誕生したのか。
芸術理論の空白のただなかで、全面的な商品化へ向かいつつある現在のアートを読み解くための必携書!

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12月の新刊:わが魂の航海術——’67-’69 時代霊と遊ぶ

2023年 12月 7日

わが魂の航海術_書影わが魂の航海術
’67−’69 時代霊と遊ぶ
川崎三木男(著)

判型:四六判上製
頁数:208頁
定価:2000円+税
ISBN:978-4-8010-0788-8 C0095
装幀:福士昌明+川崎三木男
カリグラフィー:塩崎敬子
12月下旬発売!

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団塊の世代は激動の1967年-69年をどう生きぬいたのか
全共闘運動から美学校一期生へ、そして状況劇場とともに沖縄へ!熱い魂の航海記

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12月の新刊:労働と身体の大衆文化

2023年 12月 6日

労働と身体の大衆文化_書影労働と身体の大衆文化
大塚英志+星野幸代(編)

判型:A5判上製
頁数:316頁
定価:5500円+税
ISBN:978-4-8010-0778-9 C0036
装幀:宗利淳一
12月下旬発売!

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プロパガンダ大衆文化の行方
翼賛体制下、国民の身体は総力戦に向け保全されるべきものとなり、国威発揚と労働・生産を下支えする大衆文化が次々と生まれた。では動員解除後、娯楽を享受する身体は何を求め、大量に生産された娯楽はどこへいったのか。戦時下の舞台・芸能・合唱・ラジオ・映画を横断し、戦後の大衆文化へと至る伏流を探る。

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12月の新刊:接続する柳田國男

2023年 12月 6日

接続する柳田國男_書影接続する柳田國男
大塚英志(編)

判型:A5判上製
頁数:439頁
定価:6500円+税
ISBN:978-4-8010-0777-2 C0039
装幀:宗利淳一
12月中旬発売!

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自分たちは一体どういう世に生きているのか?
歴史・習俗を観察し,それらによって規定された個人の内面をも観察すること。反アカデミズムの総合知として誕生した民俗学は、柳田國男の独自の歴史観と方法論を宿していた。社会改革に向けた情報インフラの構築と市民教育に取り組み,メディア論的思考で事象を捉えた柳田民俗学の可能性をいま一度世に開く!

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お知らせ:『戦後フランスの前衛たち——言葉とイメージの実験史』出版記念イベント

2023年 12月 4日

『戦後フランスの前衛たち——言葉とイメージの実験史』の出版を記念してのイベントのお知らせです。

書影_戦後フランスの前衛たち

日時:2023年12月16日(土)13時~18時
場所國學院大學渋谷キャンパス5号館5201教室
料金:参加自由/事前予約不要
主催:基盤研究(C)「第二次大戦後フランス文学における前衛の諸問題」17K02610(研究代表者:進藤久乃)

内容
第一部 第二次世界大戦後の前衛・日仏の前衛(13時10分~14時40分)
司会:谷昌親(早稲田大学教授)
進藤久乃(國學院大學)、⻑谷川晶子(京都産業大学)、ヴァンサン・マニゴ(早稲田大学)

第二部 前衛を相対化する視線(14時50分~16時20分)
司会:後藤渡(早稲田大学講師)
久保田⻫也(早稲田大学)、綾部麻美(慶應義塾大学)、菊池慶子(慶應義塾大学)

第三部 視覚詩と音声詩──前衛から実験へ(16時30分~18時00分)
司会:塚原史(早稲田大学名誉教授)
熊木淳(獨協大学)、森田俊吾(奈良女子大学)、門間広明(北海学園大学)

問い合わせ先:進藤久乃(メールはこちらへ

 

12月の新刊:ハザール——幻のユダヤ教騎馬民族国家

2023年 11月 29日

ハザール幻の騎馬民族ハザール
幻のユダヤ教騎馬民族国家
城田俊(著)

判型:四六判上製
頁数:448頁
定価:4000円+税
ISBN:978-4-8010-0775-6 C0022
装幀:宗利淳一
12月下旬発売!

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ボルガ川からウクライナへと広がるユダヤ教国の謎

トルコ系でありながらユダヤ教を国教とし、ユーラシアの広大な領域を支配して栄華を極めるも、北方の新興勢力ルシに敗れ、わずかな文献と遺跡のみを残して消滅した騎馬民族ハザール。

欧米の研究では未使用の石刻文および中国語史料を駆使し、民族の誕生・建国のプロセス・隆盛・崩壊を跡づけ、ハザールを彩る数多の神話の検証に挑む最も詳細な解説書。

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12月の新刊:アメリコ・カストロ——スペイン史学のドン・キホーテ

2023年 11月 29日

アメリコ・カストロアメリコ・カストロ
スペイン史学のドン・キホーテ
本田誠二(著)

判型:四六判上製
頁数:256頁
定価:3000円+税
ISBN:978-4-8010-0774-1 C0022
装幀:齋藤久美子
12月下旬発売!

