2019年〈中村真一郎の会〉講演会のお知らせ

2019年 4月 9日

昨年2018年に生誕100年を迎えた戦後文学の旗手、中村真一郎。その業績を顕彰する活動・研究を続けている〈中村真一郎の会〉(事務局=水声社)主催の講演会を開催いたします。
今回は、堀江敏幸先生、富士川義之先生をお招きして、以下の通り記念講演を行なっていただきます。

日時:2019年4月14日(日)14:30~
場所:明治大学駿河台校舎リバティタワー1075教室(7階)
プログラム:
  堀江敏幸先生「ゆき来する人」
  富士川義之先生「中村真一郎と富士川英郎――江戸漢詩をめぐって」
司会:鈴木貞美先生

※聴講1000円、予約不要
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『文学との訣別』刊行記念イベントのお知らせ

2019年 3月 22日

対談:山本貴光×塚本昌則
これからの文学問題
〜『文学との訣別』刊行記念イベント〜

文学との訣別 書影文学との訣別――近代文学はいかにして死んだのか

「これからの文学問題」〜『文学との訣別』刊行記念イベント〜
いま、文学はどんな状況にあるでしょうか。出版各社から続々と力のこもった文学全集が刊行され、人びとから教養として求められていた黄金時代は遠くなりました。現在では、インターネットを舞台とした動画やゲームをはじめとする多様なコンテンツのなかに埋もれつつあるようにも見えます。また、大学における文学部の低迷もささやかれる昨今、これからの文学はどのようになっていくのでしょうか。
このたび小社より刊行したウィリアム・マルクスの『文学との訣別』(塚本昌則訳)は、こうした状況を考える上で大きな手がかりとなる本です。著者は、18世紀のフランスで栄光の絶頂を迎えていたヨーロッパの文学が、20世紀にかけてどのように力を失い、凋落の途を辿ったのかを描き出しています。社会と文化の動きを背景として、作家たちは、批評家たちは、そして作品は、どのように世界と向き合ったのか。マルクスは、同書でこの問題に光を当て、時代とともに変わりゆく「文学」の見取り図を示しながらその力学を読み解いてみせます。
この刊行記念イベントでは、『文学問題(F+f)+』の著者で現在、『文藝』で文芸季評を担当している山本貴光さんをゲストにお迎えして、本書の訳者でフランス文学研究者の塚本昌則さんと『文学との訣別』を繙きながら対談していただきます。文学とはなにか、これからどうなってゆくのか。文学の来し方行く末を考えるこの機会に、ぜひお運びください。

※参加を希望される方は、神楽坂モノガタリのウェブサイト(http://www.honnonihohi.jp/)をご覧ください。

場所:神楽坂モノガタリ 東京都新宿区神楽坂6-43 K’s Place 2F
日時:2019年4月19日(金)
開場:19:00~21:00 (18:30開場)
参加費:2,000円+1 drink付/(学生)1,000円+1 drink付(要学生証)
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『午前四時のブルー Ⅱ』刊行記念イベントのお知らせ

2019年 3月 8日

対談:小林康夫×國分功一郎
午前四時の哲学
〜『午前四時のブルー Ⅱ』刊行記念イベント〜

書影午前四時のブルー Ⅱ 夜、その明るさ(責任編集=小林康夫)

水声社が送り出す『午前四時のブルー』は、文学、芸術、哲学のフィールドで活躍する方々に、特集のテーマに沿って書かれたテクストを寄稿していただく新しい試みの雑誌です。
本イベントでは「午前四時の哲学」と題し、「夜、その明るさ」をテーマにした第Ⅱ号で「哲学とあの世――ソクラテス、プラトン、死」という刺激的なテクストをご寄稿いただいた國分功一郎氏をお招きし、本誌の“庭師”をつとめる小林康夫氏と対談していただきます。考えるヒントを与えてくれる本イベントに、ぜひ足をお運び下さい。参加を希望される方は、神楽坂モノガタリのウェブサイト(http://www.honnonihohi.jp/)をご覧ください。

