ブッククラブ入会受付中!

2021年 7月 5日

水声社のブッククラブ、《コメット・ブッククラブ》の入会を受け付けております。さまざまな特典もあります。
*2023年1月1日より有料化しました(無料会員の枠組みもございます)。
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ブッククラブの機関紙「コメット通信」のバックナンバーを公開中です。



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5月の新刊:ベッドがあれば 叢書《エル・アトラス》

2025年 5月 15日

ベッドがあれば=カバーベッドがあれば
叢書《エル・アトラス》
アブデッラー・ターイア(著)
鵜戸聡(訳)

判型:四六判上製
頁数:151頁
定価:2000円+税
ISBN:ISBN978-4-8010-0872-4  C0097
装幀:宗利淳一
5月下旬発売!

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家族の絆、イスラム世界の抑圧と西洋への憧れ
「僕は牢獄にいた、ますます牢獄の中に。西洋には自由があるって? どんな自由が?」
母や兄への官能的な親密さに満ちた幼年時代を通りぬけて、フランス語の知に魅惑されたモロッコの若者は地中海の両岸で「他者」となる。
南でゲイであること、北でアラブであること、そして自分と世界を知る旅。

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イベントのお知らせ:連続講演会「シュルレアリスム、100年後に」第6回「身体/神話/無意識」

2025年 5月 8日

5月10日(土)に鈴木雅雄氏コーディネート連続講演会「シュルレアリスム、100年後に」第6回「身体/神話/無意識」が開催されます。
今回は、第二次世界大戦後の重要な著作2冊を取り上げます。一冊の決定的な著作によって、スキャンダラスな人形作家のイメージをはるかに越えた、鮮烈なベルメール像を構築した松岡氏が、身体的無意識という概念を梃子として彼にとってのシュルレアリスムを解き明かし、講演会の立案者である鈴木自身も、『アメリカ大陸の神話・伝説・民話選集』を中心に、後期ペレの民族学的問題系に光を当てます。

松岡佳世(株式会社キュレイターズ)
身体的無意識をひらく試み――ハンス・ベルメール『イマージュの解剖学』

鈴木雅雄(早稲田大学准教授)
今日、神話が生まれる――バンジャマン・ペレと新大陸

連続講演会「シュルレアリスム、100年後に」第6回「身体/神話/無意識」

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日時:2025年5月10日(土)14時00分~17時30分
会場:早稲田大学戸山キャンパス36号館6階682教室
参加方法:会場参加(入場無料・予約等不要)
登壇者:松岡佳世(株式会社キュレイターズ)、鈴木雅雄(早稲田大学准教授)
主催:早稲田大学文学研究科フランス語フランス文学コース

お問合せ先:salut@list.waseda.jp(早稲田大学文学部フランス語フランス文学コース)
http://flas.waseda.jp/french/actualites/evenements/2025/04/17/4025

 

イベントのお知らせ:《叢書エル・アトラス》アズーズ・ベガーグ氏 講演会のお知らせ

2025年 5月 8日

来る5月18日、19日、21日、22日、26日に、《叢書エル・アトラス》『シャアバの子供』の著者アズーズ・ベガーグ氏が来日され、下記の講演会・イベントに登壇されます。
ぜひ、この機会にご参加ください。


プログラム

① 5月18日(日) 14時~17時
「フランスにおけるマグレブ系「移民」 映画『シャアバの子供』上映会・作家アズーズ・ベガーグとの対談」
司会-マルコ・ソッティーレ ディスカッサント-石川清子 通訳-下境真由美
会場:慶應義塾大学日吉キャンパス 来往舎1Fシンポジウムスペース
https://lib-arts.hc.keio.ac.jp/event/1002

主催:慶應義塾大学
協力:グループ「フランスに於けるマグレブ系「移民」と文学」、(公益財団法人)日仏会館、(公益財団法人)森村豊明会

② 5月19日(月) 15時30分~17時10分
「文化の違いは『問題』のもとか」
司会-平田周 コメンテーター-石川清子 通訳−下境真由美
会場:南山大学 Q棟Q314教室

主催:南山大学ヨーロッパ研究センター
共催:南山大学外国語学部フランス科
協力:グループ「フランスに於けるマグレブ系「移民」と文学」、(公益財団法人)日仏会館、(公益財団法人)森村豊明会