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〈スペイン人とは誰か、どこに行き、あるいは、どこに行くべきか?〉

〈レコンキスタ〉以前に〈スペイン人〉は存在しなかったと主張し、スペイン史学会に論争を巻き起こした文芸批評家=歴史学者アメリコ・カストロ。

血統主義や進歩主義の一元的歴史観では測り難いスペイン人の〈生の住処〉を捉えるべく、セルバンテスをはじめとする古典文学も研究対象とした異端の史学者の生涯と主要著作を俯瞰し、民族意識をめぐるその思想を明らかにする。

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12月の新刊:今、絵画について考える

2023年 11月 27日

今、絵画について考える_書影今、絵画について考える
長屋光枝+杉本渚+大島徹也+沢山遼+亀田晃輔+加藤有希子+小野寺奈津+平倉圭(著)
国立新美術館(編)

判型:四六判上製
頁数:288頁+別丁8頁
定価:2800円+税
ISBN:978-4-8010-0771-0 C0971
装幀:木村稔将
12月中旬発売!

試し読み◀▶直接のご注文はこちらへ◀︎

今、あらためて絵画と出会い、絵画を語るための8つのアプローチ
画家はいかにして絵画空間をつくり出し、観者はそれをどう受け止めるのか。作品の背後に潜む画家の意図に鋭く迫り、錯綜する批評言説を丁寧に読み解くことで、秘められた絵画の力を解放し、新たな美術史の姿を描き出す。

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お知らせ:ジャック・ランシエール『文学の政治』オンライン合評会

2023年 11月 27日

書影_文学の政治

ジャック・ランシエール『文学の政治』オンライン合評会

日時:2023年12月23日(土)19-21時
発表者:森本淳生(京都大学、本書翻訳者)、熊谷謙介(神奈川大学)、鈴木 亘(東京大学)
コメント:市田良彦(神戸大学)
司会:佐藤嘉幸(筑波大学)
企画:フーコー研究フォーラム

「文学の政治」とは、作家が行う政治活動や、その作品の政治的側面をいうのではない。《文学は文学として政治を行う》のである――エクリチュールの民主主義が成立する近代以降、《文学》によってラディカルな次元で可能となる既存の「分割=分配 」への異議申し立てを提示する、メタ・ポリティークの詩学。
《政治的活動によって感性的なものの分割=分配 はかたちを変える。公共の舞台に新たな対象と主体が導入され、見えなかったものが見えるようになり、騒々しい動物が話す存在として耳を傾けられるようになる。「文学の政治」が含意するのは、文学は文学として、こうした空間と時間、見えるものと見えないもの、言葉と雑音の切り分けに介入する、ということである。》(本書より) 

登録は下記よりお願いします
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZ0tceysrT0sGNzu8wBgNUvc1yiZ_4tPWS2R

 

12月の新刊:マーガレット・アトウッド『侍女の物語』を読む《水声文庫》

2023年 11月 22日

ブログ_アトウッド書影マーガレット・アトウッド『侍女の物語』を読む
フェミニスト・ディストピアを越えて
《水声文庫》
加藤めぐみ・中村麻美(編)
マーガレット・アトウッド、奥畑豊、三村尚央、小川公代、生駒夏美、渡部桃子、小谷真理、高村峰生、安保夏絵、シュテファン・ヴューラー、石倉綾乃(著)
西あゆみ(訳)

判型:四六判上製
頁数:326頁
定価:3500円+税
ISBN:978-4-8010-0685-0 C0098
装幀:宗利淳一
12月下旬発売!

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奴らに虐げられるな
1985年に発表された近未来小説『侍女の物語』と、2019年の続編『誓願』。
男性優位の独裁国家を描く暗澹たるディストピア文学が、なぜ今日、フェミニスト・プロテスト文化の象徴として耳目を集めるのか。
女性の身体と連帯、歴史と記憶、声と語り、エコロジー、セクシュアリティ/ジェンダー、ケア……
現実世界の諸相を束ねて生み出された物語世界に、現在そして未来を生き抜くための希望を探る。

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