場所:神楽坂モノガタリ 東京都新宿区神楽坂6-43 K’s Place 2F
日時:2019年3月23日(土)
開場:15:00~17:00 (14:30開場)
参加費:2,000円+1 drink付/(学生)1,000円+1 drink付(要学生証)
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公開シンポジウム『日本映画における〈音〉 ――小津安二郎と溝口健二を中心に』開催

2019年 2月 27日

日本映画における〈音〉
――小津安二郎と溝口健二を中心に

来る2019年3月5日(火)に、東北大学片平さくらホールにて、公開シンポジウム『日本映画における〈音〉――小津安二郎と溝口健二を中心に』が開催されます。

日時:2019年3月5日(火)14:00〜17:00
場所:東北大学大学 片平さくらホール2階 会議室
予約不要、入場無料です。詳細はこちらをご覧ください。

昨年に引き続き、「なぜ日本映画がこれほどまで国際的支持を集めているのか?」「今、日本映画に何が期待されているのか?」という2つの問いを考えることで、日本映画がもつ意義・価値を再検討するシンポジウムとなります。
二度目となる今回は、小津・溝口映画における〈音〉がいかなる役割を果たしているのかを議論するために、この分野を代表する気鋭の研究者2人の発表があります。小社でも『川島雄三は二度生まれる』においてご寄稿いただいた長門洋平さんが登壇される予定です。日本映画の魅力に触れる本シンポジウムに、ぜひご参加ください。

 

『ポイント・オメガ』刊行記念イベント「ドン・デリーロ vs カズオ・イシグロ  ~本当にノーベル文学賞にふさわしいのはどっちだ!?~」

2019年 1月 18日

ドン・デリーロ『ポイント・オメガ』刊行記念イベント

都甲幸治×日吉信貴×深沢レナ
ドン・デリーロ vs カズオ・イシグロ 
~本当にノーベル文学賞にふさわしいのはどっちだ!?~


日程:2019年2月6日(水)
場所:本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
時間:19:00~21:00(18:30開場)
参加費:[前売]1,500yen + 1 drink order
[当日]2,000yen + 1 drink order(当日現金でお支払いの場合のみ)

※参加をご希望の方は、本屋B&Bのウェブサイト(http://bookandbeer.com/event/20190206_po/)をご覧ください。
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『ライオンを殺せ』記念トーク&映画上映

2018年 11月 19日

『ライオンを殺せ』記念トーク&映画上映

小社より今年10月に刊行しました《フィクションのエル・ドラード》シリーズの新刊、ホルヘ・イバルグエンゴイティア『ライオンを殺せ』(寺尾隆吉訳)を原作にした映画がセルバンテス文化センターで上映されます。上映前には訳者の寺尾隆吉氏およびグレゴリー・サンブラーノ氏によるトークセッションもございますので、この機会にぜひ足をお運びください。なお、当日は書籍販売もいたしますので、映画をご覧になられた方もぜひ書籍販売ブースにお立ち寄りください。

記念トーク&映画上映「ライオンを殺せ」(日本語字幕つき)
場所:セルバンテス文化センター東京
日時:11月27日(火)19:00~
入場無料。参加をご希望の方は、以下のURLより予約ください。
https://maten-al-leon.peatix.com/view

 

シンポジウム「川島雄三は二度生まれる」のお知らせ

2018年 11月 16日

シンポジウム
「川島雄三は二度生まれる―日本映画の異端児」のお知らせ

川島雄三生誕100周年&『川島雄三は二度生まれる』出版記念シンポジウム第二弾!

来る11月26日(月)、東京工業大学(大岡山キャンパス)にて、シンポジウム「川島雄三は二度生まれる―日本映画の異端児」が開催されます。
登壇者は、映画『淵に立つ』でカンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞を受賞し、ディーン・フジオカ主演の新作『海を駆ける』も注目を集めている映画監督の深田晃司氏と、新刊『川島雄三は二度生まれる』に、現代のメディア状況も視野に入れ川島映画再評価の気運を高める論考を寄せられている渡邉大輔氏。
また、同論集の共編者であり、卓絶した批評眼によって川島雄三の映像空間に新機軸を見出した北村匡平氏が司会を務めます。
大盛況のうちに幕を閉じた明治学院大学でのシンポジウム(11月10日)に引き続き、今回は映画実作者の視点も導入しながら、融通無碍のカワシマ流映画美学を徹底解剖します。

