8月の新刊『ガンバラ:バルザック芸術/狂気小説選集2』

2010年 8月 17日 コメントは受け付けていません。

balzac_ongaku_coverバルザック芸術/狂気小説選集2
【音楽と狂気】

ガンバラ 他

私市保彦・加藤尚宏・博多かおる・大下祥枝訳

四六判上製336頁/定価3000円+税
ISBN978-4-89176-792-1  C0397  8月20日頃発売!



すべて新訳となる新シリーズ第2弾!

オーケストラ全体を独りで再現するために、
奇妙な楽器を発明し、狂ったように演奏する音楽家ガンバラ。
唯一、酔ったときにだけ天才的に演奏できることがわかり、
ある企てに巻き込まれていく……。
フランスで本格的に音楽を論じた最初の小説といわれる表題作のほか、
「マッシミラ・ドーニ」など「音楽」と「狂気」が交錯する4篇を収録。

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目次
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ガンバラ(博多かおる訳)
マッシミラ・ドーニ(加藤尚宏訳)
ファチーノ・カーネ(私市保彦訳)
アデュー(大下祥枝訳)

解説:狂気の絶対と現実感覚とを隔てる微妙な差(加藤尚宏)


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【好評発売中】

balzac_cover-31バルザック芸術/狂気小説選集1
【絵画と狂気】

知られざる傑作 他

私市保彦・芳川泰久・澤田肇・片桐祐・
奥田恭士・佐野栄一訳


四六判上製336頁/定価3000円+税
ISBN978-4-89176-791-4 C0397



内的夢想の氾濫によって現代を幻視する、
《過剰》と《想像力》の作家・バルザック。
狂気と現実のあわいを横断するベスト・セレクションにして、
すべて新訳の新シリーズ、刊行開始!(全4巻)



生命ある絵を追い求め、10年を費やして
「カトリーヌ」を描いた老画家フレンホーフェル。
長らく秘密にされていた、その絵の本当の姿が
明らかになったとき、画家は……。

ピカソやセザンヌが主人公に自分を重ね合わせたという
表題作のほか、「絵画」と「狂気」が交錯する6篇を収録。

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目次
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鞠打つ猫の店(澤田肇訳)
財布(片桐祐訳)
知られざる傑作(芳川泰久訳)
ピエール・グラスー(私市保彦訳)
海辺の悲劇(奥田恭士訳)
柘榴屋敷(佐野栄一訳)

解説:画家の群像と情念に侵された風景(私市保彦)

【内容見本進呈】
ご希望の方は、80円切手を同封のうえ、
下記弊社営業部までお申し込み下さい。

112-0002  東京都文京区小石川 2-10-1-202

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