③ 5月21日(水) 13時30分〜16時30分
「フランスにおけるマグレブ系「移民」 映画『シャアバの子供』上映会、
ならびに作家・社会学者アズーズ・ベガーグとの対談」
司会-園山大祐 ディスカッサント-浪岡 新太郎 通訳-下境真由美
会場:大阪大学 吹田キャンパス 人間科学研究科本館5階(51教室) 
https://www.hus.osaka-u.ac.jp/mirai-kyoso/ja/events/250421c/

主催:大阪大学大学院人間科学研究科
共催:大阪大学人権問題委員会、フランス教育学会研究懇話会
協力:グループ「フランスに於けるマグレブ系「移民」と文学」、(公益財団法人)日仏会館、(公益財団法人)森村豊明会

④ 5月22日(木) 10時30分〜12時
「文化の違いは『問題』のもとか」
司会-太田悠介 通訳-下境真由美
会場:神戸市外国語大学 506教室

主催:神戸市外国語大学
協力:グループ「フランスに於けるマグレブ系「移民」と文学」、(公益財団法人)日仏会館、(公益財団法人)森村豊明会

⑤ 5月26日(月) 18時~20時
「1960年代フランスの貧困家庭に 非フランス語話者・文盲の両親のもとに生まれ、作家になること――奇跡か、あるいはフランスのモデルケースか?」
司会-マルコ・ソッティーレ コメンテーター-下境真由美 同時通訳
会場:日仏会館ホール
https://www.mfj.gr.jp/evenements/?lang=ja
https://www.fmfj.or.jp/events/20250526.html

主催:グループ「フランスに於けるマグレブ系「移民」と文学」
共催:日仏会館・フランス国立日本研究所
協力:(公益財団法人)日仏会館、(公益財団法人)森村豊明会、科学研究費補助金 基盤研究(B)「地中海詩学の構造的多義性に関する言語圏横断的研究」(代表:鵜戸聡)



講師について

ベガーグ氏アズーズ・ベガーグは、フランスの社会学者、作家、政治家。1957年、リヨンに生まれる。両親はアルジェリアからの移民。リヨン第二大学で経済学の博士号を取得し、フランス国立科学研究センターに所属するかたわら、グランゼコール、リヨン中央学校で教鞭を取る。2005年から2007年まで、機会均等推進担当特命大臣を務める。40作品以上の小説・エッセーの他、フランスにおける移民に関する17の著書がある。主な小説に『シャアバの子供』(下境真由美訳、水声社、2022年)、『木か家か』(未邦訳、2021年)など、またエッセーに『浴槽の中の羊』(未邦訳、2007年)など、学術書に『一触即発の地区』(未邦訳、1997年)などがある。


お問い合わせ:下境真由美 mayumi.shimosakai@univ-orleans.fr

 

5月の新刊:ベルナール・ファイ――ある対独協力知識人の肖像

2025年 5月 7日

ベルナール・ファイ_カバー ベルナール・ファイ
ある対独協力知識人の肖像
言語の政治
アントワーヌ・コンパニョン(著)
今井勉(訳)

判型:A5判並製
頁数:292頁
定価:5000円+税
ISBN:978-4-8010-0869-4 C0098
装幀:中山銀士(協力=金子暁仁)
5月下旬発売!

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モダニズムとファシズムが交錯する
戦間期フランスの論壇の頂点にまで登り詰め、プルーストやジッドとも親しく交わった前衛芸術の擁護者が、ひるがえってナチス・ドイツの蛮行に加担したのはなぜか。反動知識人のスキャンダルの内幕に光を当て、文学と政治が交錯する深層に迫る歴史叙述。

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5月の新刊:中村真一郎手帖20

2025年 4月 30日

中村手帖20中村真一郎手帖20
中村真一郎の会(編)

判型:A5判並製
頁数:88頁
定価:1000円+税
ISBN:978-4-8010-0867-0 C0091
装幀:齋藤久美子
5月上旬発売!

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東西古典詩の翻訳『古韻余響』から「訳詩家・中村真一郎」の姿に迫る講演、『王朝文学論』を読み解き「ロマネスク」をめぐる中村の文学観を明らかにする講演ほか、論考・エッセイを多数収録。

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5月の新刊:オーネット・コールマン――領土と冒険

2025年 4月 22日

コールマン_書影オーネット・コールマン
領土と冒険
マリア・ゴーリア(著)
林道郎(訳)

判型:A5判並製
頁数:381頁
定価:4000円+税
ISBN:978-4-8010-0866-3 C0073
装幀:宗利淳一
5月上旬発売!