「川島雄三は二度生まれる―日本映画の異端児」
日時:2018年11月26日(月)18:00~20:00
場所:東京工業大学 大岡山キャンパス 西9号館2階 ディジタル多目的ホール
*入場無料、予約不要
*詳細はこちら

 

講演会「立原道造――故郷を建てる詩人」のお知らせ

2018年 10月 12日

『立原道造――故郷を建てる詩人』講演会のお知らせ

来る10月26日(金)、法政大学市ヶ谷キャンパスにて、『立原道造――故郷を建てる詩人』の著者、岡村民夫先生の講演会が開催されます。ご好評をいただいております本書の内容に沿いながら、「詩人にして建築家」という二重性の中に描き出される、立原道造の「夢みたもの」の実像に迫ります。

「立原道造―故郷を建てる詩人」
日時:2018年10月26日(金)18:30~20:30
会場:法政大学市ヶ谷キャンパス ボアソナードタワー25階B会議室
*入場無料、事前予約不要
*詳細はこちら

 

「佐岐えりぬさんを偲ぶ会」のご案内

2018年 9月 25日

故中村真一郎氏の夫人、佐岐えりぬさんが、半年あまり前に他界されました。このたび、友人・知己が集い、つねに明るかった佐岐さんを偲び、故人の思い出や作品について語り合いたいと考え、下記のような「偲ぶ会」を開催する運びとなりました。

日時:2018年9月29日(土)14:00〜16:30
場所:アルカディア市ヶ谷(私学会館)
 tel.03-3261-9921
 JR・地下鉄「市ヶ谷」駅より徒歩2分
会費:8000円

どなたでもご参会いただけます。参会をご希望の方は、9/28(金)12:00までに、「偲ぶ会」事務局(水声社編集部内 tel.045-717-5356/fax.5357)、担当の村山までご連絡下さい。

 

『マラルメ・シンポジウム 2018』開催のお知らせ

2018年 9月 6日

マラルメ・シンポジウム 2018
120 ème anniversaire de la mort de Stéphane Mallarmé

来る2018年9月7・8・9日に、慶應義塾大学日吉キャンパスにて、公開シンポジウム『マラルメ・シンポジウム 2018』が開催されます。

日時:2018年9月7日(金)14:00〜17:00/9月8日(土)10:00〜17:00/9月9日(日)10:00〜16:30
場所:慶應義塾大学 日吉キャンパス来往舎1階 シンポジウムスペース
予約不要、入場無料です。詳細はこちらのフライヤー(PDF)をご覧ください。

マラルメ没後120年を記念して催される今回のシンポジウムでは、3日間にわたって開催され、発表者も16人いるなど、これまでにない規模のシンポジウムとなっております。「マラルメの詩学」「フランス詩史への布置」「同時代芸術との関わり」「社会へのアンガジュマン」について、気鋭の研究者たちが発表します。盛り上がりを見せるマラルメ研究の最前線に触れる本シンポジウムにぜひ足をお運び下さい。

 

『デルフィーヌの友情』映画化記念イベントのお知らせ

2018年 6月 6日

風間賢二×滝本誠
「事実は小説より奇なり」?!――デルフィーヌ・ド・ヴィガン『デルフィーヌの友情』刊行記念&ロマン・ポランスキー監督『告白小説、その結末』公開記念イベント


小社より刊行中のデルフィーヌ・ド・ヴィガンの小説『デルフィーヌの友情』が、巨匠ロマン・ポランスキー監督の手によって映画化されました。オリヴィエ・アサイヤス監督が共同脚本を務め、『潜水服は蝶の夢を見る』『エッセンシャル・キリング』のエマニュエル・セニエ、『007/カジノ・ロワイヤル』『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』でおなじみのエヴァ・グリーンがふたりのヒロインを演じます。
映画は来る6月23日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町をはじめ、『告白小説、その結末』と題して日本全国で公開されます。これを記念して、スティーヴン・キングや『ウォーキング・デッド』シリーズの翻訳でおなじみの風間賢二さんと、昨年、伝説の評論集『映画の乳首、絵画の腓』を装いを新たに刊行された滝本誠さんをお迎えして、本作の魅力を存分に語り合っていただきます!

