編集部通信/『絵本の子どもたち』その後

2010年 10月 5日 コメントは受け付けていません。

今年4月に『絵本の子どもたち』を刊行してから約半年、
地道ながらも確実に読者が増え、評判をきいて
買い求めるひとが後を絶ちません。
そのようななか、関西の大学生協のかたが本を読んで感動し、
「『絵本の子どもたち』と14人の絵本作家」フェアを企画、
来月あたりから大阪教育大学の生協店舗を皮切りに
展開していくという話も入ってきています。

9月28日発売の『ユリイカ』10月号では、
「子どもをめぐる冒険」と題した、
『絵本の子どもたち』についての著者自身による短いエッセイが、
巻末の「われ発見せり」というコーナーに掲載されました。

そして、九州の『西日本新聞』10月3日付朝刊に、
「ページをめくれば楽しい王国」という見出しで、
歌人の松村由利子氏による素晴らしい書評が載りました。
「電子書籍元年」に『絵本の子どもたち』が出たことの
意義についてふれておられますので、
ぜひご覧になってみてください。こちら→ (編集部 So)


ehon_cover寺村摩耶子著

『絵本の子どもたち 14人の絵本作家の世界』

ISBN 978-4-89176-779-2  C0095
A5判上製320頁+カラー口絵8頁 定価3500円+税
全国書店絵本・芸術書コーナーほかで好評発売中!





子どもの本を舞台に、
美しい作品を作りつづけている絵本作家たち。
14人のクリエイターたちの魅力あふれる世界を
200点以上の絵本をとおしてみつめた
注目の絵本作家論集!
貴重な資料であると同時に、
驚きと楽しさにみちた生のドキュメント。
カラー口絵8頁ほか図版多数収録。

——絵本の森への招待。14の入口——
片山健/長新太/スズキコージ/井上洋介/
荒井良二/飯野和好/たむらしげる/
宇野亜喜良/酒井駒子/沢田としき/
谷川晃一/島田ゆか/南椌椌/木葉井悦子

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