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自由、来るべきもの
前人未踏の領域を切り開き、20世紀を震撼させた《フリー・ジャズの闘士》。
同時代の広大な社会・文化的ネットワークを踏破し、膨大な証言の中から新たなオーネット像を描き出す、画期的評伝

やつが何をやっているのか、正確に言い当てることはできない。それは組織化された脱組織化、あるいは間違っているものを正しく演奏するようなものなんだ。
――チャールズ・ミンガス

そうか。これこそが答えに違いない。
――ジョン・コルトレーン

あいつの書く曲と演奏を聴いてみればいい、心の中がやられているんだよ。
――マイルス・デイヴィス

僕たちは演奏しはじめたんだけど、それは聴いたこともない音楽だった。
――チャーリー・ヘイデン

ロックとかパンクの人間たちにとっての彼の魅力の一部は、彼が複雑なミュージシャンであることを求めていないことです。
――パティ・スミス

オーネットの凄さは、彼が実際に演奏するものを超えている。
――パット・メシーニー

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5月の新刊:漂流する思考

2025年 4月 14日

漂流する思考_書影 漂流する思考
新形信和(著)

判型:四六判上製
頁数:288頁
定価:2500円+税
ISBN:978-4-8010-0868-7 C0010
装幀:齋藤久美子
5月上旬頃発売!

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漂流を阻止し、思考がもつ力をとりもどす
日本人の思考は漂流する。思考がむなしくさまよい、思考が本来持っている現状(現実)を変える(変革する)力を失い、現状(現実)に流される。現在の日本のさまざまな領域に見られる停滞はこのような思考の漂流によって生じているのではなかろうか。

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4月の新刊:小説と映画の修辞学[改訳決定版]《記号学的実践叢書》

2025年 4月 14日

小説と映画の修辞学_書影小説と映画の修辞学[改訳決定版]
《記号学的実践叢書》
シーモア・チャットマン(著)
田中秀人(訳)

判型:A5判上製
頁数:349頁
定価:6000円+税
ISBN:978-4-8010-0621-8 C0098
装幀:中山銀士
4月中旬発売!

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物語論の画期的実践
ブース、バルト、ジュネットといった物語理論の先駆者たちの流れを汲む英米物語学の泰斗チャットマンが、「小説」と「映画」における多くの作品を緻密に分析。「物語学」における既存の用語を批判的に検討し、さらには「物語学」そのもののあり方をも問い直す。待望の改訳決定版!

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4月の新刊:KATSUTOSHI YUASA: IMAGEMAKER

2025年 4月 11日

湯浅克俊_書影KATSUTOSHI YUASA: IMAGEMAKER
湯浅克俊(著)

判型:B5変判上製
頁数:258頁
定価:5000円+税
ISBN:978-4-8010-0864-9 C0070
ブックデザイン:木村稔将
4月中旬発売!

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「私は主観的な知覚を客観的な虚構に適合させるためのイメージを露わにする方法として木版画の技法を用いている。」
写真から絵画へ、絵画から木版画へ、木版画からイメージへ――
木版画を主要な表現手段としながらも、様々な素材、手法で新たなイメージに挑み続ける湯浅克俊の作品集。
寄稿=桑田光平(東京大学教授)、マイケル・エメリック(カリフォルニア大学教授)。

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4月の新刊:美術史とその外側

2025年 4月 11日

美術史とその外側_書影 美術史とその外側
坂本満(著)

判型:四六判並製
頁数:383頁
定価:3500円+税
ISBN:978-4-8010-0865-6 C0070
装幀:齋藤久美子
4月中旬発売!

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新しい美術史への入門書!
影絵、だまし絵、解剖図、民衆版画、二重螺旋階段、ルイ14世の戦争ゲーム……
こり固まった教養や堅苦しい能書きにしばられず、自由な心で率直に作品と向き合えば、美術史の〈外側〉にも豊かな作品世界が広がっている。
古今東西を軽やかに往還する、作品との開かれた出会いへの誘い。