日時:2018年6月22日(金)18:30開場 19:00開演
場所:MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店(東急百貨店本店7階)イベントスペース
入場料:1000円
定員:40名
受付:書店への予約が必要となります。詳細は以下のページをご覧ください。https://honto.jp/store/news/detail_041000026063.html?shgcd=HB300



当日の対談の様子が、以下のWEBマガジンで紹介されています。ぜひご覧ください。
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『午前四時のブルー』刊行記念イベントのお知らせ

2018年 5月 25日

小林康夫×國分功一郎
〜「謎、それは自分」をめぐって〜
『午前四時のブルー』刊行記念イベント

水声社が送り出す『午前四時のブルー』は、文学、芸術、哲学のフィールドで活躍する方々に、特集のテーマに沿って書かれたテクストを寄稿していただく新しい試みの雑誌です。
パスカル・キニャールの一文「謎、それは自分」をテーマにした第Ⅰ巻は、冒頭の写真家・高木由利子氏の“謎”の写真から、フランスの作家・パスカル・キニャールとの対話、朝吹亮二氏の詩篇などを収録し、本書に触れた読者はそれぞれのテクストをつなげる〈微弱な磁力〉を感じとれるかもしれません。
今回のイベントでは「謎、それは自分」という哲学的テーマについて、責任編集として本誌の“庭師”をつとめる小林康夫氏と、気鋭の哲学者として注目を集める國分功一郎氏をお招きして対談していただきます。考えるヒントを与えてくれる本イベントに、ぜひ足をお運び下さい。

参加を希望される方は、神楽坂モノガタリのウェブサイト(https://peatix.com/event/387731/)をご覧ください。

場所:神楽坂モノガタリ 東京都新宿区神楽坂6-43 K’s Place 2F
日時:2018年6月8日(金)
開場:19:00~21:00 (18:30開場)
参加費:2,000円+1 drink付/(学生)1,000円+1 drink付(要学生証)
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『惑星のハウスダスト』刊行記念イベント開催!

2018年 5月 22日

福田拓也『惑星のハウスダスト』刊行記念イベント
福田拓也×保坂和志
詩を前にして、小説はどこまで自由なのか?

日程:2018年5月26日(土)
場所:本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
時間:15:00~17:00 (14:30開場)
参加費:[前売]1,500yen + 1 drink order
[当日]2,000yen + 1 drink order(当日現金でお支払いの場合のみ)

※参加をご希望の方は、本屋B&Bのウェブサイト(http://bookandbeer.com/event/20180526_wakusei/)をご覧ください。
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「デクラン・カイバード教授招聘イベント」開催のお知らせ

2018年 5月 16日

小社から5月下旬刊行予定『アイルランドの創出――現代国家の文学』(坂内太訳)の著者、デクラン・カイバード教授によるシンポジウムが、早稲田大学文学学術院表象メディア論系の招聘により、開催されます。ぜひお越しくださいますよう御案内申し上げます。

1. 公開講演:Inventing Ireland and After (英語、通訳なし) *梗概の日本語訳を配布いたします。

日程:2018年 5月 25日 (金) 18:00 (17:00開場)~19:00
会場:小野記念講堂(早稲田大学27号館 地下2階)
場所:東京都新宿区西早稲田1-6-1 (地下鉄東西線早稲田駅より 徒歩約5分)
地図http://www.w-bridge.jp/pdf/onokoudou.pdf

2. シンポジウム:Inventing Ireland and After: A Spatial Approach to Irish Stories (英語、通訳なし)

日時:2018年 5月 25日 (金) 14:45~16:30
会場:早稲田大学26号館(大隈タワー)11階1102教室
場所:新宿区早稲田鶴巻町 516(地下鉄東西線早稲田駅より 徒歩約5分)
地図https://goo.gl/dFu8ET
コメンテーター:デクラン・カイバード
発表者:谷川冬二(甲南女子大学教授):イェイツとdrawing room 文化
坂内太(早稲田大学文学学術院教授):告白と変身:イェイツ/シング/ジョイス
平繁佳織(中央大学専任講師):『ユリシーズ』「セイレーン」挿話とスモーキング・コンサート

 

『メイド・イン・ソビエト』特別講義開催!

