1月の新刊:安藤元雄詩集集成

2019年 2月 1日 コメントは受け付けていません。

安藤元雄詩集集成安藤元雄詩集集成
解説=野村喜和夫

判型:A5判上製函入
頁数:582頁
定価:8000円+税
ISBN:978-4-8010-0387-3 C0092
装幀:山崎登
好評発売中!

孤峰の詩人が紡ぐ「詩そのものの存在証明」
詩を読むという経験の本源的困難さと悦びをもたらす現代詩の最良の成果。半世紀にわたる全詩業を一冊に収録。

目次
詩集 秋の鎮魂(1957)
詩集 船と その歌(1972)
詩集 水の中の歳月(1980)
詩集 この街のほろびるとき(1986)
詩集 夜の音(1988)
詩集 カドミウム・グリーン(1992)
めぐりの歌(1999)
詩集 わがノルマンディー(2003)
樹下(2015)

解説/年譜/書誌・初出一覧

著者について
安藤元雄(あんどうもとお)
1934年、東京都生まれ。詩人、フランス文学者。明治大学名誉教授。詩集に『水の中の歳月』(高見順賞)、『夜の音』(現代詩花椿賞)、『めぐりの歌』(萩原朔太郎賞)、『わがノルマンディー』(詩歌文学館賞ほか)などが、評論集に『現代詩を読む』、『フーガの技法』などが、翻訳にボードレール『悪の華』全訳、グラック『シルトの岸辺』、ベケット『名づけえぬもの』、シュペルヴィエル『詩集』などが、編纂(共編)に『堀口大學全集』、『齋藤磯雄著作集』、『立原道造全集』、『フランス名詩選』などがある。

関連書
『悪の華』を読む/安藤元雄/2800円+税
マチネ・ポエティク詩集/福永武彦・加藤周一・中村真一郎ほか/4000円+税
よろこべ午後も脳だ/野村喜和夫/3500円+税

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