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中村真一郎の会 第20回総会開催のお知らせ

2025年 4月 11日

中村真一郎の会 第20回総会開催のお知らせ

2025年4月26日(土)午後2時より、明治大学駿河台校舎研究棟4階、第1会議室において、中村真一郎の会第20回総会および記念講演会を開催いたします。

pm 2:00〜 総会
pm 2:30〜pm 4:45 記念講演会
◇飯島洋先生「中村と堀辰雄 二人にとっての戦争──中村眞一郎のアクチュアリテ」
◇紅野謙介先生「中村真一郎と中里介山──解剖台の上にミシンと蝙蝠傘を並べて」

記念講演会は非会員の方の参加も受け付けております(参加料=1000円)。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
最新情報は、「中村真一郎の会」ホームページにて発信いたします。https://sites.google.com/suiseisha.net/nakamura/

 

イベントのお知らせ:「人文学から見る落語/落語から見る人文学」(刊行記念イベント『落語と学問する』)

2025年 4月 11日

来たる5月24日、本屋B&Bにて、小社新刊『落語と学問する』(森本淳生・鈴木亘編)の刊行を記念し、「人文学から見る落語/落語から見る人文学」が開催されます。
多種多様な問題がうごめく豊饒な落語の世界から出発し、落語に寄り添いつつ考えるアマチュアリズムの実践である本書を出発点として、『落語の国の精神分析』の著者で精神分析家/精神科医の藤山直樹先生をゲストにお招きし、編者である森本淳生先生、鈴木亘先生とともに、落語の楽しみについて語っていただきます。
ぜひ、この機会にご参加ください。

落語と学問する_書影

日時:2025年5月24日(土)19時~21時
会場:本屋B&B(世田谷区代田2-36-15 BONUS TRACK 2F)+ Zoomオンライン(見逃し配信あり) 
登壇者:森本淳生(京都大学人文科学研究所)、鈴木亘(東京大学大学院人文社会系研究科)、藤山直樹(精神科医、精神分析家)
参加方法:会場参加/ライブ配信(Zoom ウェビナー)、有料

入場料・参加方法をはじめ、申し込みに関する詳細は、以下の本屋B&Bのページをご覧ください。
https://bookandbeer.com/event/20250524_hfr/

 

4月の新刊:鷹野隆大 カスババ ―この日常を生きのびるために―

2025年 4月 3日

鷹野隆大_書影鷹野隆大 カスババ
―この日常を生きのびるために―

東京都写真美術館(編)

判型:A5判並製
頁数:358頁
定価:3600円+税
ISBN:978-4-8010-0838-0 C0070
ブックデザイン:北川一成(GRAPH)
4月上旬発売!

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ジェンダー、身体、(カスのような)場所、影……
〈カスババ〉、〈おれと〉、〈男の乗り方〉といった代表作から、未発表作品まで、
第31回木村伊兵衛写真賞受賞作家の全貌に迫る!
カラー作品256ページ収録!
執筆=鷹野隆大、沢山遼、高嶋慈、伊藤亜紗、遠藤みゆき

【大規模個展開催中】
鷹野隆大 カスババ ―この日常を生きのびるために―
於:東京都写真美術館
日時:2025年2月27日~2025年6月8日
• 広島市現代美術館に巡回予定

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ピエール・ミション『小さき人びと——折々の肖像』(千葉文夫訳)、小西財団日仏翻訳文学賞を受賞

2025年 4月 2日

小社より2023年9月に刊行した、ピエール・ミション『小さき人びと——折々の肖像』(千葉文夫訳)が、第30回小西財団日仏翻訳文学賞を受賞しました。訳者の千葉文夫先生、おめでとうございます。また、選考委員の皆様をはじめ、このたびの選考に関わられた皆様に感謝申し上げます。

 

4月の新刊:フロレンスキイ論

2025年 3月 28日

フロレンスキイ論フロレンスキイ論
細川瑠璃(著)

判型:A5判上製
頁数:310頁+カラー別丁4頁
定価:5000円+税
ISBN:978-4-8010-0862-5 C0010
装幀:西山孝司
4月上旬発売!

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知られざる「ロシアのレオナルド・ダ・ヴィンチ」の思想に迫る
西欧絵画の遠近法と異なる中世イコンの「逆遠近法」を解き明かしたことで知られ、美学のみならず神学、化学、工学、集合論・数論における多彩な業績を残すも、スターリン体制下で銃殺されたロシア正教の司祭フロレンスキイ。
その美学・神学・数学的著作を貫く〈形〉、〈不連続性〉、〈個と全の対立〉を巡る思想を明らかにし、20世紀ロシアの最も謎めいた思想家の全体像に光を当てる、初のモノグラフの試み。

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4月の新刊:ポップカルチャーからみた日本《大手前大学比較文化研究叢書20》

2025年 3月 27日

ポップカルチャーからみた日本ポップカルチャーからみた日本
《大手前大学比較文化研究叢書20》
石毛弓(編)

判型:A5判上製
頁数:168頁
定価:2500円+税
ISBN:978-4-8010-0852-6 C0376
装幀:宗利淳一
4月上旬発売!