2018年 4月 25日

神長英輔+大野斉子
『メイド・イン・ソビエト』特別講義開催!

日時:2018年5月6日(日)
場所:千代田区外神田6-11-14アーツ千代田3331 B104(地下1階)
時間:17:00~19:00
参加費:[前売]1,980yen [当日]2,200yen 
ソ連(ロシア)菓子の定番「アリョンカチョコレート」とロシア紅茶のおみやげ付き。

※詳細はこちら(https://www.facebook.com/events/186426961984512/)をご覧ください。

ヨーロッパ&ソ連・ロシアの雑貨屋Mitteが主催するイベント「SOVIET★EXPO 20世紀ロシアの革命的日常デザイン」において、弊社刊行の『メイド・イン・ソビエト』の訳者、神長英輔先生・大野斉子先生による「特別講義」が行われます。本書で取り上げられたソビエトのグッズにまつわるさらなる裏話、そして取り上げられなかった品々に関しても、存分に語っていただきます。他にも、「SOVIET★EXPO」では数千点に及ぶ社会主義製品、日用品、ポスター、絵本、パンフレット等の展示や、ソビエトカルチャーに関するディープな講演など盛りだくさんですので、ぜひ足をお運びください。
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〈中村真一郎の会〉シンポジウムのお知らせ

2018年 4月 23日

本年2018年に生誕100年を迎えた戦後文学の旗手、中村真一郎。その業績を顕彰する活動・研究を続けている〈中村真一郎の会〉(事務局=水声社)主催のシンポジウムを開催いたします。
今回は、「生誕100年 中村真一郎と福永武彦」と題し、同じく2018年に生誕100年となる福永武彦もあわせて取り上げます。
若き日に芽生えた両者の交流、〈マチネ・ポエティク〉の試みや東宝映画『モスラ』への原作提供などの協力関係を踏まえつつ、二人の巨匠の文学的軌跡をたどり、21世紀の現代に中村文学・福永文学を読み考えることの意味を探ります。

日時:2018年4月28日(土)14:30~
場所:明治大学駿河台校舎リバティタワー1135教室(13階)
プログラム
「生誕100年 中村真一郎と福永武彦」
14:30~ 発表(戸塚学先生・西岡亜紀先生・山田兼士先生)
16:20~ 討論・質疑応答
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国際シンポジウム「旅、ことばからことばへ――パスカル・キニャールと文学のアトリエ」のお知らせ

2018年 4月 20日

国際シンポジウム
旅、ことばからことばへ
――パスカル・キニャールと文学のアトリエ


来る2018年5月13日(日)、日仏会館にて、国際シンポジウム「旅、ことばからことばへ――パスカル・キニャールと文学のアトリエ」が開催されます。


日時:2018年5月13日(日)10時~17時40分
場所:日仏会館1階ホール
参加費無料。要事前オンライン申し込み(申し込みは日仏会館まで。)
* 詳細はこちらのプログラム(PDF)をご覧下さい。

古代と現代を縦横無尽に往来し、時空を超えたエクリチュールへ読者を誘う、フランスの現代作家パスカル・キニャール氏を迎え、第一線で活躍する研究者との応答、さらには自作朗読、作家・堀江敏幸氏との対談からリサイタルまで、充実したシンポジウムとなります。哲学・文学・歴史・人類学・精神分析の垣根を超えて、人間の思考作用(ノエシス)を探求するキニャール氏の〈最後の王国〉に直に触れる機会となるはずです。ぜひ足をお運びください。
同時に、《パスカル・キニャール・コレクション》からも、『落馬する人々〈最後の王国7〉』『涙』を刊行します。当日会場でも販売いたしますので、この機会にご覧下さい。

また、あわせて以下のイベントが開催されます。こちらにもぜひお越しください。
▶「パスカル・キニャールとの対話」、5月12日(土)15時〜18時10分、東京大学駒場キャンパス18号館ホール、予約不要・参加費無料(詳細はこちらのPDFをご覧下さい
▶「作家50年目の夜――パスカル・キニャール/博多かおる」【コンサート】、5月16日(水)19時〜20時30分、長崎大学文教キャンパス内長崎創楽堂、一般2000円/大学生以下1000円(ウェブサイト

 

今福龍太コレクション〈パルティータ〉完結記念イベント開催!

2018年 4月 20日

今福コレクション〈パルティータ〉完結記念イベント

今福龍太×松浦寿夫
世界の分岐点から

──「パルティータ」に込められた〈思想〉と秘められた〈謎〉に迫る!

日程:2018年4月28日(土)
場所:本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
時間:15:00~17:00 (14:30開場)
参加費:[前売]1,500yen + 1 drink order
 [当日]2,000yen + 1 drink order(当日現金でお支払いの場合のみ)

※参加をご希望の方は、本屋B&Bのウェブサイト(http://bookandbeer.com/event/20180428_partita/)をご覧ください。

〈近代〉的な制度や枠組みを常に乗り越えて思考し、多様な〈世界〉の可能性を探求しつづけてきた今福龍太さんの5巻本コレクション〈パルティータ〉が、本年1月に完結しました。
今福さんの文化理論における主著『クレオール主義』と『群島-世界論』の復刊を皮切りに、新編集の人類学試論集『隠すことの叡智』、アメリカの境界領域を彷徨う傑作紀行『ボーダー・クロニクルズ』、そして批評的な寓話『ないものがある世界』によって構成された〈パルティータ〉。それは、岐路に立つ現代社会から私たちが新たな〈世界〉をめざして果敢に旅立つための刺激的な指針にあふれています。
このコレクションの完結を記念して、著者の今福龍太さんをお呼びしたトークイベントを開催します!
ゲストは、画家であり美術批評家の松浦寿夫さん。西洋絵画史の言説を「感覚の論理学」の立場から検証し、芸術の実践と理論の両面からアートや学問世界を批評してきた松浦さんは、この稀有なコレクションを、どのような書物と捉え、そして読んだのか? 松浦さんにその魅力をたっぷり語っていただきます。
コレクション名として名づけられた〈パルティータ〉(分界=出発=組曲)の来歴をたどりながら、5冊の本に込められた〈思想〉と秘められた〈謎〉に迫ります! Read the rest of this entry »

 

『リメイク映画の創造力』刊行記念イベント開催!

2018年 4月 18日

渡邉大輔×北村匡平
『リメイク映画の創造力』刊行記念イベント
~映画はリメイクがお好き?~

日程:2018年4月27日(金)
場所:本屋B&B 東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
時間:20:00~22:00 (19:30開場)
参加費:1,500円+1 drink 500円

※参加をご希望の方は、本屋B&Bのウェブサイト(http://bookandbeer.com/event/20180427_remake-movie/)をご覧ください。

小津・黒澤・溝口からハリウッド映画、さらにゴジラまで多彩に論じた本邦初の本格的リメイク映画論『リメイク映画の創造力』が好評発売中です。本書は、映画研究の最前線を走る執筆陣に加えて、映画監督の塚本晋也さん、東宝プロデューサーの市川南さんへのインタビューも収め、時代/国境を越えて再創造される 映画のダイナミズムをひもとき「映画を観る」という身体経験を問い直す試みです。
このたび、本書に関わった渡邉大輔さんと北村匡平さんをお招きし、「映画の(再)創造力」をめぐって語っていただきます。 Read the rest of this entry »

 

『自叙の迷宮』公開合評会開催のお知らせ

2018年 3月 12日

『自叙の迷宮―近代ロシアにおける自伝的言説』
公開合評会開催のお知らせ


本月刊行された中村唯史+大平陽一編『自叙の迷宮―近代ロシアにおける自伝的言説』の公開合評会が、以下の要領で開催されます。予約不要です。ご関心のある方はぜひお気軽にお越しください。

日時:2018年3月16日(金)13時30分〜17時30分
場所:早稲田大学戸山キャンパス39号館6階第7会議室
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