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世界へ広がる日本のポップカルチャー
日本のマンガ、アニメ、ゲームをはじめとするポップカルチャーは、海外でどのように受容され、また、海外の文化からどのような影響を受けているのか。海外のマンガ・アニメ研究者の視点を取り入れつつ、異文化交流をキーワードに、現代日本のポップカルチャーの諸相に迫る。

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イベントのお知らせ:『ザ・プレイ』刊行記念トークイベント「プレイを語る、プレイと語る」

2025年 3月 24日

来たる4月26日、国立国際美術館にて、3月の新刊『ザ・プレイ』の刊行を記念してトークイベントが開催されます。50年以上にわたり、戦後の前衛芸術あるいは関西の現代美術という文脈を越えて活動を続けるプレイについて、活動の映像記録鑑賞なども交え、プレイのメンバーと本書の著者、そしてゲストが大いに語り合います。皆様ふるってご参加ください。

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日時:2025年4月26日(土)15時〜
会場:国立国際美術館B1階講堂
定員:100名(当日10時からB1階インフォメーションにて整理券を配布)。参加費無料
登壇者:高橋綾子(名古屋造形大学教授)
池水慶一、鈴木芳伸、二井清治(ザ・プレイ)
橋本梓(国立国際美術館主任研究員)
主催:国立国際美術館、ザ・プレイ

詳細は国立美術館サイトをご参照ください。
https://www.nmao.go.jp/events/event/talk_20250426/

 

3月の新刊:芸術を知らぬ建築家たちへ 寓話「カリフのデザイン」仕儀

2025年 3月 19日

芸術を知らぬ建築家たちへ芸術を知らぬ建築家たちへ
寓話「カリフのデザイン」仕儀
ウィンダム・ルイス(著)
要真理子(訳)

判型:四六判上製
頁数:203頁
定価:2500円+税
ISBN:978-4-8010-0822-9 C0070
装幀:齋藤久美子
3月下旬発売!

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挑発する芸術都市
≪アヴァンギャルド芸術史に特異な光を放つイギリスのヴォーティシズム、その牽引者であったルイスの本著作には、現実の変革と生活の刷新を目指す挑発的かつ挑戦的な芸術的主張が凝縮されている。芸術の再定義を企てる規格外の思考の疾走は、渦のごとく私たちを揺さぶるだろう≫――田中正之(国立西洋美術館 館長)

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4月の新刊:余白の形而上学――ポール・クローデルと日本思想

2025年 3月 18日

余白の形而上学_書影余白の形而上学
ポール・クローデルと日本思想
大出敦

判型:A5判上製
頁数:391頁
定価:6000円+税
ISBN:978-4-8010-0847-2 C0098
装幀:宗利淳一
4月上旬発売!

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存在と無のあわいで
フランス文学史に燦然と輝く詩人は、駐日大使として訪れた異国の地で何を見出したのか。日本というトポスのもと、生者と死者、見えるものと見えないもののあいだに橋を架ける〈媒介者〉のモティーフを手掛かりに、その詩学の核心に迫る。

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3月の新刊:女性・戦争・植民地 1919-1939――両大戦間期フランスの表象《日仏会館ライブラリー》

2025年 3月 14日

女性・戦争・植民地1919-1939_書影女性・戦争・植民地 1919-1939
両大戦間期フランスの表象
《日仏会館ライブラリー》
澤田直+野崎歓編

判型:A5判上製
頁数:247頁
定価:4000円+税
ISBN:978-4-8010-0863-2 C0098
装幀:宗利淳一
3月下旬発売!

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フランス激動期の文化動態
二つの世界大戦にはさまれ、前衛芸術が花開く一方、植民地問題が前景化する光と陰の時代。女性や黒人は諸芸術のなかでいかなる創造をおこない、どのようなイメージのもとに捉えられたのか。11名の論者によって、歴史の大きな問いがここに拓かれる。

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